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会員とクラブの関係 [BRM四方山話]

2011.11.8(火)

日本でブルベ(ACP公認BRM)を走るには、全国15の主催者団体(クラブ)が開催する各BRMへ申込みをするところから始まります。
※2012年からAJ群馬がスタートするため、既存の14クラブに加えて15になります。

ブルベ自体は広く一般に門戸を広げているためAJ会員にならなくても参加することは出来ます。
AJ会員は会員として団体保険に加入しているため、BRMを主催する側からすると「AJ会員=保険加入者」として保険関係の手続きを都度行わなくてもよい参加者となります。その他の一般参加者は各個人で保険に加入していても、そうでなくても、BRM開催期間中にカバーされるスポット保険加入が義務付けられ、そのような手続きを主催者がAJを通じて申請することになります。

各BRMのエントリーは殆どの主催者団体がAJを通じてスポーツエントリーを利用して募集しています。
この時に入力する項目で、実は一番大切なものは以下のとおりです。
※詳しくはAJの「BRM/参加するには」のページを参照

・Num(姓のアルファベット表記)
・Prenum(名のアルファベット表記)
・AJ会員番号
・所属クラブ

AJのサイトから各BRMのリザルトを見たことがある人は分かると思いますが、これらの項目がリザルトに表示されています。

NumやPrenumというのは認定するのがフランスのACPなので、アルファベット表記しか受け付けてくれないわけです。そういう意味でこれは自分自身をどういう表記でACPに同一人物として認識してもらうか?ということを意識して毎回同じ表記で記入する必要があるのです。

AJ会員番号については、上で書いたとおり保険の関係があるので会員か否かというのは大切な項目です。参加費も異なりますし(裏でやってくれている)保険の手続きも異なります。

最後に残った所属クラブ。これが、なんとなく意味がわからずスタッフになる前は、
「とりあえずAJ会員だから、Audax Japanにしとく」というような感じで記入していました。
最初に走ったのは一般でAJ千葉へ参加、わりとお世話になっているのは、神奈川、千葉、そして埼玉。たまに宇都宮にも行くし、北海道にも行く。どこに所属しているか、そもそも所属ってなに?というような意識です。

スタッフになってからは「まぁ自分のところなんだろうなぁ」と、どこのブルベに参加する時も「ヴェロクラブランドヌール青葉」にしておこうか、ということになりました。

AJの説明を読むと、Audax JapanはAJ会員しか選べないけど、その他の各クラブについては、AJ会員でも一般でも自由に選べるようなことになっています。
「心の会員」とか勝手な呼び方をして、自分はどこそこの所属と勝手に名乗ることはできるようですが、それがどういう意味をもつのかは知らずじまい。ただ、やっぱりなんとなくしっくりこない感じが残ります。

AJ会員には会費があって保険があって、会員かそうでないかは一目瞭然なのですが、各主催団体(クラブ)はと言うと・・・
歴史があっていろいろあって、おそらく過去の話を聞いてみれば様々な理由があるのでしょうが。

独自の会員制度を敷いているクラブも中にはあって、AJ宇都宮では正会員(いわゆるスタッフ)、賛助会員という区分で他とは区別をつけているようです。

あくまでも個人の素朴な疑問なのですが、主催者団体(クラブ)も主催者と参加者のクラブであって、普通にクラブ活動していてもよさそうだし、クラブ側があずかり知らないところで勝手に「私は○○の所属です」とエントリーできちゃうのは、(現時点ではリザルトへの表記だけかもしれないけど)一スタッフとしては???という感覚だったりします。

会費もないし、メリットも特にないのに「○○クラブ所属」というのは、やはり「心の会員」みたいなものでしょうか。
走る人のクラブとしても、自分のところのクラブ会員制度をなんらかの形で作った方が良いのでは?
いろいろ考えることが多い今日この頃です。

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