SSブログ

Randonneur10000を目指す?目指さない? [BRM四方山話]

2013.1.8(火)

正月から寝込んだまま、いまだに自転車乗れてない状態だったりしますが、
軽めのブルベ話でも。

つい先日、AJサイトに、Randonneur 10000の表彰について案内が掲載されたようです。
参考:表彰/Randonneur 10000【ランドヌール10000】

原文の方を少し前に読んで、へぇ〜ってぐらいの感じでは知っていましたが、
日本語でAJサイトに説明が載ってくると、なんとなくリアリティが出てきます。
詳細はリンク先のページで読んでみてください。

私自身は、一昨年完走できたPBPをもって、Randonneur 5000の受賞資格を獲得しました。
PBPの認定が昨年の頭に正式に届いて、昨年秋にAJを通じてR5000の申請を行ったばかりです。
R5000の表彰がいつくるかなぁ、というのが今のお楽しみ。

ACP公認BRMの歴史は古いですが、R5000がこれまでの表彰では最高峰のもの。
おそらくR5000受賞者は山のように増えているもの、フランス国内で古くから走っている
ベテラン勢にとっては何か新たな表彰資格が必要だったのでしょう。
(推測)

R10000の受賞資格をリンク先から読んでみると、必須イベントが5つ挙げられています。

1. ACP認定BRM全シリーズを2回ずつ:200、300、400、600、1,000km 
 より長い距離のブルベで代替することはできません。
 必ず200、300、400、600、1,000kmの認定が必要になります。
2. パリ・ブレスト・パリ・ランドヌール1,200kmを1回
3. PBP以外のRM(Randonneurs Mondiaux)認定の1,200㎞以上のBRMを1回
4. Fleche Velocioを1回(日本ではFleche Velocio の規定に基いたFleche Japonでよい)
 360kmを超えて走った場合、360kmではなく実際の認定走行距離で申請が可能です。
5. シューペル・ランドネのランドヌール部門

ちなみに私の場合、今どうなっているかというと、2つ足りません。
1つは、ACP認定BRMシリーズ1000kmを1本しか完走していないため、もう1本認定が必要
もう1つは、シューペル・ランドネのランドヌール部門が1本

ブルベにたらねばはありませんが、前者はチャンスが無かった訳ではありません。
最初にSR(WSR)取った2009年にそこで満足せず、1000kmも行っちゃえ〜!!
と勢いにまかせて、
オダックス埼玉のアタック秋田1000kmに出ていれば完走できていたかもしれません。
でも、その時はもうお腹いっぱいだったんですよね。
SRを獲ることがその時の目標であって、それが取れただけで良かったと思ってましたから。
600km走って、さらに400kmを続けて走るなど、だいぶ逝っちゃってる人達だ。
「SRまでは普通の人でも走れるけど、それ以上は変態」(当時の個人の感想ですw)

1000kmはチャンスがあれば走りたいと思っているので、スケジュールが調整できて、
自分の体力・精神力がきちんと準備できていたら今年の秋に宮城1000kmへチャレンジしても
よいかな、と思っていたりします。
(年初に寝込んでいる最中には、今年はSRギリギリ獲るぐらいで終わるかな?と弱気だったり)

後者は少し状況が違っていて、日本でもSR600コースが3本も新たに出来るという話があって、
実は「えぇ〜」って驚いていたりするところです。
最初にSR10000の話を原文で読んだ時に思ったことは、
「プロバンスで山岳パーマネントかぁ。さすがに自分には敷居が高すぎるなぁ。」
という、諦めの境地に近いものでした。

体力的に山岳パーマネントコースを走破できるようになる。
それを目標に地道にトレーニングをしていけば、走って走れないことはないのかもしれません。
でも、まずはそれが第一の関門。
そして、次の関門は海外でソロで4日間も走り続けることができるのか?ということ。

これまでの海外自転車経験は、最大限に沿道の住民までもが私設エイドでサポートしてくれる、
特殊な世界でのPBP1本のみです。
平地だし、途中にBARもあるし、そういうのが無い場所では、住民のサポートがあったりする。
かなり手厚いサポートの中でお祭りライドで走らせて貰って、それでもギリギリ完走というのが、
その時の自分の状態だったりします。

海外で全く土地勘のない山岳コースを、ソロで走れるのか?
補給はどうすればよいのか、といった細かいところからつまづきがあるはずです。

いつか行ってはみたいけど、もう2周りぐらいレベルアップしないと、
自分にはチャレンジする入口にすら立てないだろうな、と思った訳です。

ところが国内でSR600となると、山岳パーマネントは単に「のぼれるか」というだけの話に
敷居が一気にガクンと下がってくるのです。
ある程度の走り込みと、適正な体重へ戻すだけで、
国内のSR600であれば完走は見えてくるはずです。
(いや、それもそんなに簡単な話じゃ無いですけどね。万年最後尾グループの私としては)

ここまで書いといて何ですが、自分自身では、今年その2つを完走してR10000というのは、
まだあまり意識していません。
宮城1000km走れたらいいな、と思っているだけですが、日程があうか、
また開催時の気象条件がどうか?というところは運任せだったりしますし。

もっとも気にしているのは、本国フランスで長いことブルベを楽しんでいるベテラン向けに
R10000が出来たのではないか?
海外の新参者がホイホイ、それを簡単に獲ってしまっていいのだろうか?
という、素朴な疑問もあったりするのですけれど。
(これは個人の感想であって、別にそんなことには拘る必要もなく
 獲りたい人はホイホイ獲っちゃっていいのでしょうが。でも、なんとなく。)

↑読んだよ!とお一つ応援クリックしていただけると励みになります。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0