頭脳で走るロングライドの実践術 [自転車本]
2015.4.14(火)
「頭脳で走るロングライドの実践術」
頭脳で走るロングライドの実践術: センリャク的長距離サイクリングの極意50か条
- 作者: 田村 浩
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2015/04/06
- メディア: 単行本
ランドヌール誌の編集長、田村さんの新刊を献本で頂きました。
ありがとうございます。
タイトルからだと分かりませんが、この中にある50か条のうち15がブルベ関連です。
そして「ブルベ紙上レポート」として昨年2014年のBRM628たまがわ600km白馬・木崎湖に田村さん自身が参加された時のレポートが載っていたりします。4ページほどですが昨年の白馬・木崎湖(朝スタート組)の過酷なブルベの模様が伝わるかと思います。天候の変化でDNFに追い込まれた方がかなりいたブルベですが、木崎湖キャンプ場の通過チェックをサッと立ち去ってご自分のペースで走り続けられたからこそ、しっかり完走されたということでしょう。
木崎湖で休憩された方、バンガローの場所のどこに当たるかでDNF率が大きく変わったということは内緒です。
先月の頭にこのレポートの4pゲラをpdfで拝見させていただいてましたが、実際に本で読むとまたちょっと違った感じに見えたりします。
プロの編集者がまとめた本なので、ロングライド入門というかブルベ入門?という意味で、わかりやすく読みやすい本に仕上がっていると思います。書店で見かけたらチラ見して、気に入ったなら買ってみて下さい。
ブルベ関連の15か条は、あくまでも田村さん自身の経験から来たものがベースになっているお話です。昔からランドナーで峠越えを楽しまれていた方ですから、自転車についての経験は十分あるところからブルベを始めてみて、ご自身でコース設計をして200kmBRMの主催までされたところまでがカバーされています。
主催に関するところは、所属されているR東京でのお作法によるものなので、他クラブでは大まかなところは同じでしょうが、それなりに違いはあったりします。(通常はある程度経験がないと主催は任せて貰えない、スタッフの役割分担の違い、etc.)
そのあたりご理解の上、お読みいただければ主催がらみのところも多少は知識として得られるものも多いと思います。
2015-04-14 23:48
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