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ウェーブスタートご存知ですか? [BRMスタッフ見習]

2013.8.31(土)

 ブルベのスタートは、車検(装備品のチェック)が終わってスタッフから出走サインを貰った後、スタッフの指示にしたがってスタート可能な時間帯になったら、各参加者が任意の時間にそれぞれスタートしていく仕組みになっています。

 参加人数がさほど多くないブルベでは、公式のスタート時間が例えば6時だったら、各クラブ、主催者毎に多少異なりますが大概は6時前後(数分前ぐらいからOK)、もしくは6時を過ぎた時点からスタート可能という感じでしょう。

 ところが、参加人数がある程度多くなってくると、これだと周囲の交通への悪影響が懸念されるためうまくいきません。そのため「ウェーブスタート」と呼ばれる仕組みで、数人ずつ小グループに分けて、公式のスタート時間を5分ないし10分ぐらいずつずらして、そこからスタートしてもらうことになります。

 このあたり、前回の西上州300の時にこのブログでも書いているので、ウェーブスタートについてご存知ない方は、参考にしてみて下さい。


 ウェーブスタートは、参加者が割り当てられたウェーブ番号毎にスタート時間が異なりますから、制限時間も途中のPCのオープン・クローズ時間もその分ずれることになります。
当日の朝、受付順でウェーブ番号を割り当てられることになるので、そのずれを事前に把握することはできません。キューシートにも標準的なスタート時間でのオープン・クローズ時間が書かれているだけで、ずれは書いていません。

 慣れている人は問題ないと思いますが、そうでない人は若干混乱することが考えられるので、ブルベカードのオープン・クローズ時間の表示を、ウェーブ毎のスタート時間にあわせて修正したものを印字することもあります。
手間がかかるので、そういうことはせずに標準時間でのブルベカード(1種類)のみを配るところもあるので、ブルベカードの記載がどちらの表記になっているかは、受付で貰った後に自分で確認しておくことが必要です。
特に、途中のPCでタイムアウトするかどうか?というギリギリで走る可能性のある人は、そのあたりのクローズ時間の表記が自分のウェーブだと何時になるかをしっかり事前に把握しておくことが大切です。

 たまに「タイムアウトで間に合わなかったのでDNFします」と連絡を貰って、微妙な差なので念のため訊いてみると、その人のウェーブだと間に合っている、ということもあったりします。隣の人は前のウェーブで、その人はタイムアウトしてたりすることもありますが。
このあたりは、自分で管理して自分で判断することが前提ですが、わからない場合は、その時点ですぐスタッフに電話連絡して訊いて下さい。後になってから「実は間に合ってたらしい」ということを知るのは後味の悪い体験につながります。(むしろ知らない方が幸せ?)

 このあたりの話は、ブルベ当日のブリーフィングでも軽く説明はあると思います。が、たいがい当日朝のブリーフィングは聞いていても上の空という人もいて、大切なことを覚えていなかったりします。

 事前にこういう話は、ブルベ参加経験の豊富な友人・知人などから訊いておくことをお勧めします。
ただし、各クラブ、主催者ごとに多少やり方は異なりますので、そのあたりの差があることは前提として知っておいて下さい。思い込みで間違えることもわりとよくあるらしいので、最後のチャンスは当日のブリーフィングで「なにか質問はありますか?」とスタッフから訊かれた際に、不明な点が残っていれば全てクリアにしておいて下さい。


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問い合わせメールでお願いしたいこと [BRMスタッフ見習]

2013.8.30(金)

 今年は主催数が少ないのですが、相対的にブルベに不慣れな参加者や初めての参加者の人が多いためか、個別の問い合わせがそれなりに入ってきます。
(ここで書いてるのは、昨日、今日にあった問い合わせではなく、少し前の問い合わせについて思ったことを書いています。念のため。)

 わからないことがあれば訊くというのが正しい方法なので、問い合わせ自体はいつでも受け付けています。
ただ、知っておいて欲しいこととして、スタッフは毎日ブルベに関する作業をしているわけではなく、週に1度まとめて返信したり、場合によっては試走や他のブルベを走っていたりで週末自体ブルベ関連の事務作業はできない場合もあります。

 特定のブルベについての問い合わせについては、その主催者が担当して回答するところが多いでしょう。
(各クラブや各主催者毎にそのあたりは千差万別でしょうが一般的な傾向として)

 ブルベ全般とか一般的なことは、そういうところに訊かなくても、最近では自転車雑誌や専門誌を読めば、分かりやすく解説してある記事もあったりします。

 主催者に直接確認しないとわからない、ということであれば遠慮無く訊いていただいて構わないのですが、それ以前のところの質問が最近多く寄せられていて、主催担当としてでもそうですが、一ランドヌールとしても、
「こんな感じで訊いてくるのは、まだブルベに参加する準備ができてないんじゃないか?」という懸念を感じるわけです。

 自分のことが自分でできる。自分で判断することができる。というレベルがどの程度であるか?
そのあたりの線引きで、かなり甘めに引いている人がチラホラ散見されるようで正直困っています。

あと、問い合わせメールで自分の名前も名乗れない人が多いのは、私だけでなくよそのクラブでも、あまりいい顔をされていないことを知るべきでしょう。
参加者であれば、参加者の○○です。と、フルネームで名乗る方が間違いがありません。
同姓の方はそれなりにいたりします。

自分自身が他のクラブに問い合わせをする際は、次の3点を必ず記載しています。
・氏名(漢字で姓・名)
・アルファベット姓・名(ACP認定用に使っているものと同じもの)
・AJ会員番号(その年のもの、今年で言うと、0000-13形式)

あと連絡先がわかるものとして、メールで自動的に入るfromだけでなく本文中に、
・メールアドレス
も記載しています。(他に携帯番号なども書いてますが、そこまでは不要かな?)

メールの件名も無ければ、名乗らない。
最近はそういうのが普通になっちゃいましたよね、とか言う人もいたりするわけですが、いい年をした大人がそれだと、ちょっと・・・という気もするわけです。
若い人だけでなく、それなりの年齢の方でもそういう方がいたりします。
(たまに、他のクラブの全く違う日程のブルベの問い合わせをしてくる方もいたりします。どのブルベの参加者かわかるようにちゃんと書いてあれば、その問い合わせ自体が違う宛先のものだとこちらでも判断できたりしますが・・・メールアドレスから逆引きで調べても分からない人とか、どう回答してよいやら。念のため「どちらへお送りですか?」と返信はしますけど。)

 私が主催担当している200kmは、ブルベ初心者の人が参加しやすいように、と意図してはいますが、あくまでも「ブルベという形式でのロングライドイベント」が初めて、ということであって「ロングライドが初めて」とか「自転車が初めて」に近い人までは対象になりえません。このあたりはブルベが何か?ってことをきちんとご理解いただけていれば間違えることは無いと思うのですが。
(「走れりゃいいんだろ?」って人はまた違う意味で困るのですが)

 そういうことも含めて、来年はもう少し、さらに考えて対策を打たなければならないと思うと、少しばかり頭が痛い感じがするわけです。


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ブルベ前のロングライド回想:2008年直江津集合!(3) [自転車雑記]

2013.8.29(木)

 群馬藤岡あたりで洗濯と補給を終えて、23時ごろ再び走り始めます。

 高崎をどう抜けて渋川につなぐのがよいか?この時いまいち把握できていませんでした。
R17はバイパス区間など自転車通行止めになってたはず、ということは車で走って知っていましたが、自転車で走るのは初めてなので、県道クラスの道をつないでいこうとそのまま進んで行きます。
ちゃんとした道路地図も持たず、詳細ルートをキューシートやメモに落とすことなく走っているので、頼りになるのは青い行き先表示の道路看板だけだったりします。

 K30はすぐに右折していくわけですが、おそらくそんなことは気づかず直進して行き、吉井のあたりからK71へスイッチすることを考えていたと思います。このあたりでちょっと行きすぎて、地図を出しながら迷走しつつなんとか上信電鉄の線路沿いまで戻って場所を確認してみたり。結局、違う道をたどりながらK30へ戻ってきたかもしれません。すると、目の前を走りすぎていく自転車が一台。

 こんな時間にこんなところを走っているなんて物好きだなぁ、と思いながら少し後ろを走っていて、そのうち気づきます。「もしかして、直江津?」と聞いてみると、そうらしい。自分よりも後ろにいる人はもっと遅い時間から一気に高速で駆け抜けていく人ばかりだと思っていたのに、こんな時間にこんなところにいるなんて。

 高崎を抜けるまで、ちょっと知恵をかりながら走っていくことにします。あとで知るんですけどね。>あきさん

 案の定、高崎に近づいたところでR17につながって、そこはやっぱり走れない。やはり県道クラスの道でつないでいくしかないだろう、と迂回して渋川を目指します。渋川のあたりで、あきさんは休憩するからと分かれたんだったか?

 SNS(なにあそ)で先行している人達の状況をチラ見しながら、行けるところまで行こうと走って行きます。渋川からはR353ではなくK35。その昔よく車で走っていた道なので、国道だけでなく県道の方が自転車だと走りやすいだろうと思っての選択です。この先あまり補給が取れなくなるだろうな、ということでコンビニを見つけて一休み。軽く補給をして、軒先でちょこっとだけお休みタイム。風が少し吹いてきて雨がぱらついて寒いので、エマージェンシーシートにくるまって休憩です。小一時間休むつもりがあまり休めず適当なところで切り上げます。
シート状のものは、風に吹かれるとひらひらとしてしまってあまり効果がありません。濡れたあと小さく畳むことも難しく収納に難儀します。
その後のブルベでは、常にエマージェンシーシート(UL系のスリーブ状になってるタイプ)を持ち歩いてますが、実は使ったことはありません。そんなに多用するものじゃないと思っているので、本当に緊急時のビバーク(DNF絡み)する時用みたいな位置づけにしています。

 ブルベじゃないと15km/hみたいな最低移動平均速度の縛りがないので、道中適当な休憩は自分で考えて取ることになりますが、雨天だと休憩場所が難しいことをこの時思い知る訳です。

 再度走り出して、草津を目指していきます。中之条を過ぎたか手前だったか、ドライブインっぽい建物を見つけて、その軒先が広いところでちょっと休憩させてもらいます。仮眠としてちゃんと寝れたかどうかは、今となっては記憶があいまいですが、雨をしのげて横になって少し目を閉じているだけでも身体は多少回復します。

 先行している人達は、草津温泉に入ったりしているようですが、どうにも寒いらしいという情報を得て、朝になってから上り始める方がいいだろうな、と思うわけです。時間調整も兼ねてしばし休憩。

 薄明るくなってから、といっても曇りですからどんよりとした空の下、走り始めます。
途中のコンビニで少しだけ水分とゼリー、羊羹などを買い込み、長野原草津口から六合村へ上っていきます。

 ちなみに当時はまだ六合村でした。(今は合併して吾妻郡中之条町、ぐんまのやぼうで覚えましたw)
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道の駅・六合村を頼りにしてたわけですが、まだ朝の7時で早すぎて開いてません。
トイレだけ借りて、自販機でジュースを飲んだのか、お腹すいたと思いながらゼリーを食べて草津へ上っていきます。

六合村での休憩後50分ぐらいで草津のコンビニに到着。
8時に朝ご飯をがっつり補給、といってもコンビニ軒先での寂しい補給です。

天気がいまひとつな状態で渋峠にのぼるのはどうなのか?
とか、まともな判断ができる頭の状態であればルート変更したはずですが、この時はもう「行くしかない」と謎のモチベーションで進んで行ったようです。

8:40頃に「これから登ります。寒いです(;_;)」とか書いています。

そして、雨が降る中、真っ白で何も見えない渋峠をひとりで上り、11:20頃にクリア。
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お約束の証明ももらっておきました。
売店で菓子パンとか買って補給したでしょうか。その後なので時刻は11:43
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そのあたりはSoftbankの携帯は(当時)つながりませんから、SNSへの報告は湯田中へ降りて、道の駅で休憩しながら時差ありで。

上りは雨、何もみえずという状態でしたが、渋峠を越えて下り始めたら路面はドライ。
これは助かりました。
ある程度下っていくと、丸池あたりで登ってくるMTBの人達とスライドします。
「こんちは〜!」と叫びながら手を振って、そういうのがとても嬉しく思うわけです。

そして、湯田中まで下るとずぶ濡れのレインウェアはある程度乾いた状態に戻った感じです。
この時、パールイズミのレインキャップを初めて被って走っていました。

(パールイズミ)PEARL IZUMI レインキャップ

(パールイズミ)PEARL IZUMI レインキャップ

  • 出版社/メーカー: PEARL IZUMI(パールイズミ)
  • メディア: ウェア&シューズ

人によって違うと思いますが、コンタクトで度無しのアイウェアを使っていて、雨だとアイウェアの外側が水滴で見づらく、内側が曇ってやはり見づらくなるわけです。ヘルメットにアイウェアを差して、ヘルメット下に被っているレインキャップ(透明なツバ付き)越しに前方を見て走る方が自分には見やすくて走りやすかったです。

ツバが大きくたためないので下りも被ったままですが、若干下向きにすればバタバタすることなく問題無くそれなりのスピードで下ることもできました。
いまでもこの時のレインキャップを使っています。多少透明なツバの一部に擦り傷がついてたりしますが、まだまだ現役。5年使って雨の中だけでも5000km以上は走っているでしょう。

 渋峠をクリアしたら、もうなんだかゴールしたような気分になってしまった訳ですが、ここから先もまだあるんですよね。

 吉野家かすき家か忘れましたが、牛丼屋でお昼ご飯を補給して、R18へスイッチして飯綱から野尻湖へ。
その先途中で痛恨のパンク。R18の路肩でなにか異物を拾ってしまったようです。歩道にあがって広いところでタイヤを外してチューブを交換しておきます。

 ボントレからミシュランPro3に変えて、(当時)比較的パンクには強いと思っていたのですが、異物はダメかぁ(´・ω・`)としながらゆっくりめに交換しておきます。時間的にはまだ余裕があるのですが、そろそろ後続に追い抜かれてもおかしくない感じです。できればちょっと逃げたいなぁ、とこっそりスケベ心で思う訳です。

 しばらく走って下りになって、気持ちよくガーッと下っていると、またパンク?どうもスローパンクしている感じで再び停まります。少し時間をかけてチェックをしてみますがよく分かりません。
おそらく、調子こいて飛ばすな!という神の啓示なのかもしれないと思うことにします。パンクした箇所のタイヤ側の裏にタイヤブートを貼り付けてガードしていたのですが、もしかしたらタイヤブートの角が鋭角になっていて
、そこで打ち付けてパンクしたのかもしれません。タイヤブートを外してパワーテープを張り直しておきます。

 2回目のパンク修理が終わってコース復帰しようとすると、何人か自転車乗りが連なってやってくるのに遭遇します。あとは、直江津までほぼ下り基調という感じとなりご一緒させてもらいます。

 そんなこんなで、なんとか直江津(舟見公園)へ到着したのは、まだ時間的に余裕のある夕方到着だったようです。

 で、夕日待ちしていたら、再度スローパンクorz
スローパンクだからもうあまり走らないしまぁいいかってことで、フロアポンプを借りてポンピングしてお終い。

 自分にとっては2008年が初めての直江津集合!で、その後、宴会にも参加。
帰りはどうする?ってことは考えてなかったけど、翌日家の用事があるから夜行で帰った方がいいだろう、ということで、当時まだ走ってた急行能登で帰ることに。

後で書いてたSNS日記から

急行能登(自由席)で昨晩深夜0:31に直江津を出て、
今朝6:04に上野到着。
ちなみに座席は3列占領(ボックス状態+自転車置き場)

京浜東北6:12上野発、6:34大井町着
大井町線6:41大井町発、7:04二子玉川着
自転車組み立てる時間がないので、かついだまま徒歩で帰宅
7:16自宅到着

 指定は結構混んでたんだけど、その当時「自由席の方がきっとすいてるでしょ?」って話があって、あえて指定は取らずに自由席になだれ込んだわけです。案の定ガラガラでゆったり使わせてもらいました。(^^;)

 能登では途中どこかで時間調整?していた感じで停車してた時に一度目が覚めたぐらいであとは上野まで爆睡してたと思います。ボックスシートで寝ても疲れはすぐには取れない感じでしたけど、帰宅後すぐに子供の世話でいろいろ動き回ってたらしく、5年前は体力まだあったんだな、と吃驚する次第。

 ちなみに行程も後からSNS日記に書き込んだものがあってこんな感じだったようです。
天候とかコンディションもあったと思いますが、
そもそも走力不足&準備不足だったのでしょう。
いまだ、ヘロヘロ状態から脱せずという感じです。

ようやくEDGE305からログを吸い上げてみました。
ルートは、自宅>多摩サイ>羽村>八高線沿いで高崎手前
>高崎周辺は迷いつつ迂回>渋川から県道(吾妻川対岸)
>長野原草津口>六会村>草津>渋峠>湯田中
>中野>飯綱>18号で直江津

8/22 14:59スタート
距離 329.17km
時間 15:01:15(注:オートストップ計測)
平均 21.9km/h
平均心拍数 123bpm 最大心拍数 158bpm
平均ケイデンス 75rpm
というのが、全体での記録です。

草津から渋峠までの上りが、
距離 19.92km
時間 2:19:31
平均速度 8.6km/h
平均心拍数 128bpm
平均ケイデンス 49rpm (34T×25T シッティングのみ)
というのが、物語っていると思います。

疲労と睡眠不足(休憩したけど仮眠無し)で心拍あがらず、
高度計を睨みつつ根性だけで登り切りました。

Edge305のログは、古いMacのトレーニングセンターに入れたのか、
ちょっとすぐには探し出せず。
それが見れたら、もう少し細かいデータ(通過時間)とかも分かったかもしれないのですが。

装備とか仮眠とか、今思うとそれなりに考えてはいたのでしょう。
ブルベを走るようになってからも、あまり大きくは変わっていないような気がします。
変わったのは移動速度が年々遅くなっていく、ということだけ(苦笑)

残念なのは、子供の夏合宿と日程がバッティングするのでこれ以降は直江津集合!には参加出来ていません。
いつかまた行ける日が来るのか?

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ブルベ前のロングライド回想:2008年直江津集合!(2) [自転車雑記]

2013.8.28(水)

 もう5年も前のことですが、ところどころ鮮明に覚えているシーンがあったりします。
SNS日記にリアルタイムでUPしていたのを元ネタに、実際の行程がどうだったか振り返ってみます。

 スタートしたのは2008/8/22 15:00頃(GPSログだと14:59らしい)
自宅からは多摩川側道を通って狛江まで、狛江ダートから多摩サイへ入り羽村までが最初のアプローチです。
このあたりは普通に快適に、夏休みといっても平日の午後ですからおそらくAve.25km/hぐらいで移動。

 羽村(玉川兄弟)で一休みしてからその先は適当につないでいきます。当時は「八高線沿いの道」と自分で呼んでいたK30へ。越生あたりのドラッグストアで補給のためにワンストップ。コンビニとドラッグストアがあれば、ドラッグストアの方が補給が安くて済むという理由で、この頃はよくドラッグストアを利用していました。
一回の補給で停まる時間は、まだブルベを始める前でかなりのんびり。駐輪場の端に自転車を停めてワイヤーロックで固定して、etc.とそれなりに時間がかかっていました。

 この日の天気は下り坂、どこかで雨に降られることを前提に走っていました。

 このあたりで時折雨が降り出して、その都度、どこかの軒先でレインウェアを着たり脱いだり、ちょこちょこ繰り返してロスが多くなっていきます。

 小川町でK30からR254へスイッチ。当時は地図表示が無いEdge305をサイコンとして使っていたので、手持ちの地図はありません。100均で売ってる大きな1枚ものの道路地図を持っているだけで、細かいところはわかりません。それでもこのあたりまでは多少土地勘がある場所なので、道路標識の行き先表示だけでも十分走れていました。その先はちょっと心許ないので小川町のドラッグストアで再び補給ストップと地図の確認。

 児玉のあたりでダイソーを見つけて装備の追加でストップ。何を買ったか記憶が若干曖昧ですが、装備の何かが不足するかもしれない、ということでアルカリ電池を少し、あと雨対策の何かを買ったような気がします。
当時の前照灯はCATEYEのHL-EL510と520の2灯体制、どちらも単3を4本使いますがずっと夜間走行だと一晩持たなかったのでしょう。ある程度の速度で移動してどこかで仮眠するつもりでスペアの電池は少なめでしたが、雨で移動速度が落ちて夜間走行時間が長くなりそう、ということで念のためスペアの電池を(高いコンビニでなく)ダイソーで調達した、という感じです。

 そのあとしばらく走っていたら雨が止んで、群馬藤岡のあたりでR254から再びK30へスイッチして、藤岡北高校東Sでコインランドリーを発見。耳年増だったんでしょうねぇ。濡れたウェアを乾かすためにコインランドリーストップです。22時近かったと思いますが、ジャージの着替えは一式持ってきているので、コインランドリーの隅っこでまず着換えます。中にトイレもあるのですが夜は鍵がかかって使えなくなっているとは知らず、一瞬どうしようかと思いましたが、外から見えない死角を探して(苦笑)

 交差点の対角にはマクドナルドがあって、ここで洗濯している間に食べてくれば時間の短縮になるのだけど、と思いながらも、洗濯中にその場を離れるのも慣れてないとなかなかできず、しばらくコインランドリーの椅子に座って休憩します。

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 洗濯が終わって、ホカホカのジャージはジップロックに入れてからドイターに格納。ウインドブレーカーはホカホカに復活して羽織り直しておきます。

 対角のマクドナルドの看板は「24h OPEN」だったと思うのですが、近づいてみると店内に入れませんorz
普段はマクドナルドを利用しないので知らなかったのですが、その当時、夜はドライブスルーだけになる店舗だったようです。(マクドナルド藤岡インター店:今現在の営業時間は不明)

 少し考えたのですが、この先、吉野家とか適当なお店が道沿いに発見できるかわからないので、やはりここで食べておきたい。うーん、どうしよう。ダメ元で聞いてみるか?

 自転車に乗ったままドライブスルーに突入。普通にそのままオーダーします。

どきどきしながら受け取りに行くと、いたって普通に渡されてしまい拍子抜け。
どうも22:30以降はドライブスルーだけらしいです。(当時)
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 自転車なので、受け取ってもこんな感じ。
naoetsu2.jpg

 悲しいけど、どこにも座る場所がないので、屋外で食べます。
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 こんなことなら、先にテイクアウトで買って、洗濯しながら食べてればよかった(^^;)
とか思っても、当時はこういったことを知らないので仕方ないですよね。


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ブルベ前のロングライド回想:2008年直江津集合!(1) [自転車雑記]

2013.8.27(火)

 先週末、8/24(土)は、「直江津集合!」が例年どおり開催されたようで、今年も大盛況だったそうですね。
2008年の直江津集合!は、初めてのソロ・ロングライドで参加した記憶が今でも強く残っています。
私がブルベを始めたのがこの直後の9月の千葉200ですから、ブルベの直前にオーバーナイトでソロで走っていたということです。ちょっと懐かしいので思い出してみましょう。
遠い昔なのか、そうでもないのか、5年ほど昔の話です。

 その年の春にブルベを走っている人達と知り合いになって「今からでもSR取れる!」とか無茶苦茶なフリを貰いながらも、当時はまだ「200kmからの順次取得」が一般的な慣習として残っていて、300kmからスタートするのはさすがにちょっとなぁ、と尻込みして秋の200を走れたら、翌年からブルベを走ってみようぐらいの感じでした。
(2008/8/13に、BRM914千葉200kmにエントリーしたとか記録に残ってます) 
 
 5年前の8月に書いているSNS日記を読み返すと、当時はまだマジメに走っていたようです。
愛宕周回とか尾根幹とか、ひとりで練習していたとか普通に書いてるし、同じ人間とは思えない(苦笑)

前々日(スタート前日)8/21に直江津ドタ参を決めて、笑っちゃうことに買ってきたのは全て100均もの。
・関東地方道路地図(大きな一枚地図)
・反射タスキ
・レインコート下(ズボン)

 その日の夕方に、自転車から異音がするので大事をとってショップに点検に持って行って診てもらってたり。

 初めてなのに、きっと周りの人の基準がおかしいことに気づかず、ルートは渋峠を選択。

スタート当日8/22に備品チェックリストを書いてます。

渋峠行き装備チェック(出遅れ備忘録)

とりあえず子守り&留守番の合間に準備です。
自転車準備は、空気圧以外OK(出発時にチェック)

前照灯 いつものCATEYE 510&520(エネループ8本充電済)
(2時間しか使えない重たいHIDを持って行くかまだ悩み中)
尾灯  いつものTOPEAKテールライト+ダイソー安全ライト
 ヘルメットの後ろにCATEYEのゴムバンド留め赤色ライト
 反射タスキ 2本 + TREKフレアライト(腕バンド)

チューブ 3本、パッチ、タイヤブート
携帯ツール、携帯チェーン切り、パワーテープ少々
軍手、ポリ手袋、タオルペーパー、チェーンオイル
輪行袋、ボトルは1ボトル
(500mlペットを適宜バックパックのサイドに1本追加)

EDGE305 充電用外部電源(エネループ2本充電済)
サイコン視認用ヘッドライト E+LITE (CR2032新品交換済)

予備電池 単3 4本、CR2032 2個

アームカバー(薄手)、レッグウォーマー、ウインドブレーカー
ダイソーレインコート(下)、レインシューズカバー、
レインキャップ、レスキューシート

替えジャージ 1セット、
スポーツウェア(Tシャツ&短パン)

補給食は、途中、ドラッグストア、コンビニで適宜調達。
スタート時は、ゼリー、カロリーメート程度。

あとは、ルート確認用の地図類をどう準備するか・・・

追記:
デジカメバッテリー充電&SDカードメモリ初期化
携帯(mova)充電用ダイソー電池式+アルカリ電池
携帯(損だフォン なにあそ用)はAC充電器

この頃は、まだ大きなサドルバッグとか使っていなかったので、ドイターのRACE Xを背負ってました。
それに入りきるだけ、なんとか荷物をパッキングしての装備です。

そして、同じく8/22 14:00にルートをかなり適当な感じで決めていたようです。

ルート予定(備忘録)

詳細ルート決めてないけど、なんとなくの区間距離だけ。
(誤差たっぷり)

1 二子玉川>羽村 40km
2 羽村>小川町  40km 累80km
3 小川町>藤岡  32km 累112km
 このあたりで迷子にならないようにしないと
4 藤岡>渋川   33km 累145km
5 渋川>中之条  20km 累165km
6 中之条>長野原 25km 累190km
 長野原草津口でどこか仮眠?
7 長野原>草津  20km 累210km 標高600〜1200
 草津運動茶屋公園で休憩?
8 草津>渋峠   20km 累230km 標高1200〜2172
 渋峠23日昼頃通過目標
9 渋峠>湯田中  25km 累255km
 ここまでこれたら先を考えます。

A 湯田中>野尻湖 32km 累287km
B 野尻湖>直江津 43km 累330km

そして、このあと15:00頃に自宅をスタートしています。
なんだか、こうやって見返すと、かなーりノリノリで一気にドタ参してたってことがわかります。
勢いって大事なんだな〜(^_^;)


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ドメイン取ったり、レンタルサーバー借りたり [BRMスタッフ見習]

2013.8.26(月)

 新しいクラブのサイト準備をそろそろ始める時期になりました。

 これまでは、Google Apps(無償版)を利用して、割と手軽に最低限の案内サイトは構築することが出来たのですが、Google Apps(無償版)の新規契約は出来なくなっています。
年間10USD(約1000円)のドメイン維持手数料だけで、案内サイトとその独自ドメインを使ったGmailベースの電子メールが使えたので割と重宝していたのですけど。

 これが出来ないとなると、普通にレンタルサーバーを借りることになります。

 アクセス数もさほど多くない単なるBRMの案内サイトなので、レスポンスがどうたらとか考える必要はないでしょう。

 お手軽なところで言えば、ロリポップあたりで十分という認識です。

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 Googleサイトとは違って、ちゃんとサイトを作らないといけないので、そういうのができる人にお願いしちゃうわけですが、WordPressかMovable Typeを使うので、ロリポップだと真ん中のプランである「ロリポプラン」が必要です。月額263円ですけど。
この他初期費用が1575円とかかかるらしいですが、たいがい何かのキャンペーンとかをやっていて、初期費用は半額だったり、タイミングがあうと無料だったりするので、あらかじめそういうのをチェックしたりするのもよいかもしれません。

 この他、独自ドメインが必要で、ロリポップだと同じところがやってるムームードメインでしょうか。


 ブルベだと、なんとなくorgドメインという気がするのでorgドメインを取得しますが年額950円。
最初は半額?で取れたりもするようですが、毎年の更新を忘れないようにする必要があります。
自動更新するようにしておいて、支払いとかもスムーズに出来るように設定しておくに限ります。
(たまに急にサイトにアクセスできなくなったという話が出ることがありますが、たいていは更新忘れとかでドメインが切れてアクセスできなくなるケースのような気がします)

 サイトの準備ですが、最近はPC(Mac)だけでなくスマートフォンや携帯からアクセスする人が多いようなので、可能であればスマートフォン(小さな画面)でも最低限の情報だけは見えるようなものにできるといいな、という希望だけ、作っていただく方にお伝えしてあったり(^^;)
ただ動作確認とかまではどう考えても手が回らないので、自分たちで分かる範囲で実際に見てぐらいのチェックで終わりです。商用サイトとかではないので、その程度でご勘弁いただきたいと。

 WordPressとか、自分ではほんの少し触ったことがあるだけなので、年寄りの冷や水はやめて分かる人にお願いするのが一番だ、ということにしています。


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雨の小淵沢 [その他雑談]

2013.8.23(金)

自転車とは無関係ですが、家庭の事情で毎年この時期は八ヶ岳、小淵沢周辺にいたりします。

夕方の道路標示の気温は22度。さきほどから雨が強くなってきました。

昨年はいい天気で暑さでやられてたのと大違い。お天気次第とはいえ(^_^ゞ

明日の夕方には晴れて欲しいな。

2015年のスケジュールを考える [ご挨拶・説明]

2013.8.22(木)

 現在、まだ2013年のシーズン中ですが、来年2014年のスケジュールとコースはほぼ固まっています。
来年のことを言うと鬼が笑う、とも言いますが、既に2015年のスケジュールとコースについて少しずつ考えはじめています。

 ブルベはやっぱり年単位で構想から予定に落とし込んで、実施して振り返って、学びの中からフィードバックを加えて更にブラッシュアップしていく。そういうモノなのかもしれません。足の長い作業でゆっくりゆっくり進んで行きます。

 前回のPBPは2011年8月21日スタートでした。そこから考えると今は、ちょうど次のPBPへ向けての真ん中ぐらいになるでしょうか。2015年には第18回PARIS BREST PARIS Randonneurが開催されることになります。
2015年は他のクラブでもそうでしょうが、自分のところでもPBPに合わせて前倒しのスケジュールで200km〜600kmまでのBRMを開催することになるでしょう。
そのスケジュールやコースを今から考えて、2014年に実施するBRMでそのための準備が出来ているか?
そういう観点で再度準備状況を見直して、自分も含めてスタッフ配置や、どんな経験を積んでいったらよいかを少しずつ考えて共有していけるように考えていくことが必要です。

 振り返ると、2011年(実際は2010年の秋口)から、裏方作業のお手伝いを始めてそろそろ3年経とうとしています。BRMの実施や事前準備だけでもそれなりに多くの時間が必要ですが、その前段階となるところで、いろいろなトラブルが何度も何度も周囲で発生して、その都度、とても悲しい思いをしてきました。
 2010年には、自分でも「そこそこ走れる」という自負がありましたが、スタッフ作業というか周辺作業での様々な問題に対して、必要以上の時間や労力を奪われ、自分が走る時間や自転車遊びを楽しむ時間が激減してしまったことは、やはりあまり良いことではなかったと思います。

 主催はもう辞めようかな、と思ったことも実は何度もあったり。辞めてもきっと誰かが開催するし、自分がやる必要性はどこにもないと。年4本、SR取りに走らせて貰うぐらいのお客さんに戻って、普段はグルメポタでも楽しく遊んでいた方が、どれほど気楽で、かつ楽しい仲間との時間をエンジョイできるかと。
それでも辞めずに新しいクラブまで立ち上げているのは、次のPBPも走りたいなぁ、という漠然とした思いからだったりします。

 2014年立ち上げ、2015年引き継ぎ、そして2015年のPBPを走って大団円で自分的には主催は一旦白紙に戻るのかな、という気がしています。そこまでやったら、最低限の恩返しは出来たと思ってもいいですよね。


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自転車雑誌とブルベ [BRM四方山話]

2013.8.21(水)

 サイスポ10月号はブルベ特集らしい、とか書いてましたが、昨晩届いてざっと読んでみました。
事前にチラッと噂で聞いていたとおり、AJ宇都宮7月開催の600kmを取材されていたようで、知っている人も載っていたり。

CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2013年 10月号

CYCLE SPORTS (サイクルスポーツ) 2013年 10月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 八重洲出版
  • 発売日: 2013/08/20
  • メディア: 雑誌

今回のサイスポは表紙に大きく「始めようブルベ!!」とデカデカと書いてあったり、目次を見ても一番上に大きな見出しと、特集の中でトップに立つ扱いのようです。(P.68〜87の20ページを使っての特集)

「ついにサイスポにまで・・・」とか思っている人もいるようですが、サイスポ自体は自転車雑誌の老舗であり大手だったりするわけです。そして昔からブルベの話はチョコチョコ載っていたりします。

たしかPBPとかも準備段階から出てたよなぁ、とググってみたら、ヒットしたのが自分のブログw

これ、先日掃除したときに棄てちゃったような気がしたり(汗)
(表紙にブルベとは書いてないから、何にも考えずにまとめて棄てちゃったような)
サイスポ分厚くて重たいので場所取るんですよね。
ちなみに、これ以外にも過去のサイスポとか自転車雑誌にはブルベ記事はちょこちょこ出ています。

自転車雑誌って、乗り始めた頃とか毎月買ってみたりする人が多いと思います。今はネットで多くの情報が得られますが、雑誌になってまとまっているのは割と便利だし、広告もカタログ的に眺めて楽しかったり。
でも1年もして話題が一周しちゃうと、どれも過去記事の焼き直しのような気がして読まなくなってしまったりします。
それでも、たまに買って読んでみたりすると、へぇ〜ってこともあったり。

今回のサイスポ10月号、一般サイクリスト向けの雑誌にこれだけの紹介記事が載るのは、ニッチなところを攻めないとネタが持たない?というか、そういうところまで隈無く網羅するのが「総合自転車雑誌」としての方向なのかもしれません。

自転車雑誌の後ろの方には、たいがいイベントカレンダーみたいな一覧が載っています。
これはイベント主催側が雑誌社に募集のデータを渡して(無償で)掲載してもらうような形になりますが、以前は結構こういったカレンダー情報でブルベを知ってエントリーしてくるという人がいたと思います。
今は、スポーツエントリーで募集をしてすぐに埋まってしまう事が多く、雑誌に載る頃(締め切り日などを元に何月号に載るかが決まる)には殆ど定員到達後で意味をなさない感じだったりで、あまり積極的に掲載してもらおうという動きは弱くなっているかもしれませんが。
それでも特に(元々ブルベが開催されていなかったところでの)地方開催ブルベなど、各雑誌にイベント情報を掲載して貰うと、それが縁で参加するきっかけになる人が必ずいると思います。


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西の方の新クラブ:AJ長崎 [BRM]

2013.8.20(火)

 来年から出来る新しいクラブがいくつかあるという噂を聞きますが、AJ長崎は先月からサイトも立ち上がっていたり、既に来年のコースも出ていたりと、超やる気!ですごいなぁと思った次第です。
(しばらく前にサイトは見つけてたのですが、あらためて見に行ってきました)

AJ長崎

これまでAJ福岡として長崎(大村)発のブルベを開催していたところが、新しいクラブとして立ち上がったようです。AJ福岡からは2013年からAJ広島が生まれてますし、西の方もだいぶ盛況ですよね。


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