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PBP 完走へのヒント 話半分でどうぞ [PBP準備]

2019.8.13(火)


 PBP完走したい人向けのヒント(おこがましいけど書いちゃいます)

 これからパリへ向かう人、すでにパリへ行ってしまった人、前回完走した人、いろいろいると思います。
ブルベは人それぞれ、誰かに向かってアドバイスできるようなものではありませんが、話半分でお読みください。


 PBPなんて楽勝だぜ!って人は、スルーしていただいてブラウザバックでお帰り下さい。
あまり自信がないけど、って方は、もしかしたら参考になるかもしれません。そんな程度のお話です。

 誰がどんな位置づけで話しているか気になる方がいると思うので、一応自己紹介しておくと、
・2011年PBP 初参加 完走(認定)
・2015年PBP 2回目 完走(認定)
 と前回、前々回、PBPへ行って2回ともギリギリ隊で完走しています。

 前回2015年のPBPをもって長距離ブルベからは遠ざかってしまったので今は脚力ありませんが、最後に走った2015年のPBPでもたいした脚力は無く「Pikaさんリタイアすると思ってた」と周りでは思っていた人が多かったぐらいの人です。


 本題に入りましょう。

 PBP完走できるか不安な人は「完走すること」以外は捨てましょう。これに尽きます。

 これだけではわからないと思うので、一応シーンに分けて説明すると、


・スタート前

 とにかく体力温存、寝まくりましょう。


 国内BRMとは違う要素として、時差ボケ、ジェットラグがあります。
言い切りますが、これを克服することは今からは無理です。(時差ボケ消すなら3週間前に現地入りしましょう)
とにかく寝る。身体を休める。→スタート前は観光やグルメは封印する。

 バカじゃないの?って思うでしょ?
 完走できたらそう思うかもしれません。
でもね、完走出来なかったとき、たいがいはコレが原因になっていることが多いのです。
ベストを尽くすなら迷わずこれが必要です。

 時差ボケで睡眠リズムが異常になっている状態だと、国内での徹夜とかとは比較にならない急激な眠さでの寝落ちなどが発生します。普段走れる人ほど、この落差が完走への障害となります。
普段あまり走力がなく、ギリギリ隊で寝ないでずるずる走れるような人の方がかえってしぶとく走れるかもしれません。国内ではがーっと走ってしっかり睡眠を取って、という人も時差ボケはかなりの負担になることを覚悟しておく必要があります。

 たぶん、これが半分ぐらい完走への道が開かれるか閉ざされるかの分かれ道になっているでしょう。

・前日車検
 PBPをお祭りとして楽しむ方は好きに行動した方がよい日です。
が、完走出来るか心配な人は、少し考えた方がよい前日の過ごし方です。
車検はサクッと終えて早めに宿へ戻って休息をとる。事前準備は車検前に全て終えておく。
(ドロップバックの準備も預けること以外は全て済ませておく)
この段階から、自分の都合で時間を使うようにしていくことが完走できるか否かの分かれ道です。
夕方に集合写真を撮ります。思いで作りに参加するのもよいでしょう。
前回参加した人に訊いてみてください。集合写真を撮りにいって本番は途中でタイムアウトなどリタイアした人がどのくらいいるか? 当然、前夜の酒盛りも睡眠優先で早めに切り上げて寝るのが肝心です。
厳しいことを言うようですが本気で完走したいなら、何を優先すべきか考えるべきです。

 前回までと異なり、2019年はスタート地点が変わるので厳密には同じではありませんが、PBPの組み立ては走力の無い人にとって、ルデアックでのドロップバック利用を前提として3パートにわけて組み立てていく必要があります。

・スタート〜ルデアック
 90時間組だと、夜スタートで翌日の夜までにルデアック到着です。
なるべく早めにルデアックに到着して、少しでも多く休憩、仮眠を取って次のパート(ルデアックからブレストまでアタックしてルデアックへ戻って来る)に備える必要があります。
 
 早くたどり着くためにすることは、国内BRMギリギリ隊の動きに見習うことは多いです。
PC(コントロール)での滞在時間を極力減らす。これに尽きます。コントロール到着後、何分滞在したか?これは確実に記録して次のコントロールでの行動に反映させてください。コントロール1で失敗しても仕方ないですが、2以降で同じことを繰り返すのはただのバカです。

 各コントロールごとに配置は多少異なりますが、基本的な流れとしては概ね次の通り。
・駐輪場のラックに自転車を停める(駐輪場所が広いので迷わないように場所も覚えておく)
・コントロールチェックを受ける(スタンプ押してもらう)
・カフェテリアで補給を取る(ミネラルウォーター派は水も買っておく)
・トイレ、水場(水道でOKなひとはタップから水を汲む)
・駐輪場から再スタート
 人の動き的には一方通行です。自転車を停めたらブルベカードを首からぶら下げていればそのまま、カバンに入れていればカバンから出して持って行く。ブルベカード、お財布、ボトル(コレ大事!)、念のためトイレットペーパーを持ってコントロールへ向かいます。なぜこれを上げているかじっくり考えてくださいね。
混雑具合にもよりますが、1時間は滞在しすぎです。よく考えて動きましょう。
同行者がいる場合、再スタート時間を先に決めて途中はぐれても大丈夫なようにしておきます。探すのは困難。

 ボーッとしてると2時間ぐらいコントロールで過ごしてしまう人もいるようです。いくら速く走れても無駄にした時間を取り戻すにはかなりの労力が必要となります。できることならなるべく途中の仮眠に振り分けてあげてください。

・ルデアック〜ブレスト〜ルデアック
(前回までと異なり往路のルデアックでの仮眠可能な時間が少なくなっているらしく注意が必要、時間帯が若干ことなるので以下は前回基準での話となります、軽く参考まで)


 ルデアックを起点としてブレストアタックしてなるべく早めにルデアックへ帰還する。そういう意識で走る事が求められます。未明にルデアックから出発することになるでしょうが、次のコントロールや日が昇る(フランスの日の出は遅い)までの間は、ほとんどの人が眠さと暗さと走れ無さ加減に苦しめられます。天候も変わります。それまでの区間より寒くなり、霧や雨が襲ってくることもあります。
ある程度走れる人で早めにスタートしていると時間的余裕があるでしょうが、クローズ時間やクローズ後に再スタートを切っていると苦しくなってくるところかもしれません。

 ブレスト手前からブレストのコントロールでは謎の達成感があって、これで楽勝かな?って気分になることもあるかもしれません。

 が、実はここからルデックに戻るまで、またルデアックから再スタートして次のコントロールへたどり着くまでが、かなりしんどいステージとなる事が多いようです。

 ということで、ブレストでは補給をしっかりとって早めに復路へ急ぐ必要があります。それまでの過程でPBP沿道での補給の取りやすさ、難しさは身に染みていると思うので、それを踏まえて最低限の補給食は背負って、適宜沿道の私設エイドに昼間の間はお世話になりつつ、それぞれで長居しないようにして戻ってくるようにすることが大切です。

 私設エイドには、チップを置く、ありがとうという感謝の言葉を伝える、あとは余裕がなければそれで十分ということにして切り上げて、いただけるサービスはいただいて、コーヒー飲んで、時には仮眠させてもらってください。
(お礼をしたければ、その次にまた行けばいいだけのことです。無理はする必要はないです。)

 コースが変わって無ければ、復路のルデアック手前。ここは日が落ちると途端にスピードが乗らなくなるアップダウン地帯です。あと少しのハズなのに、おかしいな?まだ着かない。どうしよう、となる可能性があります。
眠くなってダメなら諦めて道の横で(少し離れた場所で)仮眠する。眠いまま走り続けると、1時間走ってるはずなのに全く距離が稼げてない、みたいな事象が起こります。
(2011年は恥ずかしながら落車して道路脇の堀に転がり落ちて、帰国後肋骨にヒビが入っていたことが判明。ブルベで派手な落車をしたのは後にも先にもこれ一回だけです。)

 これは自分だけでなく、他の人にも同じようなことが起きていたので、ギリギリ隊に近い走力で走る人には注意が必要なことだと思います。

 時差ボケでの眠さは、日本で徹夜するとかしないとは遙かに異なる次元で効いてきます。眠さを感じたら負けです。その場で寝ましょう。他の国から来た人は雨が降っていても路肩でホイルにくるまって寝ていたりします。

  
・ルデアック〜フィニッシュ
 ルデアックへ戻ってくるのに余裕があればまた違うでしょうが、ここまででだいぶ疲弊している可能性が高く、ここできちんと寝ないと最後のパートがこなせません。
(2011年は戻ってくる時間が遅く、1時間以上借金して寝ることを優先しました。)

 往路のルデアックと復路のルデアックとでは、ギリギリ隊だと周りの人の動きがだいぶ変わっている可能性があります。往路よりは少し余裕があったりすることもあるかもしれませんが、いい時間に戻ってくると仮眠場所、シャワーとも混雑します。仮眠場所に並んで1時間ぐらい無駄にすることもあるかもしれません。
が、ここで寝ないともちません。
2015年とドロップバッグの配置が同じかわかりませんが、往路でドロップバッグ、シャワー、仮眠場所の位置関係を把握できていると思うので、それを予めシミュレーションして動くことが必要です。
(あくまでも2015年の参考ですが、私は仮眠が混んでると聞いたので先に仮眠場所を確保してからシャワーを浴びて仮眠に入りました。カフェは大混雑だったとその場で聞いたのでカフェは利用せず屋台のようなところでビールとフードをあまり並ばずにゲットしてサクッと補給を済ませました。ビールは仮眠前の睡眠薬がわり。フランスの法律ではこの程度は飲酒運転には入らないものです。)

 復路のルデアックもそこからの再スタート後、日が昇るまでの間は結構辛いかもしれません。
PBPでの夜間走行は本当に鬼門です。速く走れる人は夜間走行無しで完走することも可能ですが、そうでない人は国内BRMでの夜間走行の3倍増しぐらいの辛さを覚悟していった方がよいです。

 日中は平気ですが時折眠さに負けそうになるので、そういうときは早めに寝させて貰えるところでしっかり寝て休むことが大切です。

 最後の晩はモンターニュー・オー・ペルシュあたりでしょうか。ギリギリ隊だとカフェの横とかよくわからないところでそのまま寝っ転がって身体を休ませることになります。
(ここまで来ればあとは凱旋できそうな気がしますが、ドリューまでも2015年は辛かったようです。直前に雨に降られてズタボロ状態)

 8月なので国内だと勘違いしやすいでしょうが、フランスPBPで走る緯度は北海道みたいなものです。
ちょうど今、北海道パラダイスウィークで雨や風にやられている人達が走っていたと思いますが、あれよりも季節は進んでいます。寒い時は寒いし、雨の中風に吹かれるとどうなるか?きちんと想像しておくべきでしょう。

 なんとかドリューまで滑り込めばあとは本当の凱旋になりそうな気もしますが、気を抜かずに最後まで安全に走ることを心がける必要があります。
(2019年はランブイエでゴールなのでだいぶ短くなるはず)

 個人の勝手な感想にもとづくお話ですが、参考にできるところもあるはずです。
折角参加されるのであれば、是非とも完走(認定取得)して気持ちよく凱旋帰国されますように。
途中、体調不良などがあれば躊躇無くリタイアすることも大切です。
コースプロフィールだけを見ればたかがPBPと言われることもありますが、国内BRMとは違う環境でのチャレンジです。決して無理すること無く、無事に帰ってくるのが最高の結果だと思います。

 BRM活動からは遠ざかっている老兵おじさんからの戯れ言でした。<(_ _)>



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2018年11月15日 AJたまがわPBP勉強会 [PBP準備]

2018.11.16(金)


 昨日11月15日(木)19:00〜22:00、AJたまがわ主催PBP勉強会が行われました。
来年2019年開催予定のParis Brest Paris Randonneurs に向けて過去事例などのシェアが主目的ですが、私も過去2回参加(2011年、2015年)していずれもギリギリ隊ではありますが完走(認定取得)していますので、講師側?として呼ばれて参加してきました。


 個人としての経験はいろいろありますが、どちらも苦しかったことを覚えています。2011年は今と比べたら雲泥の差があるぐらい走力はしっかりしていたはずですが、それでも初めてのPBPは様々なトラブルがあり大変な思いをしました。
 2015年はそれと比べたら格段に走力は劣る状態でしたが、「参加できればいいや」ぐらいのノリからスタート前日に無い知恵を振り絞って「完走することを優先」に切り替え、他のことは優先順位をゼロに下げるぐらいの思い切りで「超絶ワガママ」状態でスタート地点に立ったことを覚えています。


 人を見て法を説け、という言葉もあるとおり、万人向けて「こうしたらいい、ああしたらいい」ということは難しいです。ただ、ひとつ自分が経験則的に言えることと言えば、「本当に完走したければ完走すること以外は棄てる」

ということも選択肢の1つではないでしょうか。


 命あってのものですからそれよりも大切なことはありませんが、「生きて帰って来る」の次に「完走する」を据えて、不要なものはスタート前には一切排除する。


 自分の場合は、とにかく「睡眠」「休養」「栄養摂取」と、スタート前のコンディションを整えることだけに集中しました。


 スタート前の観光にも行かず、前日の車検後のAJ集合写真にも顔を出さずサクッと宿に戻って時間があう仲間とだけ一緒に食事に行ったり、実態をよくわかっていない人からは「部屋で飲んだくれてるのでは?」疑惑もあったそうですが、時間管理でどこで寝るかということを徹底していたのが実際です。


 ランドヌールとして走力も経験も豊富な強い人は、何をやっても完走してしまうかもしれません。

自分の場合はそうではなく劣っているところがたくさんあるので、それをどうやって工夫して埋めるのか?ということを熟考して臨んだのが過去2回のPBPでした。


 耳年増になって行くよりも、フレッシュな気持ちで参加した方がよいのでは?という気もするので、あまり先人の話を聞きすぎるのもどうかと思いますが、一般論的な概要を知ったあとは、個別に自分の普段の走り方などを分かっている人に相談して各自の戦略を立てるのが効果的だと思います。


 おそらく今後2回目、3回目がAJたまがわ主催でも行われると思います。スケジュールがあえばなるべく顔を出して、聞かれたら都度出来る範囲で過去事例はお話するつもりなので、よろしくお願いします。


 今の自分は走力的に「ムリ」なので、現時点では来年2019年PBPには参加する予定はありません。(念のため)


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注意:RER C線って工事中で止まってる? [PBP準備]

2015.8.10(月)

 ようやくPBP行きの準備を始めたところで、またひとつつまづいてたりします。
前回に続いて今回もヴェルサイユで前泊・後泊する予定ですが、空港からどうやって行こうか検索してサッパリわからず。SNCFのサイトで検索してますが、ホントにどうした?ってぐらいおバカさんなんだろうか???と思っていたら、どうもそうじゃないみたい。

 シャルルドゴール空港からパリ市内は、PER B線が走っていて、どこかでC線に乗り換えればヴェルサイユに行けるはず〜ぐらいのノリでしか見てなかったのですが、よくよく見てみると怪しげな注釈が小さく表示されてました。

RER C: Travaux Castor du 15 juillet au 22 août

 フランス語分かりませんが、Google様(結構いいかげん)にお願いしてみたら、どうやら工事らしい。
8月22日までってPBPで行ってる人はほぼ引っかかりそうな感じ。

実際の表示はこんな感じ(この瞬間は出てきますがパーマリンクじゃないと思うので、そのうち消えるかな)

(本文のみ引用)
Ongoing 
Latest update : 18/07/2015 at 14h29 .
Les travaux du programme Castor 2015 interrompent la circulation des trains sur la ligne C du RER, entre Javel et Paris Austerlitz et entre Avenue Henri Martin et Paris Austerlitz, du mercredi 15 juillet au samedi 22 août, toute la journée

Des bus de remplacement sont mis en place dans les deux sens entre:
- Invalides et Javel via Avenue du Président Kennedy 
- Invalides et Paris Austerlitz

Du dimanche 19 juillet au dimanche 16 août (et sauf les lundis 20, 27 juillet et du 03 au 07 août), le dernier bus de 00h35 à Invalides est en correspondance avec le dernier train Elba de 01h02 à Paris Austerlitz.
En dehors de ces périodes, pour prendre le dernier train Elba de 00h46 à Paris Austerlitz, nous vous conseillons de prendre le bus Castor de 00h05 à Invalides.


 メトロもPERもよくわからないのだけど、どうやらPER C線(分岐しててめんどくさい)のパリ市内の中心地のあたりが工事でストップしている、ってことみたい。代替でバスがあるみたいだけど、多分、土地勘ないとわからなそう。

(参考:PER路線図)


 前回は、シャルルドゴール空港からエールフランスバスに乗ってモンパルナスまで行って、そこからSNCFでヴェルサイユ(もう一つの駅である)Versailles Chantiersにつないだからそういう行き方でも良いのだけど……

 8/21にヴェルサイユからパリ市内に戻ろうとすると、宿の近くのVersailles Chateau Rive GaucheからPER C線ってのは使えないんでしょうね。(´・ω・`)


 
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タイヤに厳しいフランスの道 [PBP準備]

2011.8.20土 現地時間

これもまた昨日8.19金のお話です。
五人で下見走行途中、タイヤのトラブルがありました。
宿からスタート地点までの7kmちょいでヴェルサイユ宮殿の横、自転車道ではときおり横切る小道がパヴェ。そういうところも気を使いますが、PBPのコースは最初快適な道が続きます。

今回はスタート地点から37kmぐらい先の場所まで往復しただけですが、帰り道の途中でバンクトラブルがありました。
某○さんですが、路上でのパンクは初めてだとか。比較的パンクに強いといわれる4シーズンを履いているのに、、、

ご本人は内緒にしたいらしいので仮名として。

このリカバリーに信じられないほど苦労しました。昨年のフレッシュで、似たような経験をしましたが、今回はさらに大変。
一時間半ぐらい?もしかしたら二時間以上かかりました。

落ち着いて対処すれば、そこまでかからないでしょうが、路面状況もちがうのでトラブルの出方もどうも少し違うようです。
街中を走ると直径15cmぐらいの小さな鉄の丸い蓋が、路肩から少し車道よりにポツポツあるのです。
たぶん、水道とかの各住宅への引き込み毎にあるのでは?という推測なのですが、これがモロに自転車走行ライン上にあるのです。
周りのアスファルトがえぐれて穴があいてたり、かなり厄介です。
おそらくそれを知らずに踏んで、あたりどころが悪かったのではないかと思います。

結局、タイヤのサイドをリム打ち?でリムのあたるところを小さく二ヶ所スネークバイト。
チューブの穴はもう少し中よりでリムテープの凹みで穴が開いたのかと思っていたので、しばらく気がつきませんでした。

タイヤの穴は裏からパワーテープを少し千切って貼り付けて応急処置。
ここにたどり着くまで、4回?ほどチューブにパッチをはったり、リムテープの凹みをパワーテープで応急処置したり、、、で延々と作業。

なんとか収まったので帰路につくと、別の某○さんが右側に一瞬ふらついて、軽く縁石にヒット。帰ってきて調べたらタイヤはアウト。

50kmも走らないうちに、5台中、2本のタイヤがダメになりました。

スペアタイヤは一本だけ、ドロップバッグにいれておく予定でしたが、、、
持って走るか悩むところです。

慣れれば大丈夫でしょうが、夜間ありのロングライド。厳しいフランスの道を、あらためて実感しています。



下見はおいしい [PBP準備]

2011.8.20 土 現地時間

昨日8.19金のお話しです。
AJ北海道組と青葉チコリンさんが18夜に到着して合流。
一日半、先行してたので既にスタート地点へは二回訪問済み。なりゆきで案内係というか、ツアコンというか。

ヴェルサイユからスタート地点まで、7kmちょい移動したところで、AJ神奈川組ご一行様と遭遇。青葉代表の加藤さんもいらっしゃいました。これからヴェルサイユへ行くとのこと。
残念ですが、こちらはヴェルサイユ宿泊でこれからコース下見なので、別行動。

スタート地点で
AJHのヨシダさん、タナカさん、青葉のチコリン、AJHのナオミさん
image-20110820051539.png

ヨシダさんは、携帯からその場でご自身のブログに報告をUP
料金を気にしない太っ腹(^。^)さすがです。

装備チェックも兼ねて、パヴェ区間までは行きたいというのでご案内。

24km過ぎの街中で往路のみ下りのパヴェ区間が少しあるのです。
下ってカフェにぶち当たりY字を右に。でもそのまま進むとミスコース(~_~;)
本当はその先すぐまた右に上がっていくのが正しいみたいです。

この少しのパヴェで、タナカさんは尾灯が2つともずり落ちて、エクステンションでハンドルから高く上げたライトも曲がってしまいNG
やはり実走すると一発でわかります。
尾灯は取り付けブラケットのうえにテープ巻きか、タイラップで補強が必要のようです。

その先、もう少し走って、前日私が辿り着いたお店のあたりまでいきます。
お昼ご飯はレストランで。BARというかカフェというか。

ここが当たり。
ランチは8.5ユーロ
水は普通の水をお願いして無料。

前菜が、自転車乗りには嬉しい塩加減のニシンの燻製。

image-20110820053341.png

ワインが飲みたくなりますが、さすがに無理なので、水で我慢です(~_~;)

メインは、野菜がたくさん。
農業大国フランスという感じを十分に味わえます。これがまた旨い。

image-20110820053622.png

バゲットを少しつまんで、もうお腹いっぱい。
ごちそうさま。

最後にカプチーノを飲んでみたり。
2ユーロ

image-20110820053801.png

トイレも借りて、引き返します。
本番では、
こんなのんびりとはランチできないのですが、BARには何度か立ち寄ることになるでしょう。

このあと、いろいろありましたが、
それはまた別に書くことにします。







PBPコースの下見はミスコース [PBP準備]

2011.8.18木 現地事前で。

朝は二度寝からゆっくり起きて、宿の朝ごはんを食べてみました。8時頃。

前日に、朝ごはん要るよね?というニュアンスでフラ語で訊かれて、細かいことは確認せずに、ウイと答えてました。
夜は違う人が受付にいて、そちらは英語もOKらしく、7時から10時だよ、と教えてもらいました。
その時点で、早起きサイクリングというのは無しにしていたり。自分的には、ですけど。

日本に連絡するヤボ用があったりして、荷物を片付けて、自転車の支度をして、スタートできたのは11時を過ぎていました。

まぁ、あまり頑張ったりして、疲れるのもよくないということで、のんびり行きましょう。

昨日、すでにスタート地点を確認しているので、そこまでサクッと移動します。

GPSをセットして、PBPのコースを走り出すと、少しだけやる気が湧いてくるのを感じます。

ロータリー、又の名をランナバウトをいくつか超えて、徐々に動きが分かってきました。
朝ごはん食べながら、
iPhoneで検索して交通法規とか少しだけ調べたりもしましたが、郷に入っては郷に従え、習うより慣れよ、ってことです。

スタート直後は、舗装も良く快適に走れます。
8kmぐらい行くと、あぁ、やっぱり、という感じの路面に。

調子良く走りながら、時折すれ違うランドヌールと思しき自転車乗りに手を振ります。

おおきなロータリーは、怖いですが間違えません。小さなロータリー、もしくは、しきたり的にはロータリーとみなさないような所が意外と曲者です。

なんと、やらかしてしまいました。
GPSのマップをチラ見しながら走っていたのに、小さなロータリーで、進入してくる車に気をとられていたら、来た道がわからず。
しかも、自分が止まると、Edgeは明後日な方を上にして再表示するんですよね。

よく確認したつもりが、来た道を戻ってしまいました。orz

本番ではたくさんの参加者が走り、標識も出るので、このような間違いはしないと思いますが。
我ながら、だいぶ凹みました。

そんなわけで、10km以上気づかずに戻ってたりして、あまり先までは走れませんでした。

100kmでゴール地点

image-20110818190849.png

あと、やっぱり、パヴェがありました。

image-20110818191308.png

これは鬼門、装備が飛びます。
12km/h以下ぐらいでも、フェンダーやキャットアイの尾灯がガタつきます。
フレックスタイトは危ないかもしれません。
パワーテープなどで取り付けを補強したいところ。

途中で、やっぱり燃料切れ。
補給できる場所があまりないです。
なんとかここで一息。

image-20110818191422.png

この手のお店は、あれば重宝します。
セール品のサンドイッチが1ユーロ、ジュース1ユーロ、エビアン0.65ユーロくらい?
なんだ、エビアン安いところもあるんだ。

image-20110818191654.png

ドンマイ(~_~;)

ちなみに行きと帰り、微妙にコースが違いました。それも走れたので、偵察任務はよしとします。



補給難民 [PBP準備]

2011.8.18

現地時間で昨日スタート地点の下見に行ってきたのですが、補給難民になりました。

この時期バカンスのせいで、殆どのお店がお休み。BARすら数少ない感じ。

PBPの本番では、ボランティアによる出店があったりするようですが、普通に走っていると何も無い。
コンビニとか自販機が無い無補給区間走行だと思うしかないのですが(~_~;)

フランス語が全くわからないので、かなり弱気で、駅の自販機でミネラルウォーターを買おうとしたら、お金だけとられてお釣りは出たけど肝心の水が出てこない。

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あ~、このタイプの自販機だと、たまにやられるんだよなぁ、と涙目。

駅前に怪しげなケバブ屋のBARがあったけど、ちょっとヤバめなお客さんがいるので近づけず。

諦めてヴェルサイユまで戻り、小さなお店で水を買います。ミネラルウォーターではない、安いボトル詰めの水。
これだと1.5リットルのペットボトルで、0.35とか0.37ユーロでした。

これを一気に半分飲んで、

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残りは持って帰ります。お買い物袋な入れて、サドルバッグに無理矢理くくりつけるという荒技で。

ホテルでも水は重宝します。
夕方、また同じ店で水を買っておきました。

今朝は、ホテルで朝食。
とりあえずどんなものか最初に食べておきます。
バゲット、クロワッサン、オレンジジュース、ヨーグルト、シリアル、エメンタールチーズ、コーヒー

ヌテラをたっぷりつけてバゲットを

image-20110818091612.png

これで、近所を走るぐらいなら無補給でも大臣かな?

どこを走るか、まだ考え中です。
もう朝9時すぎてますけど。


PBPスタート地点の下見 [PBP準備]

2011.8.18 水

現地時間で17日の午後、スタート地点の下見に行ってきました。

image-20110818025748.png

仮設テントなど、設営準備が始まっています。
時折とおりかかるランドヌール、ブルべライダーと軽く挨拶したり。

ロータリーの走り方、パヴェのいなし方、覚えることがいくつかあります。

スタート直後は、綺麗に舗装をし直したばかりの道。やたらと快適に走れます。
そのあとどこまでかは、わかりませんが。
ペースをわきまえる必要があるかもしれません。
北海道のスタートダッシュ乗りでいくと、たぶんすぐに失速してしまいそう。海外遠征で浮かれてると、このあたり気をつけたいところです。

いまは深夜3時。二度寝しないと。(~_~;)



パリ到着 [PBP準備]

羽田から深夜便でパリ到着。
エールフランスバスで市内まで移動してます。

image-20110817083307.png

寒いです。秋の気配を感じます。
まだ朝だからかもしれませんが、肌寒く感じます。

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モンパルナスから先は、、、
どうやってヴェルサイユのホテルまで行こうかな(^^;;

ただいま朝8時半過ぎです。

苦肉の策?パッキング [PBP準備]

自転車パッキングを2つに分けてみました。
たまたまJALのなんたら会員なので、バゲージは2個でなく3個まで無料で預けられるという話らしく、フレームだけOS-500に入れてコンパクトにしてみました。
パッドが無駄に四隅に余ってますがサイズ的にはなんとか203cm以内に収まっているようです。
RD外して養生してたり、ハンドルも抜いてます。
(フォーク抜きまではやってませんが、ハンドル抜いて横にすると全体的に薄くなるので)
エンド金具はフロント、リア共に装着。リアはRD外してますがエンド金具のあたりをガードさせてます。
説明するなら写真撮ればよかったかな。


image-20110816094804.png

多分これでサイズ超過無し。

ホイールはホイールバッグに一つずつ入れて、バッグごと無理矢理紐でしばって一つにまとめます。

あとは大きめのキャリーカートで合計3個。
一般のJALエコノミーは通常2個です。

これで大丈夫かな?
あ、フレーム自体を養生するの忘れてた(汗)

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