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週アス増刊号付録・スマホ防水ポーチはブルベカード入れに使えるか? [BRM装備]

2013.7.4(木)

 昨日、Twitterで教えて貰ったのですが、週アス(週刊アスキー)2013年8/6増刊号に、
スマホ防水ポーチが付録でついてくるらしく、それがブルベカード入れにピッタリだという。

週刊アスキー 2013年8/6増刊号

週刊アスキー 2013年8/6増刊号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2013/07/01
  • メディア: 雑誌
 定価490円だけど、Amazonでプライム扱いで当日配送もしてくれるらしい。
(最近500円未満の商品は、2500円以上まとめないと配送料がタダにならない仕組みがあって困ってたり。
 これは普通に1冊だけで買えるみたいです。雑誌だからそうじゃないと困りますよね。)


 出先で知ったので帰りに駅の本屋さんへ立ち寄り1冊ゲット。(^O^)

「家に帰ってから開けましょう」という子供の頃のお約束は忘れず、自宅で開梱。
が、しかし残念なことに、どうも個体差があってケースの幅が微妙に狭く、ブルベカードがうまく入らない。

このしょうもなさをどう表現していいのか?
思いつきでデジカメで動画クリップを撮ってみたり(アホか?)

他の人は「2mmぐらい余裕ありますよ」とか、おっしゃってますので、
たまたま私が手にしたものだけがダメだった可能性が高いのですが、個体差があることはご注意下さい。
箱に入ってますから外からでは、どれがアタリかわかりませんw
が、たいがいはサイズ的に使えるものが入ってるはずです。運試しにおひとついかが?

私の場合は、日頃の行いが悪いってことで残念でした。
付録ですし、Made in China ですし、公差(許容される製造時の誤差)も大きいのでしょう。
iPhoneとかはちゃんと入りますしね。

普段は貧乏くさくジップロックを使ってますが、スマホ防水ケースとして使うことにします。
ただし、この手の品は付録だろうが一般商品だろうが過信は禁物です。
ビニール製ですが、縁まわりの溶着はさほど耐久性はないと思います。
特にこのケースの場合、よーく見ると危うそうなところがいくつも見つかります。
カバンの中に入れておいたりで、他のものと擦れたりすると、溶着している端のあたりから傷ついて切れ目が入ったりして、防水能力ゼロ=すなわち水没リスク高となることも。
使用の際は十分ご注意下さい。

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簡易ヘッドランプ固定方法 [BRM装備]

2013.6.19(水)

 夜間走行のあるブルベでは、ヘッドランプ(通称:ヘッ電)があると便利です。
人によって装備は様々ですが、ヘッドランプは大きく分けて2つに分かれるかもしれません。
・キューシートを確認するためのもの(ハンドルバーあたりが照らせればOK、小型軽量タイプ)
・進路や交通標識を確認するためのもの(ハイビーム並の大光量タイプ)

前者は、登山用の小型軽量ヘッドランプなどが流用できます。元々ゴムバンドなどで頭に付けるものですから、そのバンドを利用して何とかしてヘルメットにくくりつければOK。具体的な方法は現物合わせになるので、ヘルメット形状によります。

ライトとしての代表的なものはこういったものでしょうか。CR2032x2個タイプ
(同じものをキャンプ用に使っています)

ペツル(PETZL) イーライト E02P2

ペツル(PETZL) イーライト E02P2

  • 出版社/メーカー: ペツル(PETZL)
  • メディア: スポーツ用品


後者については、ヘルメットへの装着で苦労することが多いのですが、ヘッドランプとして販売されているものでなく、市販の小型LEDライトを使って、こんな感じで簡易的に固定することも可能です。

例えば、少し前に流行ったGENTOSの閃など。単4x3本タイプ
ブルベライダーであればどこのご家庭にも2〜3本転がっているのではないでしょうか。(ほんとか?)

GENTOS(ジェントス) 閃 325 【明るさ150ルーメン/実用点灯10時間】 SG-325

GENTOS(ジェントス) 閃 325 【明るさ150ルーメン/実用点灯10時間】 SG-325

  • 出版社/メーカー: GENTOS(ジェントス)
  • メディア: スポーツ用品



手持ちにあるのは旧型のSG-305ですが、上にあげたSG-325と形状はほぼ一緒です。

重量はキッチンスケールで量ってこのくらい。誤差はあるでしょうが電池を入れた状態で104g
それほど重くはありません。
DSC_9589.jpg


私が被ってるヘルメットは、デザインの古さを感じますがGIRO Atmos(実は3個目)
ライトを固定しづらいヘルメットです。
DSC_9590.jpg

20cmぐらいのタイラップがあれば、タイラップ2本でこんな感じに括り付けることができます。
前から見るとこんな具合。
DSC_9592.jpg

斜めからみるとこんな具合。
DSC_9591.jpg

このタイラップは普通のタイラップなので、一度縛り付けたら緩めることができないタイプです。
そういう場合は、ニッパーかハサミで余分なところを切り取っておきます。
処理後はこんな感じ。
DSC_9593.jpg

簡易的な固定方法であれば、お金も手間もかけずに、家に余っているLEDライトを使って、ヘッドランプ代わりにすることができるという一例です。
GENTOSのこの手のライトは、それなりに前方を照らせますので、配光を絞っておいてハイビームのように使うことで、前方の路面で頭が向いた先を照らすのに役立ちます。

本体後ろのオレンジ色のスイッチを押すだけでON、OFFが切り替えられるので操作性も特に問題はありません。

長距離を走る際に使う場合は、途中でバッテリー(eneloop)の交換も考えておく必要がありますが、うまいことヘルメットのR(曲がり具合)にあわせて留めておくと、この状態で後ろのキャップを緩めることが出来、中のバッテリー交換も可能です。

100gちょっとですが、これが重たいという場合は昼間は外しておいて、夜になる直前にこの仕様にするなどで対応可能です。ニッパーやハサミを持ち歩くことはあまりしないでしょうから、100均で売っているミニカッター(2個入り)のひとつをツール缶へ入れておくなどするか、頻繁に付けたり外したりするなら、再利用可能(緩めることができる)タイラップを使うのも一つの手だと思います。

キューシートを照らすという意味では、こういったヘッドランプ代わりにしたLEDライトは明るすぎて、逆に見づらかったりします。その点はご注意下さい。

ヘッドランプ単体で見ると、同じGENTOSでも専用品のこういったタイプがあります。
単3x3本タイプ
(似たようなライトがいくつかあります。私はこれと同系統のものを使っていましたが重たくて最近は使っていません。)

GENTOS(ジェントス) ヘッドウォーズ 【明るさ200ルーメン/実用点灯12時間】 HW-777H

GENTOS(ジェントス) ヘッドウォーズ 【明るさ200ルーメン/実用点灯12時間】 HW-777H

  • 出版社/メーカー: GENTOS(ジェントス)
  • メディア: スポーツ用品

前方にライト、後方にバッテリーケースと分割されているので、ヘルメットや頭に付けた際の重量バランスは良く出来ています。またバッテリーケースの方に赤色LEDの灯火があるのでヘルメット尾灯としても機能し便利でした。
が、個人的にはどうもちょっと重たくて昼間の走行からこれを付けて走る気がしません。夜間走行時のみ使っていて、かなり重宝していましたが、今はキャンプで暗いときに撤収する時に使うとか、ブルベの受付設営時に使うぐらいになってしまいました。

それよりは軽いタイプで電池ボックス込みのライトで、こういうタイプを夜間のみ使うようになっています。


GENTOS(ジェントス) デルタピーク 343H 【明るさ150ルーメン/実用点灯8時間】 DPX-343H

GENTOS(ジェントス) デルタピーク 343H 【明るさ150ルーメン/実用点灯8時間】 DPX-343H

  • 出版社/メーカー: GENTOS(ジェントス)
  • メディア: スポーツ用品


私が使っているのは、HR-730HWH(おそらく廃盤:公称125ルーメン/実用点灯3時間)です。
単4x3本タイプ

付属のゴムバンドを一番短くなるように調整しておいて、
DSC_9594.jpg

ヘルメットにこんな感じで絡ませていくと、
DSC_9595.jpg

そのままでも何とか括り付けることが可能です。
DSC_9596.jpg

この系統のライトの良いところは、カタログ値で112gという軽さ。
あとメインのヘッドライト以外に、小型のサブLEDライトで白(サブ2灯)や赤、青があるということです。

右のスイッチがメインライトのON,OFF、左のスイッチがサブライトのON,色の切り替え、OFFとなっていて、操作性も良いです。
前方を照らすヘッドライトとしては右のスイッチでONにします。
フォーカスコントロールがついているのでワイド配光からスポットまで調整できますが、ライト自体には若干ムラがあって、真ん中に少し暗いところが出来たりもします。個体差も大きいでしょうが、安いライトなのでそれ相応なのでしょうが、十分実用に耐えられます。
DSC_9599.jpg

手元のキューシートを照らす時は、左のスイッチを3回押すと、赤、青、白(サブ2灯)、消すときは、同じく左のスイッチを1回でOFFといった感じですが、使わない赤、青が間に入るもの慣れれば煩わしくはないです。
下の写真だと分かりづらいですが、サブのライトは4灯あって、真ん中2灯が白でこれだけでも手元は照らせますし、車体の前方もすぐ近くなら明るく見えます。
DSC_9598.jpg


重さが気にならない人は、スタートからゴールまでずっとヘルメットの上に付けっぱなしで固定でしょうが、そのあたりは人それぞれでしょう。
これが正解ということではありませんが、何かの参考になれば。


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ネットプリント・コピーサービス(ローソン編) [BRM装備]

2013.5.14(火)

 以前、セブンイレブンのネットプリントについて、少し書いたことがあります。

 セブンイレブンは、富士ゼロックスのマルチコピー機を使っています。
ローソンはシャープの同様のものを使っているのでしょうが、後追いで導入が進んでいるようです。
※サークルKサンクスでもローソンと同じくシャープのネットプリントが利用できるようです。

・ローソンのコピーサービス
 ここからリンクもされてますが、ネットプリントについての詳細はシャープのサイトへ

・シャープのネットプリントサービス

 うちにあるのはA4白黒レーザーだけになってしまったので、カラーやA3は、こういうサービスが便利です。セブンイレブンよりもローソンが近いので、さきほどローソンでコピーサービスとしてpdfファイルを出力してきました。なぜかトンボが切ってあるpdfファイルをいただいたのですが、A3で見開き(A4の2ページ)なので自宅ではプリント出来ず。

 ネットプリントだと、B5/A4/B4/A3白黒で1枚20円ですが、メディアでファイルを持ち込んで、その場で印刷すると1枚10円。一手間かけると半額です。ちなみにカラーだと少しかわって、B5/A4/B4のコピー1枚50円、ネットプリント1枚60円、A3のコピー1枚80円、ネットプリント100円です。

 ブルベでキューシートなどをバックアップでどこでも印刷できるようにするには、ネットプリントであらかじめ印刷できる状態にしておいた方が何かと便利でしょうが、携帯やスマートフォンでmicro SDカードの取り出しがしやすい機種とかであれば、そこに仕込んでおいてもよいかもしれません。
 または、スマートフォン用(Android、iPhoneとも)に専用アプリもあるようなので、それを仕込んでおくとWi-Fi接続でプリントできるようです。

(おまけ)
自宅にあるSDカードは、ほぼ全てがデジカメ用。
使って無いのは?と探したら、GARMINの外部地図用のスペアで買っておいたマイクロSDカードが1枚だけありました。

どうでもいいぐらいのマイクロSDカード
あれ?最近少し高くなってませんか。やっぱり円安だから仕方無いか。
いま580円(2013.5.14現在)、こないだ買った時は380円でした。

サンディスク SANDISK microSDHC 4GB 高速 class 4 SDアタプタ付(並行輸入バルク品)

サンディスク SANDISK microSDHC 4GB 高速 class 4 SDアタプタ付(並行輸入バルク品)

  • 出版社/メーカー: SanDisk
  • メディア: エレクトロニクス






昔はまじめにデータが万一飛んだ時用に、コースのGPSデータをスペアのSDカードに入れて持ち歩いてたりもしたのですが……最近はそういうことを少しさぼるようになってしまいました。

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SPD-SL+クリートカバー vs SPDそのまま [BRM装備]

2013.5.8(水)

 ブルベで使っている自転車は、普通のロードレーサーです。そしてペダルはSHIMANOのSPD-SL。
「ロードだからSPD-SLかな?」と、今の自転車を買った時に、特に深い考えもなくSPD-SLにしました。
その前は、小径車に乗っていて、使っていたペダルはSPD。シューズは地味目のSHIMANO紐仕様のMTBとか似合いそうなタイプでした。

 ブルベを走り初めてからも、ずっとSPD-SLできたのですが、輪行とか押し歩き(たまにある)だと、SPD-SLは歩きにくいんですよね。そして他のクリートと比べたら、消耗具合は比較的緩やかだとは思いますが、結構クリートの減りが……主に輪行するたびに減っている感じですが、それなりにあるわけです。

 フレッシュ後の観光でどうしようか?と結構真剣に悩んだのですが、薄手の普通のシューズを積んで行くかどうするか?一度はサドルバッグに収納してみたもの、やはり場所を取り過ぎてしまいます。オルトリーブのサドルバッグの上にゴム紐で括り付ける方法もありますが、見た目が普段以上にビンボー臭いので、やはり却下。結局、普段はあまり使うことの無かったSPD-SLのクリートカバーを持参して、歩きで使ってみることにしました。

シマノ SM-SH45 SM-SH10/11用クリートカバー ブラック

シマノ SM-SH45 SM-SH10/11用クリートカバー ブラック

  • 出版社/メーカー: シマノ(SHIMANO)
  • メディア: その他

 伊勢湾フェリー(伊良湖<>鳥羽)に乗船した時も、自転車でそのまま船に乗り込んで駐輪したあとは、その場でシューズのクリートにカバーを付けて、そのまま歩き出しました。
船内にはクリート付きシューズの自転車乗り用に「スリッパに履き替えてください」という掲示があります。クリートは床面を傷付けるので、どこでも嫌われるというか、本来は気をつけて歩かないといけない存在なのだと思います。
(実際には、出っ張ってるSPD-SLのクリートは柔らかいプラスチック素材で、パッと見ひっこんでるSPDのクリートはスチールで、SPDの方が床面への攻撃性は高いです。シューズのソール前側左右にクリートが直接床にあたらないようにしているようなものもありますが。)

 歩き自体は、シューズ自体の構造にもよるので何とも言えませんが、ソールのかかと部分がしっかり歩行できるようになっているタイプであれば、SPD-SL+クリートカバーでもそれなりに歩けます。
お伊勢参りは内宮だと砂利の参道をかなりの距離歩く訳ですが、まぁOKでした。

 とはいうもの、このSPD-SLのクリートカバー、おっさんになって体が柔らかくないと立ったまま片足だけひょいと上げて、サクッと装着するのは結構難しかったりします。座ってやれば簡単ですけど。
ツーリング系の自転車遊びだと、やっぱりSPDなのかなぁ、と考えたりもするわけです。

 小径車で使っているSPDペダルは両面タイプで、脚を置けばサッとクリートキャッチするもの、点で踏むような感覚で、長距離だと足裏が疲れてしまいます。
実際はペダルだけが理由じゃないと思いますが、自分の場合は小径車で走れるのは120kmぐらいまで。あとは輪行でテケトー帰りが楽しいです。

SHIMANO(シマノ) PD-M520-L SPD ペダル ブラック PD-M520L

SHIMANO(シマノ) PD-M520-L SPD ペダル ブラック PD-M520L

  • 出版社/メーカー: SHIMANO(シマノ)
  • メディア: その他

 比較的、踏面が広いタイプなら、大丈夫なのかな?と調べてみたり。
おそらく、アルテグラグレード相当というPD-A600あたりが妥当なペダルかもしれません。
あと、シューズも考えないといけないですね。

SHIMANO(シマノ) PD-A600 片面SPD ペダル

SHIMANO(シマノ) PD-A600 片面SPD ペダル

  • 出版社/メーカー: SHIMANO(シマノ)
  • メディア: スポーツ用品
 でもねぇ。どうなんでしょう。
いっそ、自転車もツーリング仕様とか、ロードから脱却した方が幸せなのかもしれません。(^^;)
もう6年乗ってますしね。(年間1万2千km〜1万5千km程度です)

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輪行袋で注意すること(過去ログへの補足と注意) [BRM装備]

2013.4.19(金)

昨年書いた、次の記事がなぜか結構よく読まれているようです。
(ここは自称「過疎ブログ」なのに、この記事だけでなぜか累計4000PVぐらいあるので)

元々の主旨は、自分が使っているオーストリッチの輪行袋3種類の使い分けについてです。
スタンダードなロード220、軽量タイプのSL-100、そして嵩張るけどクッション性の高いOS-500

その前説的に、簡易な輪行袋として、タイオガのコクーンやパンダーニのものを紹介しています。
(自分では使っていません)

タイオガのコクーンについては、NHKの「にっぽん縦断 こころ旅」などでも使われていて、
そこから広まっているようにも思うのですが……
コクーン ポーチタイプ COCOON POUCH-BK タイオガ TIOGA 輪行袋 BAR02800

コクーン ポーチタイプ COCOON POUCH-BK タイオガ TIOGA 輪行袋 BAR02800

  • 出版社/メーカー: タイオガ
  • メディア: その他

地方のローカル線でいわば「黙認」されている輪行は、もしかしたらグレーゾーンなのかもしれません。
改札で駅係員から止められるケースがあるということを、人づてに聞くことが多くなりました。

輪行を認めてくれるかどうかは、公共交通機関各社の営業規則によるものです。
例えば、JR東日本の規則では、
第307条と第308条あたりが関係してきます。

>自転車にあつては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であつて、
>折りたたんで専用の袋に収納したもの

この解釈次第ですが「専用の袋」というものには、特に鉄道会社が認証などお墨付きを与えることはありません。
市販の輪行袋は、各製造会社(販売会社)が企画して販売しているものですが、
使用することについては、ユーザーが自分で確認する必要があります。
※元々は、競輪選手が全国各地の競輪場へ移動するのに認めてもらっていた国鉄時代の規則でしょうか。
 ランドナー全盛期はどうだったのだろう?フォーク抜き輪行でキャンバス地の輪行袋ですかね。
 フォークを抜くことで一番小さくまとめることができます。

まず、理解しておいていただきたいことは、輪行は「権利」というよりも「お目こぼし」です。

308条にこんな但し書きがあります(一部抜粋)
>列車の状況により、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められるときに限り、

ここをきちんと理解しておく必要があるでしょう。
市販されている「輪行袋」なんだから、これで乗らせてくれないのはおかしい。
とゴネるのはちょっと違うと思うのです。
駅係員によって、解釈が多少異なるという現状もあるでしょうが、
それは逆にいえばグレーなところがまだ残っているということです。
(オトナの言い回しです。白黒はっきりつけるとブラックとなるのが自明なので遠慮しましょう)

コクーンを使うかたは、シートポスト毎サドルを抜いてしまうとか、別の袋を上にかぶせてしまうとか、
もう少しスマートな工夫が必要かもしれません。
私は自分ではこのタイプは使いませんが、それはサドルが外に出るからといったことよりも、
前後の長さがとても長くなってしまうため、列車内で置き場に困るからです。
先頭か最後尾で、それぞれ1台か、半分重ねて2台置くのが精一杯です。
車いす用のエリアがあれば、車いすの方が使っていないときに限り、
そこへ置かせてもらうこともできますが。
緊急時にひとりで使うにはよいでしょうが、仲間と数人でこれを使って輪行というのは
あまりスマートな自転車乗りとは言えないでしょう。

ブルベ的には、緊急時に「ゴミ袋輪行しちゃったよ」と自虐的に語る事もあるようですし、
私も過去メカトラでゴミ袋輪行させてもらったことが1度だけあったりします。
が、それは本来NG(グレーではなくブラック)です。
ローカル線で黙認してもらえることはあっても少なくとも都市部でそれは通用しません。
※DNFしない不退転の決意で、あえて輪行袋を置いていった時に限ってそんなことがおきたともいう。
 通常は200kmでも輪行袋SL-100を携行しています。

オーストリッチ SL-100輪行袋 ブラック 重さ200g

オーストリッチ SL-100輪行袋 ブラック 重さ200g

  • 出版社/メーカー: オーストリッチ
  • メディア: その他
SL-100は、袋が薄いので取扱に注意が必要ですが、
緊急用にはこれに、エンド金具を用意しておけば事足りるはずです。
(何が必要かは前の記事を参照下さい。)


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反射ベスト考 [BRM装備]

2013.3.21(木)

以前どこかで書いたことがあるような気がするのですが、
反射ベストについて、いま一度書いておきたいことがあったりします。

ブルベ:ACP公認BRMに出るには、
反射素材のついた「たすき」だったり「ベスト」を身につける必要があります。
BRM規定(規則)上の話でもあるわけですが、夜間、周囲からの被視認性を確保するために、
安全上の理由から必要な装備であることは言うまでもありません。

国内の規定では、
>第6条 装備(一部抜粋)
>すべての走者は反射ベスト、反射たすき、反射肩掛けベルト(Sam Browne belt)、
>もしくは前後の見えやすい位置に反射素材がついた同様のものを着用しなければならない。

ということで、反射たすきで出走できるところもありますが、
私が昨年まで所属していたVCR青葉、今年所属しているR東京では、反射ベストが必須となっています。

ブルベで使う反射ベストというと、オダックス埼玉が独自に開発して頒布している、
ADX-Vというものが国内では比較的多く使われています。
(参考:オダックス埼玉サイトの説明 http://audax-saitama.org/reflect/reflect-4.html

実際には別にこれにこだわる必要はなく、同等の反射材がついている製品であればOKです。

私自身は最初、ダイソーの反射たすきを使って千葉ブルベに出て、
その後、友人が埼玉ブルベに出た際にスタート地点で買って来てもらったADX-Vに切り替えました。

自分では使ったことはありませんが、ワークマンやホームセンターなどで入手可能な工事用でもOK。
Amazonあたりでも、こんなのも買えるみたいです。
これは作業員が使う分には十分なのでしょうが、自転車で使うと使い勝手はどうでしょう?


ベルーフセキュリティ(BerufSECURITY) 反射ベスト 橙×黄 87405

ベルーフセキュリティ(BerufSECURITY) 反射ベスト 橙×黄 87405

  • 出版社/メーカー: ミツトモ製作所
  • メディア: ホーム&キッチン

※100均でも反射ベストが販売されていますが、反射テープが細いので、個人的にはいまひとつ。
 何のために身につけているかを考えると……選択肢から外れます。

オダックス埼玉の反射ベストADX-Vは、ブルベでの使い勝手を考えて作られているので、
コンパクトで風抜けも良く、フリーサイズですが極端に体の小さい人以外なら誰にでも使える優れものです。
埼玉ブルベのスタート地点で頒布されていたりする他、たまに他のクラブ主催のスタート地点にも
反射ベスト売りの人が参加者としてやってきていたりして買えることもあるようです。

一部の主催者は、自分で在庫を少し持っていて、スタート地点で頒布してくれることもあるようですが、
それを当てにしていくと売ってないと困るという場合も出てきそうです。

閑話休題

ADX-Vは良くできているし、広く使われていますが、
逆に言うと、周囲の一般人から見ると、それは「制服」のようにも見えるということです。
多くのブルベライダー(ランドヌール)が集団で駆け抜けて行く。
それを好ましく応援してくれる人もいるでしょう。
そういう意味で同じ集団の人達と認識して貰えるのであれば、とても嬉しいことです。

ところが、交通法規を守らない。マナーが悪い。
そういう人が出てくるとどうでしょう?
他の人も同じく、そういう人達と一括りに見られてしまうのです。

「制服」然とした反射ベストだからこそ、チームジャージを着るのと同じように、
ある意味、看板を背負って走っている、ぐらいの気概をもって走って欲しいと願う次第です。

(おまけ)
来月に行うBRM413定峰200でも、オダックス埼玉のご厚意により、
反射ベストを事前にまとめて取り寄せさせていただいて、スタート地点で頒布する予定です。
かなり多くの人が、そのベストを着て初めてのブルベを走ります。

安全に楽しく走って貰うのは当たり前ですが、周囲の交通へ譲り合う配慮も必要です。
ブルベライダーたる者、ランドヌールとしてスマートな自転車乗りであって欲しいと願っています。

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ネットプリント・いざという時のバックアップ [BRM装備]

2013.3.15(金)

いつの頃からあったサービスか、ちょっと覚えていないのですが、
以前誰かから教えてもらったことがあって、セブンイレブンのネットプリントに、
ネット経由で登録しておけば、全国どこでもセブンイレブンにあるマルチコピー機から、
その文書なりをプリント出力することができるということです。

ブルベのキューシートやコマ図を、これを使ってネットプリントに事前に登録しておけば、
万一途中で雨で濡れてしまったり、紛失してしまった時にでも、セブンイレブンに駆け込めば
すぐに代替のものが手に入るということです。
結構、途中でキューシートが見えなくなってしまう人多いのです。
私はバックアップ用に2部ぐらい余分に持っていることもありますが、
過去何度も他の参加者に途中のPCでお渡ししたり、コピーをとらせてあげたり。

AJ宇都宮とか主催者側の方で、公式のキューシートやコマ図を、ネットプリントで用意してくれていたり、
というところもあるようです。
先日走ったBRM303では参加者向けにブリーフィングでもアナウンスがありました。
8桁の番号をメモしましたが、コマ図の紙にメモしていたというアホさ加減は(私の場合)笑えますがw
それじゃ無くした時に番号がわからないって。

(※補足)
ネットプリントにデータを登録すると、
8桁の予約番号
が発行されて、7日後の夜23:59までデータは保存されているそうです。
その8桁の予約番号をセブンイレブンのマルチコピー機の画面から入力すると、
プリント出力ができることになっています。(白黒A4だと1枚20円、カラーだと60円かな?)
セブンイレブンのネットプリント http://www.sej.co.jp/services/print_online.html
一部の店舗ではマルチコピー機が設置されてないところもあるらしいですが、
まぁ、その時は諦めですね。

キューシートは自分の使いやすいように、必要なメモを追記したり、
サイズを調節したりという事前準備をしたりすることが多いので、
自分で加工したものを、ネットプリントに登録しておけば、
いざという時のバックアップで役に立つと思います。

(おまけ)
ブルベの参加にあたって、受付で同意書(権利放棄書)の提出が必須のところもあります。
この同意書は、たいがい事前に各自プリントして熟読の上、署名・捺印して提出となるのですが、
受付で見ていると結構忘れる人がいるんですよね。
ベテラン勢のついうっかり(他のクラブでは提出が必要なかったりするので)というのもありますが、
そもそも説明を読んでいない初心者、という人もいたりするので注意が必要です。

参加者は自立しているべきだ、という考えがブルベの世界では割と一般的な考え方のようで、
どこまで主催者(参加者の一部がその時に主催を担当しているだけ)が、サポートするのか?
厳しいところだと「参加に必要な書類提出が無いので、出走できません」と門前払い。
そういう対応があってもおかしくない話です。

人間だから必ずミスはつきもの。
私はそういう考え方をして、フェイルセーフをどうすべきか?
という観点から、ある程度はバックアップ手段を持つ必要があると思っています。
が、それを各自でやるべきことなのか、お節介にも主催者がサポートすべきことなのか?
理想論では各自でやるべきことですが、実際にはそこまでできる人ばかりではありません。
現実を見て、主義主張を先鋭的なところから、多少丸く仕上げていくことも必要です。

自分の主催の際にはたいがい、10枚程度、同意書の白紙コピーを用意しています。
5枚だと足りなくなることもあるので、結構忘れる人が多いのでしょう。
どこかのブルベでは、1枚だけ白紙を用意しておいて、どうしても必要ならその紙を
コンビニでコピーして自分の分を作ってきてください、という対応をしていたようです。
手間をかけて自分で痛い目を見ないと、きっと覚えないでしょう。
そういう意味では、そういう対応も必要なのかもしれません。

ただ、誰かにその紙を貸している間に、また受付に忘れた人が来たりもする。
ネットプリントで予約番号を用意しておいた方が、
運営的には主催者のムダな労力が減るのでまだマシかな?とも思ったりします。


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Edge705でOpenStreetMapを使ってみる:お試し編 [BRM装備]

2012.10.25(木)

先日、UUDの地図のV4とV5を調達した訳ですが、
それとは別に世の中には無償で提供されている地図もあるわけです。

私がその昔、Edge705を使い始めたころにも無かった訳ではないと思いますが、
当時はまだあまりそういう無償で提供されているものを使う人は少なかったかもしれません。

OpenStreetMapという名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、
いままでそれがどういうものか自分できちんと見たことはありませんでした。
iPhoneのiOS6での地図がどうたらこうたらという話の中でOpenStreetMapの話が出て、
急に思い出したというのが正直なところです。
で、見てみたらこれが結構ちゃんと地図になっている。

ちょこっと検索してたら、どうもEdge800(英語版)とかで、
OpenStreetMapベースの地図を使えるように地図を公開しているサイトがあるらしいと。
※たぶん以前から知られていた話でしょう、知らなかったのは私ぐらいかw

Edge705では使えるかどうかハナから諦めてたのですが、
あれ?もしかして使えるんじゃないかな?と思って試してみたら、
ビンゴ!
ちゃんと使えるようです。

これまで使っていたのが2GBのmicroSDカード、新しいUUD地図が8GBなので、
間違えないように、4GBのmicroSDカードを別に調達しておきました。
どうでもいいですがメモリ安くなりましたね。メール便などで3日ぐらいで届くようです。
とりあえずお試しで安いの買ってますが、本当は転送速度が早いタイプの方が多少はいいかもしれません。

試してみたのは、上記のサイトにあった、11月末まで残しておくという昔のデータです。
上記のサイトで公開されている地図データについては、そのサイトの説明を参照して下さい。
データをダウンロードしてzipで圧縮されているのを解凍するとgmapなんたらフォルダが出来て、
そのなかに、gmapsupp.img というファイルが出てきます。

microSDカードに、GARMINという名前のフォルダを作ってその下に上記のファイルをコピーすればOK。
そのmicroSDカードをEdge705に差し替えるとそのまま使うことができます。

OpenStreetMapのWeb上での地図は、こんな感じです。
例として、二子玉川の兵庫島公園付近でブルベのスタート地点で使っている場所周辺を出してみました。
50mスケール
OpenStreetMap.jpg

実際に、この地図をEdge705に入れて走ってみたところ、
河川敷内の遊歩道やPOIでトイレがきちんと表示されるところが優れています。
※ピントが甘いのは勘弁して下さい

R246のバイパス(新二子橋)の表示がちょっと微妙ですが、その下に点線であるのが河川敷の遊歩道です。
そしてトイレマーク(POI)は実際にそこに公衆トイレがある場所を示しています。
下の水色は兵庫島公園内の池で、そこに流れ込む青い線は実際に人工で作られた水の流れと一致しています。
OSmap.JPG

同じあたりを、UUDの地図(V4)を使ってEdge705で表示させるとこのようになります。
※バックライト明るめにしているのでパッと見綺麗にみえがちですが、それ以外のところに注目
OpenStreetMapでは遊歩道がことこまかく表示されていましたが、
UUDの地図はベースが道路地図ということがあるのか、そういう細かいところは出てきません。
UUDv4map.JPG

一部を見ただけで判断することは難しいですが、コレとは別にトレイルコースなど、
ちょこっとだけ調べてみたところ、OpenStreetMapの方が細かいシングルトラックまで
表示がされていたりするところもあるようで侮れません。

あれ?これはちょっとUUDのVersion UP版を調達したのは、意味がなかったのかな?
とも一瞬後悔したり(^^;)

実際によく行く場所とかで両者を比較して、それぞれの長所、短所について、
少し調べていきたいと思っています。
OpenStreetMapはちゃんと自分で編集する側にまわれば、不足があれば更新しておけば、
すぐに次のバージョンでGARMIN用の無償提供されている地図の方へ反映されるでしょう。
そういう使い方をしていけるのであれば、結構賢い使い方ができる可能性も高くなります。

山歩き用にGARMINのGPS、eTrex30とか欲しいとか思っているわけですが、
で、通常の割引以上の割引は現在行われていないのが残念です。
(GPSは電子機器カテゴリーになるので、今のセールの対象外)

OpenStreetMapベースの地図でよければ、GPSの本体買うだけで十分なんですね。
Wiggleとかで買うeTrex30でも2万円ちょい。 eTrex30(英語版)ならだいぶお安い
うーん、ポチってしまいそうだ。(まてまて)

eTrex30J これをサクッと買えるような人は羨ましいとも思いますが、

GARMIN(ガーミン) ハンディ GPS eTrex30J 【日本正規品】 97026

GARMIN(ガーミン) ハンディ GPS eTrex30J 【日本正規品】 97026

  • 出版社/メーカー: GARMIN(ガーミン)
  • メディア: スポーツ用品

知恵と工夫で英語版が一番似合っているかもしれません。

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UUDマップV5(無償アップグレード)が届く [BRM装備]

2012.10.20(土)

先日、V4アップグレード版を購入したわけですが、その後無事にV5が発売されて、
UUDから自動的にV5が無償で送られてきました。
※V5が発売されたので、このパターンの購入は終わったと思います。

とりあえずパッケージを並べてみたり。
DSC_7529.jpg

実際の中身はSDカード版なので、microSDカードが、SDカード変換のアダプタと共に入っています。
V4はお馴染みの赤青のSanDiskのSDカードアダプタに黒のmicroSDカード(SDHC Class4 8GB)
V5は赤一色のSanDiskのSDカードアダプタに赤グレーのmicroSDカード(SDHC UHS-I 8GB)でした。

Edge705が最初に発売された当時は、SDカードは2GBまでの容量が使える仕様だったと思いますが、
ファームウェアのアップデートでSDHCカードでそれ以上の容量も使えるようになっていたそうです。

V2はPOIが殆どない地図でしたが、V3を飛ばして(持ってない)、V4に変えてみたら、
描画地図がしょぼいEdge705でも、それなりに地図の違いがわかります。
縮尺を変えて詳細な地図にすると建物の形とかがちゃんと表示されていたり、
POIがマークで表示されるようになっているので、コンビニとか分かりやすくなりました。
※古い地図しか使ってなかった人にとっての驚きで、新しい地図を元々使っている人には
 え?ってぐらいの浦島話なのかもしれませんが

私の古いEdge705の使い方は、基本的にはサイコンとログ取りでしかなく、
ブルベではコースから外れていないか?自分の現在地を確認するために使っているようなものです。
POIを検索したり、といったことは全く使ってなかったのですが、
もしかしたら使い道があるかもしれません。

V4とV5でどれほど中身が変わったか?
V4は2011年3月版の住友電工製全国デジタル地図データベースを利用
V5は2012年3月版の住友電工製全国デジタル地図データベースを利用
ということなので、それほど大きな差はないと思います。

UUDの地図はそれなりに高価なわけですが、V4とV5がそれぞれmicroSDカードであるので、
新しいGPSを買ったら、そちらにV5を刺して、Edge705にはV4を刺して、
という使い方も可能だったりするわけです。(^^;)
※購入の際に問い合わせたら、UUDからそういうこともできますよ、というお話を聞いてます。

Edge800は雨天での使用(特に外部電源をつないだ場合)の防水がダメなので、
私の中では候補になっていないのですが、新しい自転車用のGARMINが出るのを待つか、
eTrex30(英語版)でも買ってしまおうか?
と、ちょっと物欲が・・・

eTrex30とかEdge800は、市販のマップを使わなくても、
OpenStreetMap(OSM)などから無償で地図を流用できたりもするようですが、
そのあたりは追々自分でも試してみたいと思っています。

でもねぇ。本音を言うとGoogle Mapみたいなのがネットにつなぐと使える訳で、
そういうのを見慣れてしまうと、GPSの地図はどうも少し古くさく感じてしまうかも。
用途が違うから、と自分では理解して納得してますが、
防水のスマートフォンで、電波がどこでもつながるものがあるといいのに。

もしくはオフラインでも使えるアプリ(iOS用だとMapFanを使ってます)
があれば大概は事足りるかもしれません。(^^;)

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ブレーキシューの調整用にアーレンキーを持ち歩く [BRM装備]

2012.10.16(火)

普通に1日走るぐらいだと、途中で調整するという必要は殆どないと思いますが、
雨が降っても走り続けていたりすると、ブレーキシューがありえないぐらいの勢いで減って行きます。
※シマノの場合

整備不良って訳ではないと思いたいのですが、調整ネジが甘くなっているのか?
シューががんがん減って行くような日には、途中でキャリパー調整も必要だったりします。
※片効き状態のまま使い続けると危険です

車遊びをしていた昔から愛用している、PB SWISSTOOLSのボール付き六角レンチ
(自転車の世界だと何故かアーレンキーと呼ぶ)
サイズで色が違うのでわかりやすく、硬度が高く精度も高いレンチ、
ボール付きで角度を30度ほどずらしたところからでも素早く回せるのが便利です。
※力をかけて緩めたり締め込むところはボールでない方を使います、念のため。
DSC_7417.jpg

キャリパー調整用は、3mmサイズ(レモンイエロー)
ブレーキシュー交換用は、2mmサイズ(グリーン)



大概の作業はショートで足りますが、ロングの方が使いやすいという場合もあるかも。

もっともPBのは結構なお値段がするので、適当に持ち歩いていて落とすと悲しかったりします。
(2本ほど亡くした経験あり、その後PBは自宅に置いておくようになりました)

そんな訳で、実際に持ち歩いているのは、
自転車屋さんで売られている安いアーレンキーのセットだったりします。

私が持っているのとは違いますが、自転車用だとこんな感じ。
1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm の7本セット
ちなみに私の場合は、シートクランプが4mm、ステムが5mm、ペダルが6mm
ディレイラー(シマノ)などは5mmです。

ホーザン(HOZAN) ボールポイントレンチセット W-110 YD-1232

ホーザン(HOZAN) ボールポイントレンチセット W-110 YD-1232

  • 出版社/メーカー: ホーザン(HOZAN)
  • メディア: スポーツ用品
携帯工具で長さが短いアーレンキーを持ち歩いていて事足りると思っている人も多いでしょうが、
実際にはこういうバラで使えるタイプのアーレンキーでロングタイプのボール付きが確実です。
場合によっては長さが短いとうまく使えず、
ロングタイプのボール付きでないと出来ない事も結構あったりします。

ブレーキシューについては、そういえば以前も書いてますね。

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