2013.3.16(土)

この時期は日ごとに日の出は早くなり、日の入りは遅くなっていきます。
1月のブルベと比べると格段に日が長くなり、200kmだとほとんどが日中の走行となります。

今年、DNSとなってしまいましたが、年初のブルベはAJ神奈川のBRM106逗子200でした。

日の出・日の入り時刻は、国立天文台のサイトで確認することができます。
国立天文台 天文情報センター 暦計算室 http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/

便宜的に各地の暦で調べると、2013/1/6の神奈川県(横浜)における日の出・日の入り時刻は、
日の出:6:51
日の入り:16:43
となっています。

逗子200は、スタートが逗子駅付近で7時という設定です。
日の出時刻が遅いので、6時ではなく7時スタートなのかもしれません。

来月に予定している、BRM413定峰200だと、東京都における日の出・日の入り時刻は、
日の出:5:11
日の入り:18:12
となります。

こちらは、スタートが二子玉川・兵庫島公園付近で6時という設定です。
受付は5時からですが、受付開始時刻にはうっすらと明るくなってきている時間でしょう。
手元のライトが無くても、受付業務はできるぐらいの感じだと思います。

6時スタートで12時間かけて帰ってきても、まだ陽が沈んでいません。
一番遅く帰ってくる人でも、ブルベ中では最後に1時間弱、日の入り後の走行で済むはずです。

5時受付開始にあわせて自走でくる人、また、ゴール後に自走で帰宅する人、
そういう人はブルベの前後で、夜間走行が必要になりますが、
全体を通してだと、その割合はだいぶ減ることになります。

200kmだと前照灯、尾灯のバッテリーを交換することは殆どないと思いますが、
自分の機材のランタイム(稼働時間)をある程度把握しておいて、
夜間走行となる時間分のバッテリー(乾電池・eneloopなど)の予備を持つことが必要でしょう。

GARMINのGPS等を使っている人は、GPSの表示でも(以下はEdge705の英語版の場合)
データ項目で「Sunrise」、「Sunset」を選ぶと、それぞれ日の出時刻、日の入り時刻を
表示してくれます。

およその目安ですが、日の入り時刻のあたりで、前照灯の点灯をすることになるので、
遅くともその時刻には前照灯を点灯する習慣を付けておくと良いでしょう。
尾灯も同様ですが、個人的には尾灯は日中でも点灯させっぱなしにしておくことが多いので、
日中から点灯させている場合は、バッテリーの予備への交換か、
2灯目の方の尾灯を追加で点灯するか、といったことも考えたりします。

ブルベをそれなりの回数走ってくると、前照灯はより明るめのものを志向し、
予備の灯火も誰に言われることも無く自分で常に携行するようになる人が多いようです。
尾灯も小型のものでなく、大型のLED5灯などを複数シートステーに装備するなど、
後方からの被視認性を強く意識した装備に変わって行く人も多いようです。
300km以上、400kmや600kmを走ると、特にその必要性を肌で感じるからなのでしょう。

自分で実際に経験をしてみないと、大切さはきっと分からないかもしれません。
でも、なぜ他の人がそういった装備を使っているのか?
賢明な人なら、その意味を推測し、真似ることから自分の身を守ることもできると思います。

(過去ログ参照リンク)
2012.12.25 まとめ:最低限の装備(前照灯・200km仕様)
2012.12.26 わかりやすく説明するには、言い切りも大切(前照灯の補足)

2012.8.29 尾灯は昼でも常時点灯
2012.9.19 テールライトの取り付け状態(サドル用ブラケットRM-1)


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