2011.9.27(火)

PC1薩摩川内に到着したのはGPSログから読み取ると10:18だったようです。天候は快晴で陽が昇るにつれどんどん暑くなってきます。気温はそうでもないのでしょうが体感気温はかなり高くなってきています。
ちなみに「川内」の読みは「せんだい」です。PCは川内駅に近いところにありますが、店名は「ファミリーマート迫川内駅前通り」店、よ、読めない・・・どうも「迫川内」は「さこせんだい」と読むみたいですが。

ガリガリ君投入か?と思われるぐらいの暑さ。走ってると向かい風で涼しいのですが、コンビニ店前の日向で休憩するのは厳しいです。まだ食事には早すぎるので、私は軽めにおにぎりを1個補給するぐらいにしておきます。あとは一口羊羹を2個ほど補給食として持っておきます。
輪行袋(飛行機輪行で使ったのとは別の軽量タイプSL-100)をボトルケージに差しているので、今回はシングルボトルとなっています。どこにでもコンビニがあるし無くても自販機があるので、シングルで十分という判断でしたが、ちょっと予想よりも暑くなりすぎたかもしれません。MUSASHIのリプレニッシュを一番小さなハイドレーションで背負っているチコリンさんが2Lペットボトルを買って余った水をくれるというので、自分のボトルに貰っておきます。

水分補給中のチャーリーさん

何をしていたというわけでもないのですが、この時点から既に「お達者倶楽部」化が著しい私達は、どうもPCでの動きが緩慢です。「早く行かないとね」とか言いつつ結局PC1の再スタートを切ったのは10:42となり、24分間ここで休憩していたようです。予定では10:30到着〜20分休憩〜10:50出発なので遅れているわけではないようですが、こういうところでの時間の使い方はソロの時よりもシビアに考えないと、脚力のない(移動速度を稼げない)チームには後々響いてきたりします。

実走ログ(区間ログ)
PC1薩摩川内(ファミリーマート泊川内駅前通り)〜PC2水俣(ローソン水俣袋)


川内駅前近くを通過するのに、R3に一旦戻ります。







道ばたには彼岸花が

K46を走って行くと、藤川天神のあたりを通ります。


臥龍梅が有名らしいですが、「がりゅうばい」読めません。いい歳こいて漢字が読めない、地名がわからない、というのは結構恥ずかしいと思う今日この頃。反省しながら先へ進みます。

のぼりがバタバタとはためいていて、いつも向かい風基調。
暑い日は助かります、と思うようにして進みます。

なんとなく少しずつ上りっぽくなってきました。
脚のある人には本当に「平坦」なのでしょうが、迷わずインナーに落とします。

やっぱりここは「上り」と言ってもいいですか?

K46をよろよろと上ります。

ツルがやってくる場所はどこなのか?気になるのですがまだ遠そうです。

トンネルがあってよかった。
横座トンネル手前で一旦停まってリアのライトを点灯します。(私は日中からずっと点灯させっぱなし)

ここから先は下り基調。阿久根市を通過していきます。
阿久根市はそのままでも読めますが、地方自治の首長ネタで有名なところですよね。

さらに進むと出水市に入ります。えっと、実は読み方が・・・「でみず」じゃないよなぁ、とかあやふやだったりするのがもう笑えるぐらい悲しいです。正しくは「いずみし」です。「でみず」はTBSの女子アナか。
走っている最中に考えているのはこんなことばかり。

そのうち旧市街のような古い家並みを通り抜けます。
こういう門構えの家が左右にずらっと並んでいます。武家屋敷なのでしょうか。

あとで調べたら「野田郷」というらしい。
小さな集落みたいですが、ちょっと変わった場所のようです。

野田郷の駅前を通過。どん突きでT字路になっていて左折してから道なりに線路を越えていきます。
ほんとうは全く違うのですが曲がり方だけで秩父鉄道の小前田駅前を思い出します。
(オダックス埼玉のコースを走ってないと意味がわからないネタかも)

そしてまたR3に復帰。このあたりはまだ良い方ですが、やはりR3はちょっと走りづらいです。
交通量が少ないところでは大きく対向車線に出てパスしてくれるので大丈夫ですが、大型車が後ろにつかれると気を遣います。

水俣には近づいてきたけど、八代、熊本はそのくらいの先になるのか。
青看板の距離を見ながら思い出すのは、なぜか新野峠とか天竜峡。シチュエーションは全く違うのですが、なぜか気分は「頑張って熊本まで辿り着かないと」という感じだったりして。
(熊本市街は迂回するコース設定ですが)

平坦ですが、ちょこちょこっとしたアップダウンはあったりします。ここは下りで一息。

海が見えるとホッとします。八代海
天気晴朗なれど波高し、なんとなくそんな言葉が頭をよぎります。
東郷平八郎は薩摩出身だから?

熊本県水俣市に入ります。

PC2はR3の進行方向右側にあるファミリーマート水俣袋店。到着は13:14。
PC1からここまでが54.3km、スタートからの積算が100.4kmとなります。
チャーリーさんの走行計画ではPC2到着は13:30で30分の休憩を挟んで14:00に再スタート。


とりあえずレシートを3人分確保してから、それぞれ補給のお買い物。
チコリンさんは氷(ボックスタイプ)を買っています。あまった氷を少しチャーリーさんと私とで貰いました。

なぜかやってくる猫・・・

お昼をすぎているのと、既に100km走っているので、ここでランチ補給といきたいところです。
隣に貝汁屋さんがあるので、そこで食べることにします。
ちなみにそのあたりもチャーリーさんがリサーチ済。リーダーは偉いなぁ。
今回はホントにおんぶにだっこ状態です。

貝汁味処 南里

あまり時間がかかるのも、ということでお店の人に「何が早くできますか?」と聞いて、すぐに出てくる「貝汁定食」にします。本当は「わっぱめし」とかも良さそうだなと思いながら「10分(20分?)
ぐらいかかります」というその10分が今回は厳しそうということで、グルメ隊失格です。
他にも、あさりちゃんぽんとか天丼とか美味しそうなメニューが・・・

すぐに出てくる「貝汁定食」、アサリの汁が身体に染み込みます。美味い。

お昼のピークを過ぎたところで落ち着いてきたのか、近くのテーブルの人のところには10分もかからずに、わっぱめしなどが出てきていたりして、あぁ〜頼んじゃえばよかったかな?とか少し後悔したり。
即断即決ですべてがうまく行く事はないので、このあたりは仕方ないでしょう。

ここはあの「水俣」なんだよなぁ。かつてチッソの公害問題で有名な場所ですが、そこから学んだことはあるのだろうか?そんなことを考えたりもするのですが、あまりのんびりもしてられません。
「トイレにペーパータオルがあるから顔洗えるよ」とチャーリーさんに言われて食後、トイレへ向かい顔を洗います。夏の様な塩の吹き方はしていませんが、それでもだいぶ塩ったれた顔になっています。あとトラックの排ガスなのか若干すすけた感じだったのがスッキリしました。
見ると横には「シャワー室」という扉が。「これ使えて大広間で仮眠できたらブルベで使えるな」とか、ついついそんな事を考えてしまいます。

再スタート前に準備するチャーリーさん

既にだいぶお疲れだけどご飯食べたから元気になった?チコリンさん

お昼ご飯を食べてだいぶ元気になりました。風があるので暑さを感じない割に脱水は進んでいるようです。水分補給をうまくしないと、こういう日は意外と危ないかもしれません。
ここまでのペースは予定どおり。このままたんたんと進んで行けるところまで行きましょう。

PC2の隣から再スタートを切ったのは13:54、ランチ補給も入れて40分ほど休憩していたことになります。
予定では休憩は30分ですがほんの少し早めに到着していたので、単独の休憩だけでみると誤差の範囲です。
が、PC2と隣の店での動線と動き方を考えると、もう一工夫で10分短縮はできたというのが後から振り返ると反省点としては残ります。
(ブルベペース(15km/h)で考えると、再スタート時の貯金は46分。)

続く。


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