2012.8.29(水)

ブルベを走るようになって、徐々に増えて行くのが灯火類の装備です。
最初にロードを買った時、どちらかというと「なるべく軽いのが一番」とかいう思想を叩き込まれたような気がするのですが、ライトも小型軽量のもの、なるべく自転車につけても目立たない物を選んでいました。

最初に買った前照灯と尾灯は、これの古いタイプの組み合わせだったと思います。
(参考まで)

TOPEAK(トピーク) HighLite Combo II ブラック LPF09300

  • 出版社/メーカー: TOPEAK(トピーク)
  • メディア: スポーツ用品








ロードレーサーは昼間走るというか、暗い時間帯に走ることは殆ど考えていません。
いちおうこれでも前照灯として最低限の用はなすぐらいの光量はありますが、少し帰りが遅くなったときに多摩サイ経由で帰ってくると、やはり心許ない。というか市街地と違って夕暮れ後の多摩サイは漆黒の世界なので実はライト的には一番シビアだったりするのです。

この手のライトの電源は、ボタン電池CR2032が多いです。
TOPEAKのライトは前照灯も尾灯も、CR2032を2つずつ使うタイプ。
近所の百均でCR2032の2個入り105円が置いてあると必ずまとめて大量買いする癖がついちゃいました。

そうは言ってもボタン電池だとどうしても勿体ないような気がして、常時点灯というわけにはいきません。
尾灯は点滅モードにすればだいぶ長持ちしますし、何日も続けて使っているときには何時切れるかわかりませんから常時点灯モードよりも点滅モードの方がなんとなく安心感があったりします。
(いちおうスペアのボタン電池はサドルバッグに入れてあったりしますが)

ブルベを走り始めた時に最初に考えたのは尾灯の事です。
そこで使ったのは、キャットアイの安いタイプ。
単4乾電池を2本使用でカタログスペック的には常時点灯モードで30時間点灯可能。

キャットアイ(CAT EYE) デュアルモードテールライト TL-LD170R

  • 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
  • メディア: スポーツ用品

このライトをシートステーに直付けして走っていました。
特に防水とは謳っていませんので、新しい電池を入れた後にテープで接合部をぐるっと留めて使っていました。
が、最初の年の沼津600の折り返し(翌日の朝)で軽く水没してしまったか、点滅しっぱなしで常時点灯に戻せなくなってしまいました。
スペアで持っている別の尾灯を点灯するように切り替えて、帰ってきたことを覚えています。

600だと30時間を越えてしまいますが、最初の日の日中走行時に消灯してトンネルがある区間や夕暮れ以降に点灯モードにすれば、電池交換をしなくてもなんとか持つような感じでも運用出来そうなのですが、やはり途中で少し暗くなってしまいます。

そのうち前照灯のスペアでGENTOS 閃SG-305を使い出して、それが単4電池仕様だったこともあり、前照灯用の手持ちのエネループ充電池は単3ばかりだったのを単4も追加するようにしました。

SANYO NEW eneloop充電器セット(単3形4本付) N-TGN01BS

  • 出版社/メーカー: 三洋電機
  • メディア: Personal Computers

SANYO NEW eneloop 単4形4本 HR-4UTGB-4

  • 出版社/メーカー: 三洋電機
  • メディア: Personal Computers

こうなると、一気にスペア電池は乾電池からエネループに切り替えです。
尾灯用に単4電池を2本+スペア2本で4本使うのが基本型となりました。600kmまでならこれで十分です。

が、やはりTL-LD170Rは水没しやすいし、尾灯としては最低限の光量はあるにせよもう少し明るいものが欲しくなった訳です。

そこで投入したのがTL-LD610R こちらはカタログスペックで単4電池2個仕様で点灯モード30時間
(以下は後継機だと思われるTL-LD650、単4電池2個仕様で点灯モード15時間、さらに明るい)

キャットアイ(CAT EYE) セーフティテールライト TL-LD650 RAPID5

  • 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
  • メディア: スポーツ用品

TL-LD610Rの点灯時間はTL-LD170Rと同じ?30時間ですが明るさがだいぶ異なります。
基本的にはこのTL-LD610Rを1灯シートステーに直付けしておけばOKという運用にしています。
エネループ単4電池も同じく2本+スペア2本が基本型。

PBPや北海道では、この尾灯を左右に1灯ずつ2灯装備で運用しています。濃霧発生時は両方点灯。それでも後続車両に対してアピールしきれているかどうかは・・・というぐらいのシビアコンディションになります。

200kmでも300kmでも、途中でトンネルがあったりする場合は、スタート時点から常時点灯しっぱなしで走っていることも多くなりました。
その代わりブルベ前には、エネループをフル充電したものに交換してフレッシュな状態でスタートするようにしています。

よほどシビアなところでは別ですが、ブルベを走っていると多少の装備の重さはもうどうでも良くなってきます。軽さを取るより、機材トラブルや何かあったときの為の装備、また安全を確保するための装備の充実ということが優先順位的に高くなってきます。
もちろんそれは個人差がある世界ですから違うという人もいるでしょう。でも、何があっても自力で帰って来る(リタイアしても自力で帰還する)ということが当たり前のように考えられている世界では、おのずと取捨選択するものが変わってくると思うのです。

市街地では昼間でも尾灯だけでなく前照灯も点灯します。
二輪(オートバイ)が昼間に前照灯を点けるのと同じ感覚です。
そうするとライト類のバッテリーが必要になります。昼から点灯するのであれば、今までの倍スペアが必要になったりします。

それをすべて使い捨てのアルカリ乾電池やボタン電池でまかなえるか?
なんとなくノーという気になってくるところもあり、エネループの山がどんどん増えていくのです。

それでも私は、尾灯は昼でもなるべく常時点灯という癖をつけておくことが自分にとっては大切なことになっています。



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