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予習:2011BRM312道志みち200 [BRM初心者講座]

2011.3.9(水)

今週末の土曜日3/12は青葉の道志みち200です。
定員100名はエントリー開始早々に埋まっていたようですが、コースと開催時期を考えると、それほど優しいコースでもなかったりします。

スタート地点付近のルートは若干往路と復路で異なりますが、そこを除けばほぼ単純な行って来いの往復コースです。ただし、往路は道志みちで山伏峠(標高:約1100m)を超えるまで細かいアップダウンをこなしながらずっと上り基調となります。往路の獲得標高は約1700m(ルートラボによる推定値)。復路は約900m(同)となります。

この時期の道志みちは時折降雪があり、直前にある程度降られてしまうと積雪が残り非常に危険なコースになります。
今のところ土曜日までに降雪はなさそうな雰囲気ですが、直前まで天候や路面の状況についてチェックしておく必要があるでしょう。
(主催者が中止と宣言しなかった場合は開催されますが、参加するかどうかは各自の判断となります。)




ある程度経験があったり、道志みちなどルートに詳しい人にとっては必要ないでしょうが、
・ブルベ自体が初参加
・道志みちを走った経験が少ない、土地勘がない
・今年はまだ身体ができあがってないので走力に不安がある

といったような方の場合は、十分予習をしておくことをお勧めします。

以下は、あくまでも個人として書いているものです。
私は青葉のスタッフでもありますが、今回の道志みち200に関しては直接関わっていませんので、実際の走行についてはキューシートを参照し、ブリーフィングの注意事項など安全に留意して下さい。

ここでは予習、準備段階で考えておいた方がよいと思えるものを列挙しておきます。
1.DNS、DNF
2.ウェーブスタート
3.キューシートの読み方
4.ペース配分
5.安全対策

1.DNS、DNF
仕事や家庭のスケジュール、また体調不良などであらかじめDNSが決まっている方は、無理をせずDNS宣言を早めにしておきましょう。メールで連絡すればOKです。理由の如何はとわれません。
天候やコース状況で不安な方は、自分なりの判断基準を先に作っておいて前日夜、または当日早朝にDNSの判断をすることで十分です。その場合もメールで連絡すればOKです。

全ての状況がわかるわけではありませんが、個人的に参考にしている情報は、
・山中湖の道路状況 http://yamanakako.info/info_road.php
などがあります。
天気予報も確実ではありませんが、当日の天候予測(天候、降水確率、気温、風向き、風速
など)を見ておいた方が良いでしょう。
実際には、山間の道は強い風が吹き下ろしたりすることもあり、あくまでも参考にしかすぎませんので過信は禁物ですが。

DNFについては、途中でトラブルがあった場合と、タイムアウトしそうで諦める場合があると思います。前者については無理せずゆっくり何らかの手段で自宅へ戻れば良いと思います。その際は必ず主催者へ電話でDNFの連絡を入れておきましょう。(ブリーフィングなどでも言われると思いますが、全員がゴールへ戻ってくることを前提にスタッフは待機しつづけます。戻らない場合はその旨連絡をいれましょう)
後者については、このままのペースだと走り切れるけど途中でタイムアウトしてしまうので完走(認定)は貰えないのであきらめるということもあるでしょう。このタイムアウトについては、このコースはPC2の折り返しが一番時間的に厳しい設定となるため、ここを実際にクリアしてからDNFというのはあまり考えづらいと思います。
おそらく道志みちの上り、道の駅どうしあたりで、このままのペースで行くとPC2に間に合うかどうか?というようなことを気にするような人が判断することになるのだと思います。

あくまでもDNFは参加者個人の判断ですが、ひとつの参考情報として、ルートプロフィール(特に坂の斜度、標高など)を事前によく眺めて、途中で自分なりの足きり仮想クローズ時間を設定しておいてもよいかもしれません。
例は後述します。

2.ウェーブスタート
今回の道志みち200はウェーブスタート方式を取るようです。
100名という大人数で一斉にスタートすることは現実的でないため、少人数にグループをわけて何分か置きにスタート可能時間を分けて任意にスタートしてもらう方式です。
今回は8つぐらいに分けるらしいので1グループ12名程度になると思いますが、スタート直後の信号ストップなどもあり、わりとすぐに次のグループに追いついたり、追いつかれたり、ということも起きてきます。
仲間内で何人か一緒に走りたい場合は、あらかじめ集合場所に全員で集まってから受付をすると、その時点で一番早いウェーブで全員が走れるところを割り当ててもらえると思います。
ウェーブスタートの場合、スタート時間が基準の6時ではなくなる人が殆どですので、自分のプラスマイナスの時間(例:10分遅くスタート)などをしっかり把握しておきましょう。
ブルベカードのPCオープン、クローズ時間をウェーブ毎に細かく分けて印刷しているところもあると思いますが、そうでない場合もあります。また、キューシートは基準の6時で書かれてますので、そのことも覚えておきましょう。

3.キューシートの読み方
平たく言うと、キューシートにはこれが基本だというものがありません。
もっと言うと、青葉のキューシートは近隣の他主催クラブのものと若干見方が異なるため、その意味をしっかりと把握しておかないと、走行中にあれ?と戸惑うことがあります。
(※等々力200、沖縄200は、他主催クラブと似た形式なので、今回から変わります)
具体的に言うと、「区間距離」の扱いが、前の行の右に書かれているのです。

例えば最初の行は
合計距離、ポイント、進路、区間距離
0.0km スタートあざみの駅前 ・・・ 左折 0.1km
といきなり、区間距離が0.1kmから出てきます。

これの読み方は、このポイント「スタート」地点では「左折」して、その先「0.1km」走ると、
次の行に移り次のポイントに到達する、というものです。
(他の多くのキューシートでは、区間距離はそのポイントに至るまでの距離)

この形式が自分には見づらいという人は、キューシートを加工して自分の見やすい形式にしておいた方がよいかもしれません。
道志みちのキューシートは、区間距離を使って合計距離を計算させているようなので、加工する際には、「コピー」でなく「移動(編集>カットで選択して、ペーストで移動先に貼り付ける)」を使うと数式が崩れず簡単にできます。

また、キューシートは必要最低限の情報しか書かれていないので、地図などでルートを予習してトレースした際にわかりにくそうなポイントがあれば、自分でキューシートに行を追加しておくとよいでしょう。
また、迂回路などわかりにくいところは、拡大した地図コピーを持っておくと万一ミスコースした際にコース復帰しやすいです。

4.ペース配分
以下は、走力にあまり自信がない人を想定して書いています。あくまでも例ですが、参考にはなると思います。
往路で頑張りすぎると復路で売り切れてしまうかもしれませんが、往路の獲得標高の方がだいぶ多めになっているため、完走のカギは道志みちでいかに山伏峠をクリアするか、ということに尽きます。
スタートが6:00だと、PC1ヤマザキショップ梶野沢店41.6kmのクローズ時間は9:06(スタート直後は制限時間が緩い計算式になっています)ということになります。
このクローズ時間はあまり参考にする必要はありません。メカトラブルなど以外で遅れてここをギリギリ通過だと、おそらくこの先がかなり厳しい状況になるからです。

スタート直後は、ちょこちょこと右左折を繰り返して住宅街を抜けていきます。信号ストップが随所にあるので思うように進みませんが、焦らずゆっくり身体を温めていくようにして走る方が得策です。
3.3km総合庁舎入り口Sで大きな通り(K12)へ出ますが、ここも幹線で多少走りやすくなったとはいえ、いきなり飛ばさなくても大丈夫です。
5.7km Sなし右側セブンイレブンというところは、土地勘がないと分かりにくいところなので、距離に注意して走ります。ここから9.2km 藤の木Sまでは迂回路です。K12で上麻生Sまで行ってK3へ左折するのが普通のルートですが、この界隈があまり走りやすいところではないため迂回しています。
たいがいはウェーブの中で前走者が道をしっていたりするのですが、事前に地図をよくみておきましょう。キューシートだけで初見で走れるようなルートではありません。
また、5.8km 橋手前を右、というように曲がっていくと、途中ダートが少しあったり、車は通行できないように柵がしてあったりというところを通過します。
朝の時間帯は川沿いやクロスする道を犬連れで散歩する人もいるので、あくまでも住宅街を走らせてもらっている余所者であることを十分認識して、交差点では必ず一時停止、歩行者がいたら減速することを徹底しましょう。
きちんと交通安全に配慮して走ると、おそらく藤の木Sまでで30分以上の時間がかかっているはずです。
この先はK3〜K57となりますが、しばらくは交通量が多く道幅も狭いところを通ります。バスや大型トラックなど、無理に左側を通る危険な行為はさけ、ゆっくり進んで行く方が安全です。
よほど速い人は別ですが、すり抜けを多用した走り方をする人達と、普通に走る人との差は、市街地を抜けたところでほんの数分しか違いません。
目安としては、28.7km 向原東側S あたりまでは無理をしないことが良いでしょう。
ここから次の30.2km 宮原Sまでは道幅は広いですが大型に真横を高速でぶち抜かれる可能性がある区間なので注意して進みます。陸橋の下のアンダーパスも通るので尾灯を点灯しておいた方が安心です。
ここで1時間30分〜1時間45分ぐらい経過しているでしょう。
ここから先はアップダウンが出てきます。信号も少なくなってきますので、平地だと数名のグループで進んで来ているでしょうが、徐々に上りの脚力差でばらけてきます。

道志みちは結構上りが続きます。38.3km 青山Sまではアップダウンに慣れるような感じで徐々にウォーミングアップという感じで走る方が後で垂れません。速い人達が後方から一気にダンシングで抜いていこうが、そんなことはお構いなしにインナーロウでくるくる回してゆっくり進んで大丈夫です。
心拍数などで管理している人であれば、65%〜70%までを目安にしばらくは抑えめに。

青山Sから先は道志みちになりますが、すぐに41.6km PC1ヤマザキショップ梶野沢店でレシートチェックとなります。
ここまでで殆ど疲れていない状態ならOKです。8時過ぎにレシートチェックをクリアしたら、最低限の補給をしてすぐに再スタートしましょう。小さなお店なのでトイレ待ちとかで並んでいたら、迷わずパスして先に進んだ方が時間をロスせずにすみます。
(トイレ休憩は復路のPC3となっているセブンイレブン相模原津久井青野原店が3kmぐらい先にあるのでそこを利用する手もあります。大型店舗で品揃えも充実しているので便利。)

この先、休憩できるポイントは、ヤマザキデイリーストア、道の駅どうし、ぐらいです。
25km以上先になりアップダウンを繰り返しながら標高差450m程度(獲得標高約700m)を上っていきます。
いろいろ考え方はあるでしょうが、この区間をAve.15km/hでイーブンに走れればなんとか先は見えてくるはずです。

PC1を8:20分に再スタートしていれば、道の駅どうしは10:00頃に通過となります。
この先、山伏峠までの上りは多少勾配がきつくなり8.5kmで獲得標高約400m程度です。
道の駅どうしを休憩込みで遅くとも10:30に再スタートし、1時間かけて(時速8.5km)でじわじわ上って11:30に山伏トンネルまで登り切るぐらいが、おそらくギリギリのタイミングになるでしょう。
上りが遅い人は、PC1と道の駅どうし(またはすぐ手前にあるヤマザキデイリーストア道志中央店)での休憩をなるべく短めに抑えて、ゆっくりでも走り続けることがカギになります。

トンネル手前で一旦停まって時間を確認してから、(もし上りで脱いでいたら)ウインドブレーカーを着込みます。山伏トンネルの先は、山中湖平野まで一気に下りとなり、カーブや路肩の凍結などに注意して進みます。
山中湖畔は北側をまわりますが、平野から先すぐは若干の上りがあるものそのあとは明神前まで平坦で、そこから富士吉田までも一気に下りとなります。残りはゆるい上りでPC2まで6kmちょっとでしょうか。
富士吉田あたりで渋滞がなければ、山伏峠からPC2までは25kmありますが下りが多いため1時間切ることも可能です。山伏峠のギリギリ通過時間は11:40ぐらいまでかもしれません。
(PC2クローズ時間は12:48)

PC2をクリアしたら、あとはマイペースで戻るだけです。
よほどの事がないかぎりタイムアウトの心配はないでしょう。

最後の30kmぐらいは渋滞に巻き込まれる可能性もありますが、等々力200の中原街道渋滞のような酷い状況まではいきません。
上麻生Sを通らず、手前の藤の木Sから迂回路を再度通りますが、新三ノ輪橋のあたりでK12へ出るルートが往路とは異なります。また、市ヶ尾高校東Sから先の住宅地を抜けて大場遊水池前Sへ至るところは、キューシートだけだとわかりにくいので、事前に地図をよく読んでおいて、迷った場合のために地図のコピーを持っておいた方がよいでしょう。

5.安全対策
当日の路面状況にもよりますが、道志みちはところにより日陰では凍結が残っている恐れがあります。上りではなかなかないでしょうが、下りでのオーバースピードは厳禁です。
道志みちは抜け道、裏道として車やオートバイによく使われる道です。
後ろから車が来た際には、さっと気持ちよく抜かせてあげるように心がけた方が、お互い安全に走れます。無駄なブロックをすると車のドライバーをいらつかせ、先の方で別の自転車へ仕返しの幅寄せをされたりと自分たちの首を絞めることになります。
スムーズな交通の流れを自分も作る側へ少しだけ協力していただけると、自分たちも助かることを覚えておいて欲しいと思います。

他にもありますが、なんとなく書いてみました。
参考になれば幸いです。

明日、試走に出れるかなぁ?


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