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ルートラボ2020年3月末サービス終了(備忘録) [GPS]

2020.3.8(日)

 ブルベを走る人、自転車ツーリングする人、これまでかなり多くの人が利用してきたルートラボ
残念ながら2020年3月末でサービス終了となることがわかっています。

 ルートラボ(そのうちこのリンク先は消えてしまうのでしょう)
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/


 最近はほとんどブルベに出ていないため、ごくたまにしか利用することが無かったのですが、過去には数多くのルートをキューシートから打ち込んで参加者として走ったりもしていました。また主催者、主催スタッフとして、ルート策定や試走用に長いものからごく短い迂回路まで含めるとかなり多くのルートを地図を調べて打ち込んで、実際に走って修正して、ということをやってきていたことがありました。そういう意味ではとてもお世話になったサービスです。

 私がブルベを始めたころは、ルートラボの前身、ALPS Lab ルートというものがありました。
ブルベを走る前、2006年4月頃だったかに海外通販で買ったGARMIN Edge305をサイコン代わりに使っていました。
初期のGPSサイコンですね。地図の表示はないですが、これはこれで役に立つ道具でした。
 

 ALPS Lab ルートでブルベのコースをGPS用のデータにして使い始めたのは2009年1月の逗子200からだったと思います。その少し前から海外通販が少しずつ流行り初めていた時期で、日本では未発売のEdge705を英国から取り寄せて使い出したのがスタートでした。

 GARMINのMapでルートを引くよりも簡単に引けて、Edge705であればGPSデータを本体にコピーするだけでそのまま使えるのがお手軽で、当時私は区間ごとにルートを作って取り込んで、各PCに到着する毎に次の区間のデータを読み込んでルート案内させるような方法を取っていました。

 いつルートラボに切り替わったかは覚えていませんが、自分の過去データを見ると一番古いルートラボのデータが2010年1月でした。2009年に走った9本のブルベ(認定距離積算3300km)のデータはALPS Lab ルートだったので残っていません。

 2010年以降のデータは自分で入れたもの、実走後にEdgeから取り込んでアップロードしたものとも、数多くのルートがルートラボに蓄積されていました。

 暫定バックアップとして、一括ダウンロードでファイルは落としておきましたが、再利用することは殆どないと思っています。

 Ride with GPSや他のサービスなど別のサービスに乗り換える必要があるのでしょうが、今のところ自分ではルートを打ち込んで走ることは殆どないので、アカウントは持っているものまだ使いこなせるところまでは習熟できていないのが実情です。



 サービスが終わっていくのは寂しいものがありますが、Webサービスの寿命は思っている以上に短いのかもしれません。ルートラボも途中(おそらく某お方がAppleへ行かれた後ぐらい)から機能改善は殆ど止まっていたりしました。元々はMSのSilber Lightが必要で、それのサポート切れとともに終わってしまうかと思いきや、JavaScript版が出たり、使える、使えない、のどっちつかずの期間があったりしつつ最近は安定してまた使えるようになっていたので、本当に残念で仕方がありません。

 ルートラボ、これまでどうもありがとうございました。



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eTrex30をRAMマウントで [GPS]

2014.7.5(土)

 しばらく前に買ったGARMIN eTrex30(英語版)、使い方がわからず、マウントも買い忘れて出番無しでした。
先日、マウントは追加で買ってみたもの、ハンドル周りの再整理をしないとうまくつきそうもないということで、白馬・木崎湖600の試走にも間に合わず、本番投入は伸び伸びになっていました。

 今日、ハンドル周りを整理してみたのですが、やはりどうにも居場所が見つからず、どうしたものだか考えていたのですが、ハンドルに無駄についているRAMマウントのU字ボルト留めのボールジョイントを眺めているうちに、

「RAMマウントのホルダ買ってくれば解決?」という結論に達しました。

 そうなれば、あとはもう時間もないので直接、代々木のGPSストアまでひとっ走り。
既にカメラ用のボールジョイント装備はついているので、既存のパーツは流用して、eTrex30用のホルダーとそのホルダー裏にボールジョイントをつけてしまえばOKです。

 eTrex30は軽いので、ボールはプラでも大丈夫らしく、プラを調達してきました。

買ってきた直後に屋外で撮った写真。
IMG_2140.jpg

 ホルダー単体を確認してみます。
プラボールにはネジが3種類(3種x2本)入っていて、このホルダーとの組み合わせは一番長いサイズのネジ。
IMG_2143.jpg

 eTrex30をホルダーにはめてみたところ。やはり無駄にゴツくなります。
が、これならホルダーからeTrex30が吹っ飛んでいくことはおそらく無さそうです。
IMG_2144.jpg

 横からみると、これだけ大がかりな装備になることがよくわかります。
IMG_2145.jpg

 オレンジ色のはGPSストアの袋ですが、写真撮るとうまく映らないので、
無理矢理Macの上で撮ってみます。ブツ撮りはこっちのほうがなんとなくしっくりきます。

IMG_2146.jpg


 元々がカメラ用のRAMマウントを流用しているので、ショートアームだったりします。
eTrexを水平にして見るにはショートアームでもOKですが、角度をつけるにはもう少し長い標準アームの方がよいかもしれません。自転車に取り付けての調整は明日やってみたいところです。

(おまけ)
eTrex30、元々Edge派だった自分としては、使い方が全くわかりませんでした。
慣れてしまえば大丈夫なのでしょうが、いちいち操作がEdgeとは異なります。
ルートラボで北海道1200のコースを各PC間にわけて自分で引いてみて、それをGPS Babel(すいません、マカーです)を使って構成点を少なめにしたり、往路のデータを反転させて復路のデータとしてみて、エディタで開いて、<name>と</name>タグで挟んで、eTrexのトラックリスト上の表示で分かるようにしてみたり、というところまではやってみましたが、正直その先、どうなるかが分かっていません。
トラックで呼び出して、地図にトラックを表示させるところまでは出来ているので最低限のレベルには達してますが、宝の持ち腐れっぽい雰囲気が漂っています(´・ω・`)

Edge705を従前どおりサイコン兼ログ取りとして、eTrex30は地図を常時点灯表示させておくだけで十分かな?
とも思っていますが。


 
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予備機調達 eTrex30 [GPS]

2014.5.15(木)

 2007年にロードに乗り始めた時からGARMINをサイコンとして使っています。最初はEdge305(英語版)で、地図が無いものです。今でいうところのEdge500みたいなものでしょうか。

 2008年に初めてブルベを走った時は、自作のキューシートホルダにAJ千葉の(当時は)公式コマ図を入れていました。Edge305はあくまでもサイコンとして、キューシートのポイント毎にLAPボタンで刻んで区間距離を表示させて走っていました。

 2009年に本格的にブルベを走り始める直前、2008年の年末にEdge705を当時は一部で流行始めていた海外(英国)通販でおっかなびっくり調達しました。それ以来5年半ずっとEdge705を使い続けています。物持ちがいいというか「機材はコンサバ」派というのか、705にeneloop(USB出力リチウムイオン)から給電させて使う方法で、600kmでも1200km(eneloop2個以上必要)でも夜はバックライトONにして使うことで全てをまかなっています。

 705ラブ!なわけですが、さすがにそろそろヘタって来ているようで、いつお亡くなりになるか分かりません。順当に行けばEdge800とかに乗り換えだったのでしょうが、800はブルベライダーには不評のようで見送ってしまいました。
※800は長距離でハングアップしやすいようで、ログを途中で分割するなど運用での工夫が必要

 あとは自転車用ではないハンディGPSからということで、スティックでコントロールするタイプが雨天でも使いやすいため、etrex30を予備機として調達してみました。
wiggleでeTrex30を調達 (2014/5/15現在、25%offで25515円。+通関手数料200円+消費税1000円)
etrex30.JPG


eTrex30は、以前から候補にはしていたのですが、思い切って調達することができずに延び延びになっていたので、円安でちょっと割高になってからというお買い得感が薄れた時期ですが、それでも必要だと思った時に買うのが一番なのでしょう。

 ちなみにマップは、だいぶ前にUUDのバージョンアップ版を調達しているので、余っている方のV4を差し込んでおくことにします。無償のOSMのマップでも使えると思いますが。

(過去ログ)
この時から、etrex30を買おうと思っていたらしく(苦笑)

本体だけ買って、ハンドルバーに取り付けるパーツを調達するのを忘れてました。
こちらは、Amazonで調達した方が早い(かつ安い)でしょうか。(2014/5/15現在 1560円)

GARMIN ハンドルバーマウントブラケット map62/Colorado/Oregon用 1102300

GARMIN ハンドルバーマウントブラケット map62/Colorado/Oregon用 1102300

  • 出版社/メーカー: Garmin
  • メディア: エレクトロニクス

 いったい世間から何年遅れなんだ?という気がしないこともないですが(苦笑)
機材は枯れたものの方が信頼性が高いということで。

 
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ルートラボのあのお方が、、、? [GPS]

2014.5.4(日)

 昨晩だったか、ボーッとTwitterを眺めていたら流れてきた記事に、え〜っと吃驚。

Macお宝鑑定団:

Yahoo! JAPANの地図スペシャリストだった河合太郎氏、Appleに転職


 ALPSLAB Route の頃から、ルートラボにはお世話になってきているというか、GPSを使う世のブルベライダーは大半が利用しているような気がするのですが、河合さんというか @inuro さん、Appleですか。
ルートラボ信者としてはとっても残念な気がしたり、iPhone信者としては、むふふな気がしたり。

 Appleの地図が改善されることへの期待は大きいでしょうから、良いことなんだろうと思うようにします。
(はぁ、でもルートラボ、大丈夫かなぁ。今後がちょっとだけ心配。)


 
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GPSは実は詳しくないのです。データを手動で加工したり。 [GPS]

2013.8.16(金)

 一部の人には誤解があるかもしれませんが、GPSについて機器がどうこうだけでなく、ファイルフォーマットがどうだこうだ、ということになると全く分かっていなかったりします。ついでにカミングアウトしておくと、ルートとトラックと、またそれがルートラボの構成点(8000点縛り)の関係も、えーっと何だっけ?という程度の代物。

 GARMINはEdge305、Edge705と使ってきていて、どちらも英語版。地図はUUDのものと、物は試しで入れてみたOpen Street Map(を親切な誰かが加工してGARMINとかで使いやすくしてるもの)を使ったりしてますが、ルートを引くのは専らルートラボで完結しています。

 ルートラボは、その前身のAlps lab routeの頃からお世話になっていますが、ルートラボになって制限が緩くなったもの、「構成点が8000点」という制限は、ルートラボで「道ピタ」モードで引いていたり、GARMINの長距離ログをアップロードしようとすると、どうしてもすぐ引っかかってしまう問題が出たりします。
※道ピタモードを使わずに、適当に点と点をプロットしていけば構成点はかなり減らすことができ、この問題はクリアできますが、ルートを引くのに時間がかかりすぎます

 また、BRMのコース設計とかをしていると、この区間と、あの区間を入れ替えてつなげたら、なんてことも良く出てくるのですが、その都度ルートラボで引き直すのも大変です。

 世の中には頭がいいというか、コツをつかんで要領よく作業されている人が他にいらっしゃると思うのですが、自分なりに、鈍くさいながらも何とか出来ている方法がいくつかあるので、少し書いておきます。


 ルートラボで8000点を超えずに道ピタモードでひけるのは、ブルベだと200kmコースまで。300kmだとたいがい8000点を超えてしまいます。そのため300kmコースは前半、後半の二つにわけて引いてたりしますが、やはり一筆書きのルートが欲しくなる訳です。

 この二つをガッチャンコするには、例えば、それぞれkmlフォーマット形式でルートラボからダウンロードしておいて、テキストエディタなどを使ってファイルを開いてしまいます。

kmlフォーマットというのは、Google Earthなどで使うフォーマットらしいですが、中身はデータの羅列です。

ルートラボから吐き出したkmlフォーマットだとヘッダ系の情報などは少なく、大半がデータです。
例えば、
<LineString>
<coordinates>
139.622933888889,35.6127886111111,9
139.622783611111,35.6128933333333,9
139.622783611111,35.6128933333333,9
・・・
(中略)
・・・
139.087288333333,35.9943625,232
139.087555277778,35.9950080555556,232
139.087589722222,35.9950947222222,232
</coordinates>
</LineString>

みたいに並んでいます。データの羅列は青色にしています。

二つ目の方のファイルのこの部分をコピーして、一つ目のファイルの同じようなところの後ろ、
</coordinates> の前にペーストしてしまえば、擬似的に二つのルートがつながったものが一丁出来上がり。
という訳です。

これがそのままだと、構成点が8000点を超えてしまってルートラボではアップロードできない、ということであれば、
GPS Babel などのアプリを使って、点の数を減らしてしまえばOKです。
※原理的には単純に半分にするとかでも一応はできるので、テキストエディタとかExcelとかお好きなアプリで開いて、適当に間引くというのでもできたりはしますが、それはさすがに手間がかかりそう

Macの人だと、轍とか使えないので、GPS Babelのお世話になります。

GPS Babel は割となんでもできるコンバーターらしいですが、私も使い方はよく分かってません。

ここでの使い方は、構成点の多いkmlファイルを、GPS Babelを使って少し減らしてしまおうということです。

GPS Babel を 立ち上げて、こんな感じで設定しておきます。
Inputというのが入力ファイルです。
formatは選択肢が多いですが、これと同じ Google Earth (keyhole) Markup Language がkmlみたいです。
File Name(s) ボタンを押して、構成点の多いファイルを選択します。

Outputというのは、出力するファイルです。同様にして、ファイル名は手で打ち込んでおきましょう。
gpsbabel1.jpg


真ん中にあるTranslation Optionsは、こんな感じでTracksだけチェックしておいて、
Filtersボタンを押します。

Route & Tracks というところをクリックすると、こんな画面になるので、
Simplifyにチェックを入れて、 Limit To ○○ points に、適当な数字を入れておきます。
ここでは2000としていますが、元が10000点ぐらいのものを2000ぐらいにしても、まぁ平気です。
もう少し細かくということであれば、8000点以内で大きな数字がよいかもしれません。
gpsbabel2.jpg

ここで、右下のOKボタンを押して、元の画面で Apply を押すと、ファイルがコンバートされて、
構成点が削減されたものが自動生成されます。

あとは、それをルートラボでアップロード(読み込み)すればOK。

手作業が入るので手間はかかりますが、うまくやれば(^^;)
これで、300kmだろうが、400kmだろうが、600kmだろうが、一筆書きできるわけです。\(^O^)/

って、何そんな苦労してるの?って冷ややかに思われてしまいそうですが、
Macユーザーの方で、もっといい方法があるよ、って方は教えてくださいませ。
よろしくお願いします。

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