エンドのボルト穴がこんなことに [メカトラ・整備]
2011.10.5(水)
しばらくこちらを更新せず大人しくしていたのは、単にサボってたということもありますが、標記の件でちょっとばかり気を取られてたからという事もあります。
福岡フレッシュから帰って来たのは9/25(日)ですが、輪行袋に入れたまましばらく放置したまま。月末たてこんでたこともあり10/1(土)にようやく自転車を元に戻そうかと取り出して組み立てようとしたところ・・・
どうもリアエンドのハンガーがおかしい。
一度リアディレイラーのボルトを回し入れてみるけど、違和感が。
ボルトを抜いて確認すると、エンドのボルト穴が、え?穴じゃなくて、ネジ山が出っ張ってる???
ワッシャーとかここにかましてたっけ?そんなことは無いと思うのだけど。
しばし頭の中が真っ白に。
ここでよせばいいのに、もう一度ボルトを抜き差し。
わー、これ普通の状態じゃないよ。困った。というか、出っ張りがさらに出てきてるw
とりあえず近所の自転車屋さんBIKE&HIKE二子玉川店の開店(12:00)を待って、フレームを担いで持っていく。
とても近いお店なので、ちょっとしたパーツ交換とか調整とかをお願いすることが多いのですが、残念ながらここはTREK取扱店では無いので、「念のため、直接TREKに訊いて確認してもらえますか。」とその場でなんとかすることは断られてしまいました。
ならば家の近所のTREK取扱店としては別格のコンセプトストアである、BEX ISOYA成城店へ訊いてみようと電話してみます。
症状を話したところ「出ているところをカットしてロックタイトで固めるという作業ならできますが」と回答が。
ただそういう加工が通常TREKの自転車でされているかというと、どうもそうでも無いみたいなので、前回ハンガー曲がりの修理をお願いしたお店に、TREKジャパンでの修理がどうだったか確認してみることにします。
うちのMadone SL5.2は2007年7月にフレンド商会阿佐ヶ谷本店にて購入したものです。昨年6月、アタック会津600の往路途中、ゆるい上りでいきなりハンガーが曲がりRディレイラーがリアホイールに巻き込み、ディレイラー粉砕、メカトラリタイアという事がありました。
昨年は3200km以上走ろうとせっせとたくさんのBRMへ参加していた訳ですが、600はスケジュール的にそこの日程しか空いておらず、この1本は是非ともクリアしたいと思って前日にフレンド商会でひととおり点検までしてもらって臨んだわけですが・・・それでも起こるのがこういったメカトラ。(しかもDNFしたのは今までこの1本だけ)
翌週は子供の授業参観日だったのですが、万一アタック会津を落とした場合のことを考えて、千葉600の〆切日にまだ空きがあることを確認してギリギリで保険エントリーだけしていました。
本来、そんなことはしないのですが虫の知らせだったのでしょうか?
その時は土曜日の午後に現場から直接お店へ電話しておいて、日曜日の午前中には自転車を預けに行きました。
次の土曜日になんとか出来れば走りたいので、金曜日の夕方までに修理ができるとよいのですが。
と、無理なお願いをしたわけです。
年式によって違いがあるかもしれませんが、TREK Madoneの場合、ハンガーはお店などでは交換できません。
TREKジャパンへ送って、そこで交換修理となります。そのため時間がかかる。
このときは、もう諦めようかとおもっていた金曜日の午後に電話が入り、夕方なんとか修理上がりの自転車を引き取りに行くことができ、そこからブルベ参戦への準備を急いでやって、なんとか翌日の千葉600は完走することができました。
この時の修理は、曲がったエンドの交換だったわけですが、ボルト穴もネジ切れている状態だったため、「ネジ山を補強する加工をした」といったようなことを伝え聞いていました。
それが何を意味するのか?自転車のメカについては、あまり詳しくない自分にはピンと来てなかったのですが、この状況から考えると、通常のネジ穴ではなくインサートネジみたいなのでネジ山自体は強化されたものになっている、という仕様変更だったのかもしれない、という推測が成り立ちます。
同時に自転車仲間のSNSへ写真付き日記を上げて、詳しい人からのコメントを待ちます。
すると、みなさん一様に「ヘリサートだよ〜」と教えてくれます。
「ヘリサートがディレイラー緩めるときに一緒に回って出てきてしまっている」と。
フレンド商会へ電話すると、最初「持って来て下さい」と言われましたが、「自転車なら近いのですが、自転車バラしている状態なので車で運んだりするのは結構時間がかかってしまうんです。写真送るので見てもらえませんか?」と無理にお願いしてメールで写真を送らせてもらいます。
※通常は店頭へ持ち込みです。
トレックジャパンに前回修理の時、どのようにしたのか、またこの状態からだとどうすれば良いのかを確認してもらうことにして、あとは電話待ちとします。
「またまた申し訳ないのですが、次の週末、札幌200を今年最後で走るので、できれば金曜日夕方までに修理が終わってくれると助かるのですが。」とお願いしておきます。
※輪行から帰って来たら、すぐに組み立てて異常がないか確認しましょう。
そして、月曜日の午後に電話があって、やっぱりそれは前回修理の際に、ボルト穴を強化するためにトレックジャパンでヘリサートを入れたとのこと。フレンド商会で修理するので持ってきて欲しいと言われました。
夜、フレームをバラのままタイヤなど他のパーツも抱えて車に積み込み、急いで預けてきました。
ヘリサートを入れるのは、専用工具があれば瞬時に終わるようなものだと思いますが・・・
とりあえず預けて修理が終わるのを待っている次第です。
脱脂してロックタイトで固定する(24時間)とは聞いていますが、どうも専用工具は(その時点では)お店においてないとか。
メーカー修理した部分なので、下手にいじらないほうがいいのかな?と思ってこういう対処にしましたが、一般的にもしこういう現象で困った場合は、サイメンとかに駆け込んだ方が手っ取り早く解決できるかもしれません。
たぶん、こういう加工のことでしょう。
加工することができるところなので、当然これに相当する専用工具も知識も経験もお持ちなはず。
まだ、いまのところ修理は完了していませんが、乗るのも初心者ならメカはもっと超初心者の経験不足ってことがバレバレなわけです。そんな訳でちょっと恥ずかしいですが備忘録的に書いておきます。<(_ _)>
2011-10-05 09:06
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