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ハンガー交換できないフレームはやっぱり困るかもしれない [自転車雑記]

2012.10.30(火)

備忘録的に書いておきます。
ロードに乗り始めて、まさかそんな事が自分にも起きるとは?
なんて最初の頃は想像だにしていなかった訳ですが、
ブルベを走っていると、結構な頻度でディレイラーハンガーが曲がって折れたとか、
巻き込んでディレイラーもバラバラとかいった状況に出くわします。

今年は自分がスタッフで本番での走行が3回しかなかったので出会う機会はなかったもの、
例年1〜2回は直接、そういう自転車を目にしていたりします。

私自身も一度、ハンガーが曲がってリアディレイラーを巻き込んでしまい、
メカトラDNFという悲しい経験があったりします。
DSC00861.jpg

普段はスタート地点に立つかどうかでは迷うもの、スタートしたら基本的に最後まで走り切ることを
ある意味信条としていたので、「直結して走るか」とか一瞬考えたりもしたわけですが、
まだ先に山岳がたくさんある場所でのメカトラだったので泣く泣く諦めたということです。

原因はともかく、何らかの理由でハンガーが折れてしまうと交換するしかありません。
たいがいのフレームは、ディレイラーハンガー部分だけが別のパーツになっていて、
部品を取り寄せてショップもしくは自分の手で交換することができるということを後になって知りました。

が、私の自転車はそれができないフレームの筆頭であるTREK。
フレームにディレイラーハンガーが圧入されているのでショップなどでは対応できません。
メーカーへ送って修理してもらう必要があるのです。
その時は、SRをかけた600で万一落とした時用に次の週に別の600をエントリーしていました。
1週間で修理可能なのか?
土曜日のブルベで午後遅い時間にメカトラ発生。
その場でショップにも連絡を入れておいたので状況は担当メカさんに伝達済。
電車を乗り継いでスタート地点まで戻って車載で自宅へ戻り、翌朝日曜日にすぐショップへ持込。
月曜朝一にメーカーへお願いしてもらい、可能であれば金曜日の夕方までにお願いしますと。

金曜日の午後、もう治らないのかと諦めて小径車で多摩サイを走っていたら、
なんとか間に合ったらしく夕方引き取りにいってブルベ装備を装着しなおし、
土日の600をきっちり完走してSRを取ったのは一昨年の出来事でした。
(たぶんそのころの話はこのブログを始める直前なので書いていないかな)

今のロードに乗り始めたのが2007年7月なので、もう5年同じ自転車に乗っているわけですが、
いわゆるスペアバイクは持っていません。
(それ以前から乗っている小径車とか近所を走るためのボロチャリは別にありますが)

スペアバイクがあれば、交換修理に時間がかかっても次のブルベに出ることは可能です。
でも今のフレームの自転車のままであれば、同じようなトラブルがあれば、
直結(ディレイラー無しで疑似シングルギア化)して続行するか、
リタイアするか、という選択肢しか無いわけです。

まだ暫く乗り続けるつもりではありますが、次のフレームを買う時には、
ディレイラーハンガーが自分で交換可能なものの方がよいかもしれない。
そう思うわけです。

実際にブルベに出ている人でそこまでやっている人がいるかは知りませんが、
ディレイラーハンガーが自分で交換可能なタイプであれば、
ハンガーのスペアパーツと交換用に適切な工具(ちゃんとした六角レンチ等)を持つことで、
万一の際にも対応できるわけです。

脚力と根性があれば直結できればいいや、ってことかもしれませんが、
そうするためだけでも、携帯用のチェーン切り工具と予備コマ、
もしくはミッシングリンクのようなチェーンをつなぐコマを持つ必要はあります。
(これらは基本的に工具袋に入れて常時携帯)

日本では交通機関がそれなりに発達していて、またよほどの山奥でも無い限り、
なんとか鉄道やバスを使ってリタイアしても戻ってこれるルートが確保しやすいブルベが多いです。

が、本来のランドネというものは、実は違ったものなのではないかと、
少し思い出してみる必要もあると思うのです。
途中のトラブルも含めて、全て自己完結して安全に帰って来る。
メカトラがあれば自分で修理をして可能な範囲で走行を継続する。
「認定」ということを考えると、制限時間内に帰ってくる必要があるわけですが、
ランドネとしては、「認定」にはこだわらず最後まで走り続けることが一番大切なのではないか。
それができるように必要な準備をどれだけして参加するのか。
そういうことも考えておきたいと思うのです。

機材の選択の仕方、装備の持ち方、
またメカの知識と実際の作業を行って経験を積むこと、
日々走ってそれなりの走力を備えておくこと、
本番にそなえて体調を整えること、睡眠をとっておくこと、
etc.

大切なことはたくさんあると思うのですが、機材の選択、というところで、
やはり次のブルベ用のフレームはどうすべきか
自分でも考えてみる必要があるのだと、備忘録的に残しておきたいと思います。

そう考えると次はTREK買えないかなぁ。

↓ ポチっと一押し「読んだよ」みたいなノリで押していただけると嬉しいです。



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