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雨ブルベ後のメンテナンス [メカトラ・整備]

2013.5.12(日)

 昨日のブルベには出てないのですが、雨ブルベでお楽しみだった方が多かったようですね。
埼玉600白馬は、今日も走っているので気持ちよく晴れたサイクリング(でも眠い)とかでしょうが、今朝がた終了した400とかに出走されてた人達は、ほとんど雨だけの記憶なのでしょうか。

 無事に自宅まで帰還できることが最優先で、うまく時間内に安全に走り切れたらラッキー。
それなりのコースでそれなりの天候の場合には、割り切りも大切な気がします。

 ところで、雨ブルベを走った後の自転車って、よほどしっかりした人以外は後手後手になりがちです。
一日中雨だったりすると、普段のそのへんで走ってて突然雨に降られた、とかいうのとは全くレベルの違う機材の傷み方に繋がることがあるので注意が必要です。

 基本は洗車と水抜き、そして適切な油脂類の給油でしょう。できれば装備品は全て外して、丸ごと水洗い洗車。洗剤は家庭用の台所洗剤(中性)が便利です。自転車用の洗剤もありますが、プロのメカニックが洗車で使うのも台所用洗剤らしいので、まぁ、それでいいだろうと思っていたり。
 水抜きは、どこまでやるか、は程度問題ですが、自分で各所をバラしても大丈夫な人であれば、雨ブルベの後は全部バラしたほうが、機材の傷み(のちの錆び)が防げると思うのです。

 なんで、こんな話を書こうと思ったのだろう?と、自分でも疑問に思ったのですが、昨年の今頃はBRM512風張200(今年は無し)の主催をしていました。そしてその前に認定試走で走ったときにずぶ濡れ状態(苦笑)
そのあと、こんなことを書いていたようです。

(おまけ)コストコで売ってる、輸入物のJoyは、まぁ安いです。2.66L入りで600円以下。
     香りがどうこうといったこだわりがなければ、こんなのでもOK

 そして、もうひとつ。ちゃんと水抜きとかメンテしてないとダメって事例で。


 PBP開催年のお話ですね。2月にオーバーホールして、その時は問題なかったものが、5月、6月と雨ブルベ(といっても豪雨の600など)を走って、ちゃんと都度ヘッドパーツをバラして水抜きとかしてなかったら、8月にはぶっ壊れてた、というお話。
そのままPBPに行かずに直前に気づいて交換できて事なきを得てますが、危ない危ない。

 ちなみに飛行機で輪行する際にOS-500を使ってますが、ハンドルをバラした方が収まりがよかったりで、自分でステムまわりを外すことは割と日常的にやっています。が、厳密なトルク管理まではできていません。いわゆる「手るくレンチ」ってとこです。このあたり自信の無い方は自分で無理にやらず、懇意にしているショップなどへ持ち込んで、診て貰うなどの方が何かと安心できると思います。
(ちょっとおまけ)
 雨ブルベを走るということは、走行中に自分自身が怪我をする、誰かを怪我させてしまう、などのリスクが晴天時のブルベに比べて極端に高くなります。また、それ以外でも機材のメンテナンス費用が、想像以上に嵩む場合があります。それらのことを十分理解したうえで、走る、走らない、の判断はする必要があると思います。
 「ランドネ」としてはどんな天候でも走り抜ける、というのが理想のひとつではあると思います。それについては否定しません。
 が、たまに「雨でDNSするなんて…」と揶揄するような発言をされる方が各所でおられるようです。
自分のことは自分で決めるのがブルベです。自分のリスクは自分で判断して参加するかどうかは決めるべきものです、念のため。

 400だと帰宅して一寝入りして、日曜日の夕方にゴソゴソ起き出してきて洗車とかできるでしょうが、600だと日曜日の夜に終わって帰宅するのがやっと。場合によっては輪行袋に詰め込んだまま、そのまましばらく寝かせてしまう、なんてこともありがちだとは思うのですが……
 雨ブルベの後に放置しておくと機材が傷むので、なるべく洗車して水抜きをしてあげたいところです。

 オイル切れしたチェーンは一晩で錆びますし、その錆がチェーンリングやスプロケにまとわりついていくのも悲しいものがあります。洗車できないときは、ざっとウエスでドロドロを拭き取って、水置換性の高いラスペネあたりを一周吹きつけておくだけでも予防はできるはずです。

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