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持ち物リストと忘れ物 [BRMスタッフ見習]

2013.9.29(日)

 ブルベに参加する際、必要になる持ち物はどうやって事前にチェックすると抜け漏れがなくなるのか、たまに考えるのですが、普段の行動でやってないことをその時だけやっても無理というのが一番大きく働くかもしれません。

 単なるズボラという説もありますが、泥よけフェンダーを付けるか外すかぐらいで、その他の装備は基本的に、普段近所を走っている時から最低でも200kmは走れる仕様になっています。フロントバッグから予備のライトを取り出してハンドルバーに取り付ければ、もっと長い距離でもOKです。前照灯、尾灯、ベルなど自転車自体の装備はいつでもブルベを走れる状態になっているので、わざわざ装備を準備するということが必要ありません。

 ボトルを1本にするか2本にするか、でツール缶を使えるか否かが決まるため、ボトル2本差しの時はツール缶の中身をそっくりサドルバッグに移動させるとか多少の積み替えはありますが、なるべく定位置を決めておくと、いつもの装備はいつもの場所に格納されている、ということで忘れ物はしにくくなります。

 自走でスタート地点まで行く場合は、家をスタートする際に、自転車の装備も自分の装備もチェックできます。よほどのことが無い限り、忘れ物は無いでしょう。あるとすれば「権利放棄書(同意書)」やキューシートなど
をうっかり置いてきてしまうとか。
同意書の提出は各クラブ(主催者)毎に異なります。スポーツエントリーを使うところではエントリー時にオンライン画面で同意書と同じ内容を「承諾」した上でエントリーする仕組みになっているので、わざわざ提出することは不要という考えのところもあります。そうでないところでは、提出が必須となっているので案内に従って、各プリントアウトして熟読の上、サインと捺印をしておくことが必要です。

 参加経験が少ない、多いにかかわらず、同意書忘れの人は結構いるようです。運営上、仕方なく予備の用紙を受付で持っていることもありますが、その用紙を全部使い切ることになったこともあり、幼稚園か小学校1年生の先生にでもなったような錯覚をすることもあります。
本来は忘れた人は自力でそれを調達して受付に再度並び直すことが必要です。最寄りのコンビニで誰かから借りてコピーを取って使うなど、いくらでもやりようはあります。事前にネットプリントで再出力できるように仕込んでおくこともできたりします。

 ベル、尾灯、反射ベスト、なぜか忘れる人がいます。
ベルについては、普段使わないから付けてない、という人もいるのかもしれません。が、それはダメです。道交法云々という原則を取り出すまでもなく、実際に使うものであり、必要な際に使えるように装備として付けておく習慣がないのは、やはりどこか安全に対する意識が足りないのだと思います。
警笛鳴らせ、の標識がついている道路は少なくなりましたが、見通しの悪い山間部のブラインドコーナーなど、自転車同士でもベルを鳴らすことは必要です。ハイカーやトレランの人とすれ違うこともあり、ブラインドコーナーの先にこちらの存在を知らせるために普通に使います。

 尾灯は必須ではないかもしれませんが、尾灯を忘れる人で反射板なら付いている、という人は殆ど見かけません。昼間しか走らないロード乗りだと「それがあたりまえ」の世界かもしれませんが、日没後も走るブルベライダーにはありえないミスです。反射ベストもブルベでの装備であり普段は必要ないかもしれませんが、自分の身を守るために被視認性をどう考えるか。その観点が装備から抜け落ちるのは同じくブルベライダーとして致命的なミスということになります。

 これらの装備は最低限のものでしかなく、言われなくてもつけているのが当たり前のもの。
それすら忘れてしまうというのは、「要注意人物」ということになります。実際、この手の忘れ物をした人が、誰かから借りるとかして無事出走できた場合の、途中でのDNF、事故の発生は桁違いに多かったりします。

 ベテランだってうっかりミスで忘れるよ、ということもあるでしょうが、自走の場合は殆どありません。
あるとすれば、車載時に積み忘れ、というパターンでしょうか。

 車載や遠征でスタート地点に来られる方の忘れ物は千差万別です。
ヘルメット、シューズ、グローブ、レーパン、サイコン、ライト、反射ベスト、ボトル、ポンプ、etc.

 スタート地点まで来てしまったところで気づいても、なんとか借りられるものとそうでないものがあります。
ヘルメット忘れを、誰かから予備のヘルメットを借りて走った、という強者もいるようですが、シューズ忘れて、普段履きの靴でクリート無しで走りきった、というのも終わってみれば「ネタ」として美味しいかもしれません。

 忘れたら絶対に困る、というものだけは忘れないようにしたいものです。

 忘れ物は「自分のミス」でしかありません。誰も代わりに埋め合わせはしてくれないのです。
たまたま親切な人が予備を持っていて救われることもありますが、そうでない場合は出走できません。
持ち物リストを自分で作ってチェックをするなど、忘れ物が無いように各自工夫をするのがよいと思います。


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コメント 2

Trinity(@tri1021)

一昨年車載で参加したTTイベントの際
シューズを積み忘れてしまい
SPD-SLペダルをバスケットシューズで踏んだ懐かしい思い出が。
順番待ちの際、一緒に並んでいた隣の人と
”あまり見かけないシューズですよね、どこのですか?”
”…コンバースっす(^^;”
って会話がありましたw
by Trinity(@tri1021) (2013-09-30 12:15) 

pika

>Triさん
車載でやらかした過去をお持ちですね(^^;)

SPD-SLペダルにクリートの無い普通のシューズといえば…
某お方の顔が浮かんでしまいました。
そのスタイルを常用されている方もいるんですよね。(汗)

私は新幹線輪行で自宅で先に輪行袋に詰めた際、ボトルを入れ忘れたという事があります。市販のペットボトルの飲み口をワンタッチで開けられるタイプのものを友人から恵んで貰って当日は走りましたが。
by pika (2013-09-30 13:39) 

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