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主催者の意図を知る [BRM四方山話]

2010.12.28(火)

2〜3日前だったか、AJ神奈川サイトに「コース設定について」というページが出来ていることに気づきました。
富士山200kmのページの下にぶら下がっているもので、AJ神奈川主催の富士山200kmについて主催者からの話が載っています。

今後、更新される可能性もありますし、詳細はリンク先を読んでみてください。

2011年は別のBRMに出ようと思っているので富士山200kmにはエントリーしていない(既に定員で受付終了済)のですが、2010年に走ってみて厳しいけど楽しいコースだということは知っています。
神奈川の自転車乗りでブルベを走る人にとって、200kmコースの最高峰のような位置づけでもあり、これを走れれば一人前のランドヌールだ、みたいな言い方をする人もいるベンチマーク的なコースでもあります。



今のところ、4つの項目について言及されているようで、それらを読みながら「そうだよね」と頷くところや、「えーそうなんだ」とちょっと考えさせられるところがあったりします。

個人的な感想ですが、それぞれに対して思うことを少し書きます。

・開成町スタートについて
おそらくスタート地点が遠いと感じる人などから質問が来ているのでしょうが、主催者の方のおっしゃることは良くわかります。
若干、意味がわかりにくいところもあるでしょうがコースと照らし合わせて考えると、朝スタート地点から246を通って行くのはヤビツ峠の入口である名古木交差点まで。ゆるいアップダウンはありますが、短い距離で交通量も多少ありますがまだ混雑しているわけでもなく、100名近い自転車乗りが走って行くことに関して大きな不安を感じることはありません。
また、夕方のことはスタート(というかゴール)地点を厚木寄りに設定すると、実際の走行距離が200kmを越える分がさらに長くなるようなコースになる(途中の山岳でショートカットコースを設定できる要素が少ない)のと、その区間を夕方タイムアウトしないように進むためには、かなり厳しい条件になることも考えられるのではないでしょうか。
渋滞の中、自転車で走るのは事故のリスクが極端に跳ね上がります。
このあたりを考えて、郊外でのスタート・ゴールとする考え方は合理的な判断ですし、その分コース自体は楽しいものになっていると思います。

・コース作成について
これも気心のしれた(技量のわかった)少人数グループでのツーリングと、ブルベとの大きな違いを指しているのでしょう。
周囲の交通状況にあわせて円滑に(邪魔にならないように)道路を使わせていただいている、という気持ちや態度で参加者に走ってもらうことが、今後もブルベを継続して開催していけるためにとても大切なことなのだと思います。
また、事故回避の観点で、危険箇所をなるべく避けるように考慮することも主催者側では考えているのだ、ということを改めて確認する次第です。
※主催クラブ毎、各BRMの主催(責任)者ごとに多少、考え方の差はあるでしょうが、安全に関してはみなさんかなり気を遣われていると思います。

・アップダウンについて
これは多分、昨今のデータ優先で判断しがちな人達に向けての、若干皮肉というか警告も含んでいるのでしょうが、走り込んでくるうちに徐々に理解できてくることなのかもしれません。
郊外スタート・ゴールの場合はアップダウンがあっても、それなりに走れる人にとっては苦になりませんし、むしろ交通量の少ないところを信号ストップも無く快適に走れることは楽に感じる方が多いでしょう。
ただ、このあたり人によりけりのところも多く、例えば体重が重いなどで山岳が苦手な人は、多少の向かい風でも平気だったりするので、平地の風地獄の方が楽に感じる人もいるようです。
私個人でいうと、どこも苦手ですが、一番苦手でどうしようもないのが市街地の渋滞走行です。
こればかりは、どんな速い人でも遅い人でも、極端に移動速度を制限されてしまい、かつ事故のリスクが大きくなります。
そういうのと比べると、アップダウンがある程度あるぐらいはウェルカムという気持ちになります。

最初の頃は、獲得標高とかいろいろ調べて難易度を考えていましたが、いまは市街地区間の長さとか通過時間帯による渋滞予想などを加味して考えるようにしています。

・同じコースを続ける意味について
富士山だと毎年少しずつ変化していく様が見てとれるのだろうと思います。

まだブルベに参加し出して日も浅いので、毎年走り続けているコースは無いのですが、できれば同じコースをベンチマークとして走れるといいな、とは思っています。
交通状況で一部渋滞があったりしますが、私にとってはAJ神奈川の逗子200kmがそれにあたります。
2011年で3回目でしかないですが、最初に走ったときの天候や参加者数の少なさ(半分DNS)とか、思い出に残るブルベでもあり、2回目に走った今年もシーズン最初のブルベとして気持ちを新たに走ることができました。


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