フレッシュ近畿(京都)その3:伊東120km〜御前崎270km編 [Fleche]
2013.5.1(水)
フレッシュの続きです。走行途中としては、3つのパートの2つ目となります。
GARMIN Edge705による実走ログ
PC2伊東に到着したのは、こんな感じ。
14:44 120km地点、PC2 セブンイレブン伊東桜木町店、貯金約19km、1時間16分
(ゴール基準だと貯金16分)
そして、再スタートを切ったのは、ログを見直したら15:02ぐらいでした。
あれ?やっぱり本当に貯金ない状態ですね。(前の記事を修正しておきます)
この先は全てゴール基準で貯金・借金計算とします。
PC2伊東を出てからすぐ緩やかな上りに入ります。
伊豆半島を東西に越えるのに、標高が一番低いのが「冷川トンネル」経由となります。
4月の下旬ですから、ほぼ大丈夫とは思いつつ、凍結や降雪リスクを避けてここを経由しています。
フレッシュというのは、ついついチャレンジングなコースを引きがち?
という方もいらっしゃるようですが、一応これでも手堅くコースを緩めに引いているのです。
まぁ、天候で風が強いというのは想定はしてましたが、ここまでババを引くとは……(苦笑)
伊豆の東海岸沿いはきつくはないですが、それなりにアップダウンがあって、
なるべく時間を稼ごうと目一杯(当社比)走ってきたようなところもあり、既に脚は終わってます。
その状態から老体にムチ打って少しずつ上っていくしかありません。
まずは中伊豆BP入口Sまで南へ向かって少しずつ上って行きます。
たいした斜度ではないのに、南風なのです。地味に押し返される感じで上りがゆっくりです。
中伊豆BP入口Sの手前はほんの少しだけ斜度がきつくなりますが、その程度でへこたれます。
そして右折すると一旦下りorz このまま上らせてくれればいいのに、せっかく上った標高を少しだけ失います。
あとは淡々と上っていきます。
冷川トンネルの標高は320m程度。たいしたことは無いのですが、やっぱりだいぶ疲れてます。
先に走って行きますが、少しずつ後続が遅れていきます。
上りは仕方が無いので、とりあえず自分のペースで上りきっておきます。
冷川トンネルはこんな感じ
後ろからやってきたヨシダさん
やっぱり、だいぶ、やられてる?
冷川トンネルを抜けて右折すると、あとはしばらく下りです。
ガーッと気持ちよく下って行くと、やはり後続がついてきません。
もしかして、ヨシダさんもBongoさんも、だいぶやられてるのかな?
ふとイヤな予感がして、ペダルを回す脚を緩め、下りで漕ぐのも止めてみます。
冷川S、ここを左折して、ゆるやかに下り基調で進んでいきます。
16:00 136km地点、K12・中伊豆温泉(ゴール基準だと貯金1km、4分)
下りです。北行きなので、ある意味追い風です。
ここはガッツリ時間を稼いで行きたいところです!!
と、心の中で意気込んでは見るのですが……どうも後ろがついてきません。
ペダルを回さず、だらだらと惰性で降りていても間が離れていってしまいます。
これは、ちょっとダメかもしれない。
自分ひとり、ソロなら40km/hぐらいで下っていけるのに、20〜25km/h程度でしか下れません。
平均で15km/hは最低でも出ているので、ずっと生殺しのまま進むことはできるでしょう。
ただし、ひとたび向かい風に吹かれたらその時点でギブアップ必至。
しばらくは、ゆっくり走って、そのうち回復してくれることを祈るしかありません。
ボトルの水が切れたというので、自販機に寄って欲しいと後ろから声がかかり、
大仁あたりでコース沿いのコンビニで緊急停止します。
16:27 145km地点、R136下田街道・大仁(ゴール基準だと、貯金13分)
とりあえず水分補給ということでストップ。すぐに出るかと思いきや?
Bongoさん、だいぶお疲れ。やはりスタート前からの体調不良で脱水なのか。
少し休んで、カラ元気ポーズ!(^^;)
16:37 145km地点、R136下田街道・大仁、再度スタート(ゴール基準だと、貯金3分)
沼津までは北行きっぽい感じになるので、貯金が少しできそうだと皮算用がもろくも崩れつつ、
めげずに走りつづけます。
おそらく、ヨシダさんは、この時点で「貯金あるよね〜」ぐらいに思ってたはず。
ホントはありませんから……
17:00 152km地点、R414・伊豆長岡の先(ゴール基準だと、貯金2分)
この先R414を沼津に向けて走っていきます。
沼津手前で駿河湾に出ると、風で海から水しぶきを浴びたりします。
これから夜にかけて風は強まってくる予報なので、こっそり溜め息をつきながら、
なるべく風が強くなりませんように、と心の中で祈り続けます。
今年はまだ工事中で使えないようですが、AJ神奈川の沼津クラシックでおなじみの学習院遊泳場を通過。
このだいぶ手前からR414の夕方自然渋滞が始まり、少しストレスを感じながら、さらに進みが遅れます。
本来なら2〜3時間前にここは通過しているぐらいの予定なので仕方ありません。
沼津市内も仕事帰りの通勤時間帯に重なり思うように走れません。
沼津市役所前を曲がるのに後続が遅れてしまい、何度も何度も信号待ちで停まります。
旧東海道の松並木までくると、ようやく安定して走れるようになりますが、それでも速度は20km/h程度。
ここはじっと我慢です。
18:00 169km地点、K380・原駅あたり(ゴール基準だと、貯金16分)
お約束の富士山ビュー撮影ポイント
ヨシダさんが前を走ります
K380は比較的走りやすいのですが、富士駅付近に来ると富士川を渡る車の渋滞の後ろに繋がってしまいます。
そろそろ晩ご飯を食べたいね、という話が出てきますが、ここまで来てしまうとあまり店はありません。
由比と興津の間にあるスマル亭にでも行きましょうか、という話にして、先へ進むことにします。
富士川を渡り、左折すると、一瞬追い風?というような感覚で速度があがります。
風のいたずらだとは思いますが、ずっと向かい風に虐められてきた身としては少しだけホッとします。
すぐにその感覚はなくなりますが、頑張ってスマル亭を目指します。
19:00 187km地点、K396・富士川駅手前(ゴール基準だと、貯金28分)
19:37 199km地点、R1歩道・スマル亭(ゴール基準だと、貯金39分)
スマル亭、いつも通過するばかりで、ここの店舗で食べたのは実は初めて
スマル亭の券売機は、どうも苦手で悩みます。
とりあえず、大盛りはやめておいて、普通盛りで温かい蕎麦にして、
トッピングは、天ぷら2種(桜エビ、しらす)
富士川を超えてから急に寒くなって、カメラも冷え切ってます。
不用意に蕎麦に向けたらレンズが曇ってしまい、しばらく曇りが消えません。
仕方が無いのでボケボケ写真
体が冷えているのと、既にだいぶ疲れ切っていることから、動作が緩慢になってしまいます。
ゆっくり蕎麦をすすりながら、この先の行程を考えますが、いちごロードで吹かれたらドボン。
そこをなんとかクリアしたら御前崎までは首の皮一枚で生き残れそうかな?というぐらいです。
まだまだ長居してしまいそうな雰囲気でしたが、なんとか切り上げて店の外にでて防寒対策として着込みます。
私は半袖ジャージ+UVカット・アームカバー、ビブレーパンで膝下生足仕様でしたが、ここでレッグカバーを装着。
右足のアンクルバンドは昼から足首に巻きっぱなしです。
このアンクルバンドはチコリンさんから昨年US土産で貰ったもの。
彼の地では、アンクルバンド(両脚)必須とのこと。暗い夜道を走るには自衛が必要ですよね。
上もウインドブレーカーを1枚着込んでおきます。
反射ベストはオダックス埼玉ベストではなく、前回のPBPベスト。
風通しが悪いというか簡易防寒ベストのようにもなるので、今回のフレッシュではPBPベストにしています。
20:04 199km地点、R1歩道・スマル亭再スタート(ゴール基準だと、貯金12分)
なんだかんだと着替えも含めてですが、27分も使ってしまったようです。理想は15分以下
だいぶ休んでしまったので、次のPC3はサクッとレシートゲットだけして再スタートですよ!
と声をかけてから先を急ぎます。
清水駅前を通過(たまたま信号待ちでスナップ撮り)
20:49 212km地点、R150・PC3 ファミリーマート駒越店(ゴール基準だと、貯金19分)
ここはすぐに出ないといけないので、ドリンクだけ買って補充して再スタート待機しますが……
やっぱり、みなさんお疲れのようです。
45分、13kmほど走っただけなのに、10分以上の休憩となってしまいます。
ここはPCとして元々は設置するつもりはなかったのですが、念のため置いたPCでちょっと後悔。
21:01 212km地点、R150・PC3 ファミリーマート駒越店・再スタート(ゴール基準だと、貯金7分)
さぁ、ここからが風との勝負の序盤戦が始まります。
いままでは序盤戦以下という位置づけで、そこまででやられまくってます。
普通に考えると五分五分より、ほんの少し分が悪い。
それでも、行けるところまでは、完走するつもりで走る。
体力だけでなく、強いモチベーションが必要になる瞬間です。
もう、やめちゃおっかなぁ、という気持ちが一瞬浮かんでこないことも無いですが、一応否定して進みます。
この先のR150バイパスは、西南西に進路を取りますが、覚悟していたよりは風は強くないようで、
頑張れば19〜20km/h出せるようです。
これで首の皮がつながった(はぁ〜)、っと安堵の気持ちでホッとします。
あとは淡々と走って行きます。
安倍川を超えて、用宗を超えると、大崩れのちょっとした峠越えとなります。
22:00 231km地点、K416 大崩(ゴール基準だと、貯金24分)
この区間は、なぜかBongoさんがササッと先頭をひとりで上って行って、私がその後をついていきます。
ヨシダさんはちょっと後方に。
Bongoさんが復活したのかな? スマル亭でお蕎麦もだいぶ食べていたようだし。
と思ったら、大崩れを下り切って少しいった先のコンビニでトイレ休憩(^^;)
22:10 235km地点、K416 大崩〜焼津手前(ゴール基準だと、貯金30分)
ここはそれなりに向かい風ですね。体が冷えます。
22:15 235km地点、K416 大崩〜焼津手前・再スタート(ゴール基準だと、貯金25分)
焼津を抜けて行くと、R150の斜めに行く道路が昔から延々と工事していてよくわからない区間となります。
案の定、昨年、沼津(興津)クラシック600を走っていない自分は、え?って感じで一瞬道に迷います。
道路付きが変わっていて、少し迂回路を探すのに手間取ってしまいました。
ここで3〜4分ロスしてますが、こればっかりは仕方ありません。
この先はしばらくR150を南西に向かって走っていきますが、向かい風がそれなりにあって速度が出ません。
20km/h以下でじりじりと進んでいきますが信号ストップもありアベレージは低下しがち。
16km/hとか17km/hという数字がサイコンにずっと表示されはじめます。
そして、やはり後続が少しずつ遅れだしてついてきません。
頭の中でイエローフラッグが浮かんできます。
御前崎から先が本格的に向かい風とのチャレンジになるのですが、そこまで首の皮はつないでおきたい。
でも、ここで頑張るのも一苦労。
あ〜、やっぱり楽なブルベはないよねぇ。フレッシュも……
23:00 245km地点、R150 大井川手前(ゴール基準だと、貯金20分)
20km/hぐらいでじりじりと走り続けます。
信号ストップが少なくなってきて、アベレージとしては15km/hを超えてきそうな雰囲気で助かります。
00:00 263km地点、R150 相良サンビーチ先(ゴール基準だと、貯金32分)
地頭方のあたりからは、御前崎方面は進路が南東に変わり、西風の影響で追い風になります。
最後の最後、ほんの少しだけですが、ここは気持ちよく走らせてもらいます。
00:24 270km地点、R150 PC4セブンイレブン御前崎港店(ゴール基準だと、貯金34分)
ゴール基準で約30分の貯金が出来ました。
御前崎から先の区間はこの30分を切り崩しながら耐え忍ぶことになります。
何かトラブルがあれば、一発で消し飛ぶ30分ですが、それはもう考えないことにして、
PC4では、ホントにホント、休憩短めで再スタートしますからね!と念押しして置きます。
疲れてくるとビタミンが不足します。
野菜ジュース、栄養ドリンク、あと、アロエヨーグルトを一気に流し込み、
ブラックブラックガムを口に放り込んで、再スタートです。
ここから先は、リタイアを覚悟する以外、たぶんもう休めません。
さらに続きます。
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2013-05-01 17:23
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