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ランドヌールVol.3 ブルベ装備大全 とりあえず読んどきましょう [自転車本]

2013.6.12(水)

 ランドヌールVol.3 特集は「ブルベ装備大全」だそうです。

ランドヌールVol.3  究極のロングライドへあなたを招待します

ランドヌールVol.3 究極のロングライドへあなたを招待します

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2013/06/07
  • メディア: 大型本

たまたま、Vol.3に定峰200のコースプランニングについての話を、拙文ながら書かせていただきました。
その関係で、田村編集長からVol3を贈呈扱いで送っていただきました。ちょっと嬉しかったり。
「1890円お小遣いが浮いた!」という事もありますが(^^;)

あと、裏表紙が二子玉川・兵庫島公園からのスタート風景なんですよね。これもちょっと胸熱・・・
「おらが町でも、ブルベやってんだべ」(なんで、べ、なのかは不明)
と、胸を張ってみたくもなるというものです。

 自分でいろいろ工夫するのがランドヌール的発想ですが、先達の知恵はどの世界でも役に立つ訳で、今回の「ブルベ装備大全」は、初心者の人だけでなく装備についてまだまだ検討の余地があると思っている中堅どころの人にも役立つのではないでしょうか。

 ライト周りについては、永遠の課題のような気がしています。200kmとか短い距離でほぼ日中だけの走行だと小さなライトで出走してきてしまう参加者が多いですが、個人的には200kmでも600kmでもライト周りの装備は極力変えないでいつも同じような装備で走る方が、ランドヌール的たしなみとして適切だと思っていたりします。
(3灯目以上の予備の灯火はサドルバッグに仕舞ってたりしますが)

 ブルベを走り始める前から使っていたのが、CATEYEのHL-EL510。これはまだ現役で子供の自転車のライトとして使っています。どこかへ出かけて帰りが遅くなると夜の多摩サイを走ることになり、510だけでは心許ない感じがして、HL-EL520が出た時に520を増灯しました。ハンドルの上に510と520の2灯体制。たぶんこれが基本型として自分の中の基準になっています。(夜の多摩サイのみを走る時は、充電式の強力なHIDライトをヘルメットに装着して走ってたり)

 ブルベを走り始めてからは、510と520だけでは物足りなく感じて、GENTOS閃SG-305を追加したり、ディープな世界までは行ってませんが試行錯誤はしていました。520を北海道1200で壊して530にスイッチして、530をPBPで壊してその後しばらくして540にスイッチして・・・どうも1200kmのスタートではライトを壊すようです(苦笑)

 CATEYEのHL-EL540は、今のところは必須装備になっています。これ1灯が基本で、もう1灯はGENTOS SG-305またはSG-355B(点滅モード有)を使っています。CATEYEが基本というのは自転車用のライトだからです。自転車で使うには配光特性が大切で540は良く出来ています。またちゃんとした防水ではないでしょうが、ブルベ中の雨でも540は比較的持ちこたえてくれる程度のシール性能はあると思います。そういう意味で、基本は540を常時点灯(Lowモード)。峠や暗い道ではHiモード

(注)540は配光特性がちゃんとしているわけですが、「逆さ吊り」ではその配光は上下が逆になってしまうので意味がないかもしれません。また540本体の下にある充電用のメクラ蓋は防水シールが効いているかもしれませんが、後ろの方の電池交換をする際に外す蓋のところには空気抜き用の穴が開いています。逆さ吊りをするとそこから水が容易に本体内部に侵入する構造のように見えるので、「逆さ吊り」は厳禁でしょう。ランドヌール誌でも逆さ吊りされて使われている写真が出てきたりしますが、「雨だと水没するリスクがある」ことは理解しておかないと泣きをみる可能性が高いので注意が必要です。

キャットアイ(CAT EYE) ヘッドライト ECONOM Force HL-EL540

キャットアイ(CAT EYE) ヘッドライト ECONOM Force HL-EL540

  • 出版社/メーカー: キャットアイ(CAT EYE)
  • メディア: スポーツ用品
 公道で対向車とかがあるような場所では、すれ違い用のLowビーム(下向き点灯)とは違う意味ですが、540でも可能な限りLowモード点灯(光量が抑えられる)に切り替えるようにしています。自分の走り方ではこれくらいで何とか事足りてます。
540には、最初から充電池のついているHL-EL540RCというものもありますが、エネループ単3を大量保有しているため、わざわざRCにする必要はありませんでした。そういうのをもっていない人はRCを買っておくと、専用の充電器から540本体下にある「メクラ蓋」をめくってプラグを差し込むとそのまま充電できるので、便利かもしれません。
400km以上だと、途中で電池交換が必要になります。エネループ単3を4本がスペア1式となるので、400kmだとスペア1セット(4本)、600kmだとスペア2セット(8本)必要です。ほぼHiモードでの使用で、不要な時はLowモードに切り替えてちょっと節約するぐらいだと、そのくらいのランタイムは確保できます。

あとは、2灯目以上になりますが、以前4〜5本買ってしまっているGENTOSを、2灯目、3灯目、としてハンドルの上にエクステンションをつけて上に上げたところから照らすようにしています。(フロントバッグとキューシートホルダを使うとライトが陰になってしまうので上にあげている)
 このGENTOSは、そのうち、もう少し明るい別の「中華ライト」に切り替えていったりした方が良いのでしょう。
18650充電池仕様の中華ライトとか、最近導入している人がだいぶ多いようで気になっています。あと、専用バッテリー形式ですが、おそらく中に18650などが組み込まれているタイプのものも流行っているみたいですね。

 そういったライトは自転車用の専用ライトでないので、ただ単に明るいだけなのですが、真っ暗な峠道をハイビームで照らしたいといった時には役立つはずです。
ハブダイナモは憧れですが、国内のブルベで600kmまでであれば、あえて要らないような気もしています。

 峠ではフロントライトだけでなく、自分の頭の向きで視線の先を照らせるヘッドライト(ヘッ電)で明るいものがあると、だいぶ楽になります。ただ、大型のヘッドライトだと頭の上の重量が・・・・・・首、肩のこりにもつながってあまりよくありません。夜間走行で装備切り替えをする時間などがもったいないとも言えますが、昼間はサドルバッグにしまっていて、夜だけヘルメットに装着して走ったり、使わなかったりというようになりました。
(個人差の大きい話ですが、ヘッドライトをヘルメットにつけてると頭が重くて疲れます。夏場はさらに汗をかくぐらい影響はあったり難しいです。小型軽量のものを使って、ヘルメットも軽量タイプに変えることが必要なのかも>じぶん)

 余談ですが、シクロツーリストのブルベ特集から始まって、ランドヌールもVol.3まで来ると、もうある意味定番の教科書、参考書の域に達しているような気がします。そして、こんなところ(過疎ブログ)で、しょぼい自分の体験を書き綴っていても、もうあまり用はなさないかな、とも思ったりするわけです。


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