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2015BRM709比布-美瑛-比布(PBP)1000・エントリー受付準備 [BRMスタッフ見習]

2015.5.5(火)

 たいへん長らくお待たせしてすみません。
ようやくBRM709比布-美瑛-比布(PBP)1000のエントリー受付準備に入ることが出来ました。

 まだ案内は暫定レベルなのですが、とりあえず概要だけ公開しています。

 元々、R札幌で今年開催する予定の600kmで、比布温泉発で別海経由となるPBP600があって、そのネーミングが先にあったわけです。その後、たまたま2014年のフレッシュを走り終えてR札幌の田中さんと藤沢のカプセルホテルで缶ビール飲みながら、「1000やりましょうよ」と何となく決めちゃったのがこのPBP1000だったりします。
元々、北海道で1000kmブルベを走ってみたい、という気持ちは私自身の中にずっとあって、最後のAJ北海道の1000kmブルベは、私がブルベを始める直前の2008年の夏だったでしょうか。Bongoさん達が走っているのをネット越しに応援していたことを思い出します。その前の春にブルベの人達と知り合いになった訳ですが、すでに200kmは締め切られたあと、300kmから走れば?とか言われても、そんな訳にはいかず秋の200kmからお試し参加しようということで、当時SRですら理解不能な領域の話でさらにその上を行く1000kmって……と思っていた訳です。
 その後、2010年に北海道で始めて開催された1200kmになんとかエントリーできて走れたりもしていますが、いつかは北海道で1000kmが走れたらいいな、という気持ちはずっと持ち続けてきました。

 AJ北海道はRM1200kmの開催に注力していて、昨年も納沙布Ver.を開催していますが、そこに至るまでの道はBRMとは全く別のレベルが要求される「国際規格」とでも言うべきRM開催のガラスの天井があって、想像を絶する苦労があったと聞いています。そんなわけで、1000kmは長らく誰も開催せず、ということになっていたのでしょう。

「自分で走りたいコースは自分で主催すればいい」

 ごくごく当たり前のことですが、単にそれを実践することにしたまでの話です。
R札幌に1000km開催をお願いしちゃえばいいかな?という風に思う方もいるかもしれませんが、R札幌も昨年準備をして正式なBRM開催は今年が初年度です。北海道という地域は春から夏にかけて自転車で走るにはよい場所でもありますが、いきなり1000km開催というのはハードルが高すぎます。そんな訳で、コース設計をR札幌にお願いして、運営はAJたまがわで行うことで今年の1000kmを開催する仕組みにさせていただきました。

 今年はPBPもあるので、結構タイトスケジュールで本当にキツいです。そんな中で1000kmも開催するのは、かなりアホなんじゃないか?という気もしているのですが、ACPへの申請は昨年の夏にしてますから、なんとか実現させるのが当たり前であってそれ以外の選択肢は無いのです。

 当初の想定では、50名規模の募集で巡回車2台ないし3台の配置。(回収車はありません)
特に昨年の1200km納沙布Ver.の台風キャンセルで美幌峠でAJ北海道のスタッフが参加者を止めて走り回っている姿を見てから、このあたりは誰がなんと言おうと端折ることはできない配置だと思っていたりするわけです。

 偉い人達は杓子定規に「ノーサポート」と言い張る訳ですが、「はぁ、そうですか」と額面通りに受け取る訳にはいきません。日本国内でそれ相応の運営をするには、必要な準備はするのが運営側の責務です。回収はしなくても天候急変時などスタッフを現地に送って誘導することもあり得る訳です。それを迅速に行うためには、必要な場所に必要な数のスタッフを待機させる、というのはごく当たり前のことでしょう。

 最低限のスタッフは北海道在住者からボランティアを募りますが、道内での移動交通費だけでもそれなりにかかります。発着地となる比布温泉に本部(のようなもの:単に荷物置き場の部屋)を設置して、そこを起点にスタッフ配置しますが、1000kmは長丁場です。ずっと同じスタッフが詰めている訳にもいきません。仕事のやりくりをつけて一部スタッフ作業に従事して貰ったりということも込みで考えています。
 
 AJたまがわでは、会員制度を採っていることもあり、スタッフには交通費など経費を全額賄えるように支給しています。参加者の受益者負担でそれは参加費として、また不足する分は年間の賛助会費から補填するようにしています。200kmでは若干黒字?になりますが、400や600では待機時間が長くなるため交代制のスタッフ頭数がどうしても増えてしまい、大幅な赤字運営を余儀なくされています。

 1000kmについては、AJたまがわ会員の参加はあまり多くないので、賛助会費からの補填はなるべく少なく抑えたいところです。そんな訳で、受益者負担の原則から参加費で納めて頂くのがごく普通の考え方になるのですが、今年から急に1000kmの参加費の制限が出来てしまい、それもままならない状況に陥っています。

 消去法で仕方なくということになりますが、参加される方でご意志のある方からは運営費の補填としてドネーション(寄付)を受け付けるようにします。
いないと思いますが、どこかから現地まで自腹でやってきて、道内交通費も宿泊費も不要で24時間働きますから、みたいなスタッフが居ればそういう必要はないのですけど。今の時代はそうじゃないでしょう。

 遠征ブルベは楽しいです。ランドヌールは呑兵衛が多く、ブルベ前後の飲み会で盛り上がります。
前夜祭で3000円とか4000円、後夜祭でも同じかそれ以上。3次会まで行けば前後で1万円以上飲んでしまう人もいるわけです。遠征費用も東京から飛行機で往復すると最低でも2万以上、宿泊込みだと3〜4万はざらに使います。
5万円以上遠征費をかけて参加して、本人は楽しいかもしれませんが、それを支えるスタッフが時間がただ働きなのはまだしも必要な経費すら支給されず、ということでは、ちょっとおかしな構造に目を疑ってしまいます。
(そういうクラブがいくつかあるようですが、困ったことです)

 AJたまがわは普通の人が普通の感覚でスタッフ作業にも参加することができて、参加者としても走れる方がまともな世界だと思って作ったクラブです。そのあたり、ご理解いただける方のみご参加ください。


 
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