SSブログ

雨の日に考えること [その他雑談]

2012.6.9(土)

今日の東京は雨模様。
降りはたいしたこと無いですが、普通の人は自転車に乗る日ではありません。
そんな日に、ぼんやり考えていることを少し。

今日も各地でブルベが開催されています。
北海道300(札幌)
宇都宮400(那須の爆走・・・)、千葉400(水戸)、近畿400(和歌山一周)、福岡400(嘉麻)
北海道と福岡は大丈夫かもしれませんが、関東、近畿は雨ブルベ確定っぽいような。

写真はイメージ(風張200試走の時のもの)
DSC08734.jpg

うちは開催無しの週なので、出稽古というか他所のクラブ主催のブルベに参加できる貴重な週末。
本来なら、わーい\(^O^)/って感じでエントリーしていくのが正しい姿なのかもしれません。
でも、エントリー忘れちゃったんですよね。千葉400
そんな訳で元々お休みです。

普段だと、雨の日でも何でも自分が走って居ない週末だと、ブルベのことがとても気になるのですが、
今日は意外とそうでもなかったりします。
少しお休みしたいと思っているので「今日はいいや」という気持ちが先にあるからかもしれません。
走ってないことに対しての、罪悪感というか焦燥感みたいな変な気持ちは珍しくゼロです。

誰かが走っていると「雨がなるべく少なくて済みますように。風がなるべく弱くて済みますように。」と何となく祈る気持ちで過ごすことはありますが、ブルベみたいなイベントに限定しなければ、毎日誰かがどこかで走っているわけです。
地域毎に多少異なりますが、日本は普通に雨の降る国。毎日晴天が続くわけではありません。
そんなところで暮らしているわけですから、雨の日も風の日もあるのがあたりまえ。
そういう天候とどう付きあうかはその人次第です。

いろんな人がいろんな物の見方で、雨の日のイベントについては語ることが多いと思います。
人それぞれですから、どれが正しくてどれが間違っているということはないでしょう。
そう言い切ってしまえれば一番楽なのですが、やっぱり人間ですから、いろいろ言われると気にしたりもするわけです。
矛盾しているかもしれませんが。

スタッフの端くれとしてやっていると、雨の日には運営上少し余分に気を遣うこともあります。
そういうところについては、本音レベルで少し書いておくというかお知らせしておいた方がよいかな、と思うことがあります。
たまにDNSとかDNFの話を書きますが、そういう類の話です。

私自身は誰かを代表しているわけでも何でもなく、単なる一スタッフとして個人の考えを書くだけですが、
そんな断り書きをいちいちしないと、物が言いにくいというのも少し困っていることの一つです。
(断り書きを入れても理解されない方もいますが...)

DNSは本人の権利です。
どんな理由でもDNSします、と「事前にきちんと」報告をしていただければ問題ありません。
そう、事前に、というところには実務上こだわりますが、DNS自体は何も問題ありません。
晴れの日でも仕事だったり体調だったり、その他いろんな理由でDNSする人はいます。
事前にエントリーして、という方式ですから、DNSが発生すること自体は運営する側も折り込み済みです。

それが雨の日だとどうなるか?
運営する側は、晴れでも雨でも同じだと思うかもしれませんが、実は少し違うところもあります。
一般的にDNSがかなり多く発生するのです。そこまでは参加者の人にも想像がつくと思います。
ブルベを走る人には、しぶとい≒あきらめの悪い?という人もいて、私もその一人だったりするのですが、直前まで判断を先延ばしにする傾向があります。
そうなるとどうなるか?
スタート間際とかにDNS連絡が集中するのです。
(追記:クラブによって対応が異なると思いますが、私が主催している担当分ではDNS連絡をメールでいただいた後に、個別返信はしていません。数日前までにいただいた分はエントリーリストの更新版の公開などで対応しています。実務上、スタート時刻間際に集中するDNSへ逐一個別返信するだけの専任スタッフの配置はしていません。消し込み作業をするだけでも手一杯なのです。そのあたりお間違えの無いように。)

その事自体は別に問題ない、と一応言い切っておきましょう。
連絡をいただければそれでDNSされる事がわかりますからOKです。

どこから困るかという閾値は個人のとらえ方なので他の人は違うかもしれませんが、
私の場合、スタート直前になってもDNS連絡がこない、スタート時刻をすぎてもDNS連絡がこない、
というのは、スタート時間後30分過ぎるまで、かなりヒヤヒヤした気持ちで待ち続けることになり、実はとっても大きなストレスだったりします。

スタート地点まで自走で来られる、車載で来られる、いろんな人がいるでしょう。
来る途中で何か事故やトラブルで遅れているのではないか? そんな心配が頭をよぎります。
そして、30分過ぎたらスタートはもうできなくなるのでスタート地点はクローズして撤収します。
が、そのあと暫くの間は「単に忘れているだけならよいのだけど」と気にしながらメールチェックを繰り返しています。

今の体制だと、おそらく参加者でDNS連絡しないという人は2つに分かれるのかもしれません。
ひとつはベテランで、30分経ったらDNS確定だし、連絡してもしなくても別にいいや、と思っている人。
もうひとつはあまり馴染みが無く、ブルベを単なる普通の商業イベントと同じ様に考えている人。

誰かが来るかもしれないから30分は待ちます。
たしかにそれは実務上いつもやっていることなので、ある意味諦めないといけない事かもしれません。
でもね、ブルベって、自分達で作って主催するものなんですよ。
参加者だけ、ってカテゴリーは本来無いはず。

自分達の仲間が自分達のために開催している。
参加費払ってるから別にいいだろ、ってもし思われているのだとしたら、それは大きな間違いです。

雨で完走できる自信が無いけど、DNSの連絡をするためにスタート地点へわざわざ来られる方もいます。
直接、受付で「今日はDNSします」と言って、他の参加者を見送って帰ったり。

想像力が無いのであれば、実際に体験して骨身にしみることが必要なのかもしれません。
無断DNSをしたことのある人は、いちど雨の日のブルベのスタート地点で、受付開始前からスタート30分後まで、ずーっと濡れながら待ち続けてみて下さい。
作業があって必要で濡れ続けることは別になんとも思わないかもしれません。
でも、参加者が誰もいなくなったスタート後の時間。

時には強風と強雨にさらされながら待ち続けることもあるのです。
その虚しさは、まだ私には乗り越えられるだけの悟りは開けていません。

今日もスタート、ゴール、また各PCなどで各地のブルベスタッフが待っていると思います。
参加者の無事完走とスタッフや関係者全てを含めて安全をお祈りします。

↑おひとつクリックしていただけると嬉しいです。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。