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久々のパンク・確実に治そう [メカトラ・整備]

2012.8.10(金)

たいがいブルベ仕様のまま走っているので使っているタイヤはContinental Grandprix 4000 700x25c Black/Black Reflex です。
23cでなく25c、かつそれなりに耐パンク性能も高いタイヤなので、異物を踏むなど以外でパンクをすることは滅多にありません。

一昨日の帰り、あともう少しで駅について輪行するよ、ってタイミングで、久々のパンクに見舞われました。
普通に車道を走っていたのですが、リアから断続的にプシュ、プシュ、プシュという音がしてイヤな雰囲気がサドルにも伝わって来たのでとりあえずすぐに停車。空気はまだ十分にあるようですが上から押してみると少し抜けている。この抜け方はスローパンクではなく完全なパンクです。

乗ろうと思っていた電車の時間を考えるとあまり余裕はありません。
が、焦っても仕方がないので、道路反対側にお店があって明るい照明がついているのでその明かりを頼りに修理します。

ヘッドライトはハンドル上につけているのでブラケットから外し、Edge705も同じく外しておきます。
サドルバッグから工具類とチューブなどが入っている袋を取り出しておいて、ポンプもフレームから外しておきます。ついでにヘルメットを脱いで地面に置いておきます。(ヘルメット被ったままだと、ポンピングとかであつくなるので)
あとは、RDを小さい方のギアにシフトしておいてブレーキを解放してから、おもむろに車体を引っ繰り返してハンドルとサドルで立てておきます。

使い捨てのビニール手袋(100均調達で80枚1セットぐらいのもの)を片手にはめて、パンクした後輪を外します。ビニール手袋はチェーンに触れてオイルで汚れるのを防ぐために使います。
が、この日は軍手を忘れてきていて、林道走行で埃まみれになったリムを後で素手で触ったりして結構汚れました。軍手もできれば持っていると便利です。

パンク修理の仕方はいろいろ流儀があるでしょうが、私は「なるべく確実に一度で治す」派です。
だいぶ使い込んだGP4000は、shimanoのWH-7900-C24-CLホイールからは簡単に外れます。タイヤレバー1本を差し込んでくるっと一周まわすだけで片側外します。
チューブの根元のネジを取り去ってから、タイヤとチューブの位置を動かさないようにしてチューブを慎重に抜き取ります。そのままホイールとタイヤの上に同じ形でチューブを重ねるような感じのまま、ポンプ(インフレーター)でポンピングして軽く空気を入れてどこに穴が開いているかを調べます。
車道近くで作業していると車の騒音にかき消されがちですが、音でわからない場合は、何度かポンピングしながら手かカシャカシャ音のなりやすい袋(紀伊國屋書店の青い袋をチューブとか入れるので使っています)を当てて穴からでる空気を検知しやすくします。

袋を近づけてカシャカシャ音がするあたりでチューブの穴を特定。
その穴の部分を指で押さえて他に抜けているところがないかを確認しておきます。
その後、チューブの穴がタイヤのどの位置にあたるかを、タイヤとチューブを重ねてチェックします。
パンクした位置をタイヤの表面、裏側とも指でさわって状況を見ると、今回はなにか異物を踏んだのかトレッドが少し切れて裏側まで穴が貫通していたようです。
そのままでは新しいチューブを入れても穴の端がささくれだっていて再びパンクするリスクがあります。
こういう時は、タイヤの裏側を応急補修で補強しておくに限ります。

市販品だとパークツールのタイヤブートとかがありますが、そこまでは必要なさそうです。

PARKTOOL(パークツール) タイヤブート TB-2C YD-1516

PARKTOOL(パークツール) タイヤブート TB-2C YD-1516

  • 出版社/メーカー: PARKTOOL(パークツール)
  • メディア: スポーツ用品

期限切れのクレジットカードサイズのプラスチックカードに少し巻き付けていつも持っているパワーテープを使います。
アサヒペン パワーテープ 48mm×25m T252 ホワイト 8013h

アサヒペン パワーテープ 48mm×25m T252 ホワイト 8013h

  • 出版社/メーカー: アサヒペン
  • メディア: ホーム&キッチン








タイヤの裏側をウエスか何かで拭いて(ゴムの粉などを落として)から、パワーテープは指で千切れるので、少し千切って裏から貼り付けます。
何もなければ千円札を小さく折りたたんで使うことも可能です。その場合は、ずれないようにビニールテープか電工テープでとめた方がよいです。

タイヤもチューブもどちらも新しく交換してしまいたいので、いつもならチューブ毎交換しますが、それは勿体ないと、一時しのぎでパッチを貼っておきます。

以前はパナを使ってましたが、

Panaracer(パナレーサー) イージーパッチキット RK-EASY

Panaracer(パナレーサー) イージーパッチキット RK-EASY

  • 出版社/メーカー: Panaracer(パナレーサー)
  • メディア: スポーツ用品
最近は、パッケージが小さいパークツールを持ち歩いていることが多いです。

PARKTOOL(パークツール) スーパーパッチ GP-2C

PARKTOOL(パークツール) スーパーパッチ GP-2C

  • 出版社/メーカー: PARKTOOL(パークツール)
  • メディア: スポーツ用品

どちらも使い方は同じです。紙やすりで穴の周囲を擦ってゴムをざらつくようにしてからパッチを貼って指で強く圧着させます。雨の日とかだと、このあたりは乾かす作業が必要なので雨に濡れない場所で乾いたウエスかペーパーウエスなどが必要になります。

ちなみに使っているチューブはパナのR-Airですが、私の場合はパンクしたチューブは廃棄してしまいます。
またタイヤ交換と同時に予防交換的にチューブも新品投入するので、ほとんどのチューブはパンクすることなく廃棄対象になっていたりします。

あとは、軽くポンピングして少し空気を入れてから慎重に異物を入れないようにホイールとタイヤの間にチューブを挟み込んでいきます。空気の量をうまく調節しておくときちんと丸く収まっていきます。
その状態でタイヤをリムに押し込んでいけば噛み込むことはほとんどありません。
念のためリムの両側をそれぞれ指かタイヤレバーを差して一周させて、噛み込みが無いことを確認してから、本格的にポンプで空気を入れます。

ポンプ(インフレーター)は作業性を重視して、トピークのミニモーフを使っています。

トピーク ミニ モーフ PPM049/TMM-1

トピーク ミニ モーフ PPM049/TMM-1

  • 出版社/メーカー: TOPEAK(トピーク)
  • メディア: スポーツ用品
パンクをする機会はほとんど無いのですが、たまに使うにせよ使う時には作業性が良いほうが頼もしいのです。
ロードモーフやゲージ付きの方がさらに良いかもしれませんが、25cタイヤで6.5bar程度までしか空気を入れないのでミニモーフで十分です。
ミニモーフは立てて使う際に下に足で踏んでとめるための場所が引っ張りだせるので便利です。片側が地面にあるので、体重を使って下にポンピングすることができるのがどれほど楽か。
ポンプヘッドも収納時は本体横に沿って縮んでいるパイプが使用時には少し伸びるので無理なくバルブを捕まえることができます。

サクッとポンピングして空気を入れて、2〜3回ホイールをバウンドさせて問題がないかを確認してから自転車に付けます。あとは外したライトやEdgeも戻して、工具類などは袋に入れてからサドルバッグにしまいます。

停車してから再スタートまで約15分。
私の場合はそのくらいの時間をかけて丁寧に作業しています。
そうするようにしてからは、一度で必ず治してしまえるようになりました。
ブルベの場合は1トラブル30分と想定して、なるべく30分以上の貯金を持って走るようにしていますが、それはパンク2回分を想定してのことです。(年1〜2回しかパンクはしないぐらいの頻度ですが)

あとは、どこか近くのコンビニへ立ち寄ってトイレを借りて石けんで手を洗っておけば完璧かもしれません。
トラブった後はドリンクでも飲んで一呼吸おいた方が安全ですし。

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