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SR600、国内でも実施されることに [BRM四方山話]

2012.12.29(土)

SR600: Super Randonnées 600 が国内でも開催されるということが、
AJサイトに掲載されているようです。
参考:AJサイト
規則やコースについては、そこから辿って知ることができるでしょう。
AJサイトを熟読してどういうものか知るのが今現在では唯一の情報源です。
主催クラブのオダックス埼玉(2コース)、AJ宇都宮(1コース)情報が
出てくるのも待ち遠しい感じですね。

(おまけ)
SR600については、Super Randonnées というBRMとは違うカテゴリになります。
ACP: Audax Club Parisien はフランスの総本山のようなところになりますが、
そこで実施されている、フランス国内のローカルなパーマネント(BRMとは違うカテゴリ)で、
山岳スペシャルな600kmです。
参考:ACPサイトにある説明(概要) 

風光明媚な山岳ルートを走る、「特別な」もののようです。
600kmで獲得標高が10000m以上、上りが増える分が考慮されるのか、
制限時間は50時間ということになっています。

パーマネント自体が、国内ではあまり馴染みがないでしょうから、
それはまた別途説明が必要だと思いますが、私も実際にはよく知っているわけではありません。

SR600が何故?日本国内でも実施されるようになったのか?
おそらくそれは、Randonneur 10000というR5000の上の表彰が関係しているのでしょう。
日本国内で、かつてはSRは限られた人が通年で200kmから600kmまでの4本を完走して得られる
貴重な受賞だったのでしょう。
その上にあるのが、PBP:Paris Brest Paris Randonneurs への出場と完走。

さらに、PBPの完走と、フレッシュの完走、さらに4年以内に積算で5000km以上の
認定走行距離を完走していると、Randonneur 5000 という表彰がありました。
このRandonneurs 5000の受賞資格のひとつにフレッシュがあり、
そのフレッシュを国内でも走れるようになったのは、実はそう古いことではありません。

2007年のPBPを完走した人達が、R5000を取得するためにという目的があったのだと想像しますが、
2008年に初めて日本でフレッシュが行われました。
参考:A埼玉の2008年フレッシュ

そして、2008年に国内で初めて、R5000受賞の表彰者があらわれたということです。

R10000というのは、ACPが新たに用意した表彰のようですが、
その受賞資格としては、R5000のほぼ倍のような感じでもありますが、
200km、300km、400km、600km、1000kmを各2本ずつ
PBP、および別の1200kmを各1本ずつ
フレッシュを1本、さらにSR600を1本必要とされています。
期間は6年以内で積算の認定走行距離は10000km以上。
R5000を取得している人であれば、
他の1200kmを1本、1000kmを2本、そしてSR600です。
参考:ACPのR10000

ここまで書けば、推測できると思いますが、
R10000を取得するために、フランスまで飛んでプロバンスでパーマネントのSR600を走る。
それが出来たらとても幸せなのでしょうが、PBPなどのイベントと違い、
SR600はパーマネントで(コース閉鎖でない限り)いつでも走れるものです。
少人数グループやソロでチャレンジすることは素晴らしいことですが、
若干敷居が高くなりすぎてしまいます。

おそらくそれが理由で、国内でもACPのSR600に準じたパーマネントを作り、
SR600と同等ということで認めてもらえば、R10000の受賞へのチャレンジが、
比較的門戸の広いものになるのではないでしょうか?

コース情報など、まだ公式には出ていないと思うのでわかりませんが、
2013年に走れるだろうということを期待して、続報を待ちたいと思います。

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