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雪が降るときどうすりゃいいの? [BRM四方山話]

2013.1.15(火)

昨日の朝9:30過ぎごろからだったか、家の近所では雪が降り始めました。
降り始めの15分ぐらいで「これはきたな」と警戒モード。

「今日必要な食材はすぐ買ってくるから」と10時開店のスーパーに徒歩で買い出しに出かけ、
その時点で「今日はもう外出できないな」とうちでは外出禁止令にしました。
いくつか食材をササッと買って10:10には帰宅して、
あとは「雪遊び」を自宅の玄関前でする子供以外は一切外出禁止。
(多摩川の河川敷行って遊びたかったけど、それも昨日は禁止)

降り始めだけで分かる気もしますが、天気予報で予め仕入れていた情報と、
自分の目の前で起きている実際の降雪を総合的に判断すれば、
その時点で「外出は危険」ということで間違っていないと思います。

このくらい分かりやすいと諦めもつきやすいですが、
ブルベで雪が降るときはどうすればいいのでしょう?

個人毎の耐寒性能も大きく違えば、装備も全く違うでしょう。
だから、何が正解ということは無いのですが、
自分の場合だと、「行けるところまで行ってみる」とか、
イベントだと普段よりもちょっとばかり熱くなって判断が甘くなる傾向が強いです。

降雪となる区間の予想と、積雪量。
あまり積もる前に走破できると踏めば、そのまま走ってもよいかもしれません。
平地が晴れか雨で、山岳で雨が雪に変わる程度の雪であれば、
平地に降りてしまえばやり過ごすこともできたりします。

でも平地で降り始めた時には、その先の距離と時間次第で、長時間まだ残っていれば、
潔く諦めた方がよいかもしれません。
そのあたりは、コース見合いでの判断が必要になると思います。

ブルベで「走り続ける」「やめる」は全て自分の判断によるものです。
誰かが強制的に「走れ」とも「やめろ」とも言ってくれる訳ではありません。
だから、天候判断は日頃から自分で考えて、その考えに基づいた行動を取るクセを
つけておくことが大切です。

(おまけ)
場所にもよるので、あくまでも東京都内の話として聞いて下さい。
昨日の朝、雪が降り始めてから、車や自転車で出かけた人とは、
たぶんリスク管理の観点で全く違う次元に住んでいる人なんだろうなぁ、と思いました。

昔はよく上越、信越方面へスキーへ出かけていたので、多少雪道の運転経験はありますが、
都内であの雪の降り始めを見たら一切外に出ようという気が無くなります。
数年に一度の大雪でなくても、毎年降る少しの雪でも都内の交通は麻痺しています。
雪が前提の道路でもないし、殆どの車が雪道で走れるような装備では無い。
それが現実です。
自分の車が四輪駆動+スタッドレスだったり、雪国で走ることはできても、
都内の雪では無力です。
それは、殆どの車がサマータイヤ(夏用のタイヤで雪道ではグリップしない)だということ。
道路幅は元々広くないので、1台スタックしたらその道路は使えなくなるということ。
ちょっとした狭いところや、普段気にもしないゆるやかなスロープ。
そこで停まった車が再発進できずにスタックしてしまうことは、よくあることです。
反対車線も流れが止まってしまえば、引き返すこともできなくなります。
家の近所、あと数百mというところで、どうしようもなくなる場合も結構多いのです。

自分が走れても、周りが装備不足で走れずに道路が使えなくなる。
そして自分も身動きが取れなくなる。
これは都内の降雪ではいつも起きる事象です。誰もが知っているはずのこと。
過去の経験からしっかり学んで、次に自分の行動を変えていく。
それができない人が多いというのは、どうにも悲しい話です。

勿論、仕事や所用があって、どうしても外出しないといけないという方もいたでしょう。
でも、出かけたら帰ってこれないリスクがある。
車は最悪、途中で捨ててくるぐらいの覚悟がないと走り出すことはできません。
だからもし外出するとしたら、徒歩+電車。
そして出先とか途中で身動きがとれなくなった時用に、最低限のビバーク装備を持って
行くことにするでしょう。


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