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フレッシュ近畿(京都)その2:スタート〜伊東120km編 [Fleche]

2013.4.30(火)

フレッシュは年1回の特別なイベントなので、GPSログを見ながら、なるべく詳細に記録を残したいところです。
事前のコース設定からそうしていたのですが、3つのパートに分割です。

GARMIN Edge705による実走ログ

大田区多摩川をスタートして、R1経由で横浜へ、R16で関内を通過、鎌倉街道で鎌倉へつなぎます。
スタートが8:20となり、20分の借金を背負っているわけですが、向かい風が無ければ鎌倉までの走行で取り戻すことは可能です。が、それができない風向きで、最初から我慢の走行となるわけです。
(ログを見るとだらだらとしか走っていないように見えますが、実は目一杯踏んでます)

08:00 本来のスタート
08:20 0km地点、実際のスタート:ファミリーマートかわだ多摩川店

R1はもう少し速度が乗れば信号ストップが減るのですが、向かい風(まだ弱い)に阻まれて、いつもより多めに信号ストップとなり移動速度があがりません。停まるたびに後ろを振り向いて、後続の様子を確認します。
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ヨシダさん、ディレイラーの調子が悪いのか、わりといつもこんな感じで覗き込んでます。
Bongoさんは余裕?の微笑み(実は体調悪かったらしい)
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09:00 12km地点、R1東神奈川と神奈川の間・借金3km・12分
   (40分で12kmは18km/hペース、借金ありで12km/hとなる)

途中、某所で謎の人の応援を沿道から受けて焦りまくり。
まわりは通勤する普通のサラリーマンが多く、その中でこの格好はサスガです。
(鳴り物の音も出してたようです……ヨーロッパでサイクルレース観戦仕様なのか?)
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謎の人は、ブルベ界では有名な、あの「チコリンさん」
この日この後、新幹線で福岡入りして夜からAJ福岡ヘブンウィーク参戦らしい。
20分遅くなったのに、通過待ちをしていたってことは……周囲の視線の痛い時間が長かったのでは?
ほんの一言二言だけ交わして先を急ぎます。2011年のPBP仲間でもあるわけですが。
わざわざ待ち伏せしていただいて、どうもありがとうございます。
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10:00 28km地点、鎌倉街道・公田Sより少し手前・借金2km・8分
   (1時間40分で28kmは16.8km/hペース、借金ありで14km/hとなる)

GW開始前日ですが、鎌倉は混雑しています。
北鎌倉あたりから観光客と学生さん(修学旅行?)が増えてきます。
鶴岡八幡宮前で信号待ちをしながら、遠目にスナップ
鎌倉から京に攻め上がり?ます。
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10:30 36km地点、PC1ローソン鎌倉由比ヶ浜四丁目店・到着・借金1.5km・6分
   (2時間10分で36kmは16.6km/hペース、借金ありで14.4km/hとなる)

滑川Sにあるローソンが、距離としては短いですがPC1となります。
ここから先は、基本的に豊橋〜鎌倉400の逆走コースを踏襲して走ることになります。
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10:36 6分ストップで再スタート・借金3km・12分
   (2時間16分で36kmは15.9km/hペース、借金ありで13.8km/hとなる)

天気がいい日は風が強い。日差しも強く、写真だけだとサイクリング日和に見えます。
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次のPCは84km先の伊東になります。
フレッシュは、参加者が独自にコースを引くわけですが、ショートカットが無いようにPCを置きます。
この先ずっと海沿いに走って行くので、伊東まではPCは必要ありません。

まだ若干借金がある身ではありますが、スタート基準とゴール基準の時間の見方の違いを再確認しておきましょう。
ブルベでもそうですが、この考え方の違いが理解できていないと、ギリギリで走るとタイムアウトします。

今回はフレッシュなので24時間走行となりますが、ゴールは360km以上の走行が必要です。
22時間後にチェックがあって、24時間までの2時間で最低25km以上の走行も必要となるので、コンビニなど第三者証明が容易に取得できる場所を22時間と24時間で通過する必要があります。
事前に提出しているコースでは、最後に渥美半島(愛知県)、R42表浜街道を走ります。
そのあたりはコンビニがあまり多くないエリアで、25km以上離れた組み合わせのコンビニは事前にうまく見つけることができず、今回の予定では、この組み合わせしかありません。
・22時間チェック 344km地点 セブンイレブン湖西白須賀南店(手前で適当なコンビニ無し)
・24時間ゴール  374km地点 サンクス赤羽根ロングビーチ店(30km) または
         375km地点 サークルK赤羽根店(これより先10km以上コンビニ無し)

360kmでなく、375km走ることが必要になりますので、15km/hペースで逆算すると、
もともと1時間足りないのです。
スタート基準で借金を考えたところから、さらに1時間引くとゴール基準での余裕時間がわかります。
すなわち、1時間貯金して、ようやく借金ゼロになるのが今回のフレッシュでの目安となります。

今回、全体のコースを俯瞰して眺めてみると、強い西風の影響を受けるのが伊豆を超えてから。
清水の先、いちごロードで洗礼を浴び、御前崎を回った先で最悪の向かい風で苦しむことは想定しておく必要があります。
唯一貯金出来そうな区間が、まだ西風が弱い、鎌倉〜小田原のR134区間。
ここでできれば、最初の20分とコース全体での1時間とあわせて1時間20分の貯金を貯めたいところです。

滑川の交差点で風を確認すると、南寄りの風が強く、まだ西に軸が振れていないことに少しだけホッとします。
遅くなると西向きに変わってきますから、1分でも早く西へ進むことがここでは大切です。

稲村ヶ崎に来ると、江ノ島が見えて来た♪と脳内BGMが流れるのはおっさん仕様。
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観光客は多いですが、さすがに海は風が強く荒れているので人出は多くないようです。
ヨットはパラパラと帆走してましたが、沖合で南風を浴びてアビームでプレーニングしたら気持ち良さそう。
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11:00 45km地点、R134・鵠沼海岸あたり・借金0km
   (最初の借金20分をようやく返済、ここから先はまずはスタート基準で仕切り直しです)

12:00 68km地点、R1・国府津あたり・貯金8km、32分
   (17km/hまで回復)

13:00 90km地点、R135・湯河原・貯金15km、60分
   (18km/hまで回復、ゴール基準だと貯金ゼロ)

8時スタートから5時間が経過していますが、湯河原まできてようやく本当のスタート地点に立てた感じです。
ここまで信号ストップとPC1でのレシートゲット以外ほぼ休み無しで飛ばしてきたので、お昼にします。
グルメはできませんが、手早く湯河原すき家で補給です。
反対車線側になりますが、下り車線にはないので仕方ありません。
(今年は出ていませんが鎌倉300の帰りとか、ここのすき家で補給を取って最後まで頑張ることが多いです)

280円になった吉野家がいい、とかワガママ言ってる余裕はないので、すき家で牛丼(並)のセット
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周囲の人のイメージとは違って、牛丼は並が基本です。
並と卵だけでよいのですが、塩分補給ということで味噌汁とおしんこ付きの3点セット。
ブルベの時ぐらいしか食べませんが、紅ショウガを適当に散らして食べておきます。

椅子に座ってしまうと、再起動するのに時間がかかってしまうのですが、これ以上鬼だと最後まで持たないような気がしたので、少しゆっくりします。
R134で回復できなかったら、今回のフレッシュは完走を諦めるしかなかった訳ですが、湯河原まででなんとか首の皮がつながった感触が得られたので、やはり気が緩んでしまうというのは仕方ないところでしょう。
すき家で18分ほど使ってます。(理想は10分以内)

13:18 90km地点、R135・湯河原・再スタート、貯金約10km、40分
   (ゴール基準だと借金20分)

たしかにここまで頑張ったとは言え、これは序の口なんですよね。
まだまだ借金生活に戻ってしまうわけでもあり。
たぶん、このあたりの計算はヨシダさん分かってなかったんじゃないかな?と思ったり。

この先は、伊豆の海岸線沿いのアップダウンなので、じわじわと稼ぐしかありません。
食後なので最初は緩く走り出しますが、下りでも本当は脚を止めることなく少しでも先へ進むことが求められます。

R135下り方面は、AJ神奈川の逗子200、鎌倉300などでお馴染みトンネル迂回です。
熱海の先のニューアカオ方面へ
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続いてもひとつ錦ヶ浦
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14:00 104km地点、R135・伊豆多賀、貯金約14km、56分
   (ゴール基準だと借金4分)

網代の迂回では、間瀬を通過(立ち寄る余裕無し)
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14:44 120km地点、PC2 セブンイレブン伊東桜木町店、貯金約19km、1時間16分
   (ゴール基準だと貯金16分)

ここまで普段ではあり得ないぐらい必死に走って来て、ようやく首の皮がつながっている状態ですが、計算方法が違うらしく(苦笑)、ヨシダさんは余裕だと思っていたりで1時間45分貯金があるとか言ってますけど…
いえ、全く無いですから。

DSC00372 (1).jpg
何度もフレッシュのルールと今回のコースの説明を繰り返します。
だから〜、360kmじゃなくて22時間で344km走らないとダメなのですよ〜
第三者証明取れる場所がコース上に他に存在していないから、無理なんですって。
(再度の注釈:コンビニ自体が無いわけじゃないですが22時間チェックのコンビニから25km以上走った先にゴールのコンビニも必要となるので組み合わせを考えると意外と難しかったりするのです)
机上で何度も調べて他に無さそうで決めたわけであって、これから調べて見つけることは(走りながらでは)ほぼ不可能だと思うのですよ。

風が無ければ、適当に走って区間で20km/hとか出せれば1時間走って20分貯金を貯めることはできますが、17.5km/hだと2時間走って、ようやく20分貯めることができて、さらにちょっとコンビニで停まって10分失うと、その貯金は10分しか残らない。
御前崎から先は、そこまでに貯めた貯金を切り崩しながら15km/hを割ったペースでも何とか耐えて走らなければならない予定なので、比較的貯金ができるはずのPC2までで、この程度(到着時16分、出発時5分未満の余裕)というのは、風前の灯火なわけです。

Bongoさんも、フレッシュってこんなにキツかったっけ?とか言ってましたが……
すいません。天候には勝てないんです。向かい風は恐ろしく脚が削られます。
1日前の風向きなら5時間ぐらい余裕ぶちかまして完走できちゃうぐらいの違いがあるんですけど。
この日は風向きと風速は完全にアウトです。

コンビニでの買い物、補給、トイレ休憩、普段のブルベでもそうですが、これを極力ロスの少ないように基本動作をしっかりと叩き込んでないと、今回みたいなコンディションでは生き残れないのです。

あ〜、なんだか自分が鬼みたいでイヤだなぁ、と思いながらも、まだ完走できる可能性が残っている以上は、走れるところまでチャレンジするのがランドヌールなんだよねぇ〜
などと嘯きながら、ゆるゆると再スタートを切って行くことになります。
湯河原までの牽きで自分の脚は既に終わったはずですが、なんだかんだと前に出ている時間が多いのは気のせいでなく、これ以上ペースを落とせない事情があるのです。完走するにはこれ以上落とせない。

再度、言っておきますけど、PC2再スタートは14:56頃(15:02)で、貯金全くありませんから。(-_-)
(4分とか、22時間で344kmなら8分だろって細かい計算は誤差ですしね)


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フレッシュ近畿(京都)その1:スタート編 [Fleche]

2013.4.29(月)

週末はオダックス近畿(通称:オダ近)主催のフレッシュに参加してきました。
フレッシュというのは、ブルベとちょっと違っていたりするのですが、国内ランドヌールの間では、
年に1回、全国から「変態さん」達が一同に会する大宴会(懇親会)という認識があるかもしれません。

今年のフレッシュの企画は、オダ近スタッフ 某 @hayavusa さん 
毎年、どこのクラブでフレッシュを担当するか?という話は、おそらくAJの中でされているのでしょうが、
フレッシュというのは、年に1回のお祭りでもあり、運営するにはスタッフの負担が大きいイベントです。
通常のブルベを小規模開催しかしていないようなところでは、安請け合いは出来ない感じになっています。
これは私自身もそうですが、フレッシュ常連組のように、毎年楽しみにしている人、
さらに新しく初めて参加してみたいという人が年々増えて、今年はなんと38チームまで。
160人以上のランドヌールが集まり、さらにその殆どが懇親会に参加するというのは……

オダ近スタッフのみなさんには感謝です。企画、運営どうもありがとうございます。<(_ _)>

今年はスタートが金曜日朝から認められたので、うちのチームは金曜朝スタートにしました。
フレッシュは各チーム毎にコースを設定しますが、スタート時間もゴール時間も定められた範囲内で自由。
スタート可能時間は、4/26(金)朝6時〜4/27(土)朝10時までの間。(ゴールはその24時間後)
各チームの24時間後のゴール地点はどこになるか天候次第、風まかせ。
その後、京都に設定された集合地点に集まることになります。
ゴールの受付時間は4/28(日)朝9時〜12時の間。
これに間に合わないとフレッシュ完走とはならないので、輪行とかで移動してくる場合は注意が必要です。

ちなみに金曜日の朝8時スタートというのは、全38チーム中、最も早いスタートだったかもしれません。

元々のチームメンバーは、AJ北海道を中心として私だけ「AJ似非北海道」という布陣でした。
AJ北海道代表、naomiさんを京都に送り届けて、
2014年、AJ北海道で1200kmを開催するので、
みんな来てね!
ついでに言うと、今年トライアル1200kmもやるので
そっちも参加者大募集中♡ 2013年7月4日21時スタート
詳しくはAJ北海道のサイトを参照ください。

という宣伝をするため(だけ)に走るというストイック(嘘)なチーム。

札幌・新千歳空港から前日空路で羽田入りするAJ北海道メンバが羽田からほど近い蒲田前泊を前提にして、
スタート地点を国道1号線沿いの大田区多摩川1丁目に設定しました。

コース行程はこんな感じ
fleche2013map.jpg

基本的に、太平洋岸は西風の確率が高いのですが、4月下旬ならそうそう強く吹くことはないだろう。
という安易な発想と、ゆるいコース設定だから、まぁ適当でいいかな、という甘えた態度は、
前日、天気予報を見て、みごとに打ち崩されたわけです。

前日時点の正直な気持ちとして、予報どおりなら完走できるかどうかの確率は五分五分。
自分の脚前的には、かなりの苦行となることを覚悟しました。
メンバー的には、AJ北海道のヨシダさん、R東京のBongoさん
この二人は、先月ランドヌール台湾が主催したTPT1200kmにも参加してきています。
想像以上の天候変化でゴール手前でDNFされてますが、ふだんDNFは殆どありえない、
いわば「しぶとい人達」です。
今回は、ヨシダさんにランドヌール5000がかかっているので、できれば無事完走したい。
多少のスケベ心はあった上での出走です。

グルメ要素は一切排除、コンビニストップもなるべく無し、PCでも休憩は短め。
1分1秒の違いが大きくモノを言う世界になるので、気を引き締めていかないと……

私自身は7:10頃に家を出て、(あれ?10分出るのが遅いって)
11kmほど走って7:35頃にスタート地点へ到着、
ヨシダさんは既に到着していました。(よかった)
DSC00314 (1).jpg

ヨシダさんの装備:
TREKのDomaneにTREKのリアキャリア(ダボ穴無しフレームでも装着可能かな)を装着
その上に市販の防水バッグに荷物を積載しているようですね
DSC00309 (1).jpg

そして、なぜか 某ミヤコさん が出勤前の時間帯にも関わらず、お見送りに来てくれてました。
DSC00313 (1).jpg

8時スタートは、8時丁度にスタートのコンビニでレシートをゲットして、
3分以内に実際に走り出しますからね!!などと言ってはいたのですが、
私達のチームには、やはりネタの神様が微笑んでくれるわけです。

Bongoさんがなかなかやってきません。(焦)
とりあえず待つしかないですが、もう8時になってしまいます。
ヨシダさんは「Bongoさん、日にち間違えてるんじゃないの?」とか言ってますが、
もしかして迷子?という可能性も無くはないので、メールしておきます。

すると直後にBongoさんから電話があって
「今、多摩川まであと3kmぐらい」とのこと。
とりあえず、日にちを間違えていたわけじゃなさそうなので、スタートはできそうです。(^^;)

残念ながらミヤコさんは、8:10が限界とのことで3人が揃う前に離脱されましたが、
ある意味、ネタ的に美味しい展開を流してもらったそうなので、一部関係者の間では、
それなりに楽しんで貰えたかもしれません。

Bongoさんは8:14頃に到着。ブルベカードを渡してスタート準備をしてもらいます。
DSC00317.jpg

なんだかんだで、実際のスタートは8:20になってしまいました。
普段なら、なんてことのない20分ですけど、このフレッシュでのスタート20分ビハインドは、
なかなかたいした借金(時間)です。
漬け物石のように重い20分はどこかで早々にお返ししたいのですが、
「楽なブルベはないよね」という言葉が重たくのしかかります。

Bongoさんはスタート地点まで30km超の自走で、途中開かずの踏切@南武線でやられたり、
いろいろあったそうです。
その分、無駄に踏んで急いで駆けつけてきての状態なので、しばらくはお休みです。

スタート直後から、とりあえず一応「リーダー」ってことになってるので私が前を牽きます。
普段はあんまり無いオーダーですが、この際、いつものブルベ脳的リミッターは解除です。
走り始めると、少しずつ風が強くなっていくことが体感できます。
国道1号(通称:R1)は、横浜方面へ抜けて行く際によく使う道ですが、
風向き的には、ほぼ最悪に近い感じで、10回に1〜2回ぐらいのババを引いた感覚です。
でも、まだ朝なので風はまだ大人しい方。ここで少しでも時間を稼ぎたいところです。

が、多摩川を渡る時点でそれは諦めます。
ヨシダさんは、国内いろんなところで遠征ブルベを走ってますが、ベースは北海道。
交通量の多い車道走行は苦手のようで、Bongoさんもしばらくはお休み状態。
普段なら、ひょいひょいとクリアしていく信号で、ことごとく引っかかって停まります。
DSC00321.jpg

とりあえず、借金がこれ以上膨れあがらないようにするのが精一杯だろうな、とこの区間は諦めます。

予報だと朝早い時間はまだ風は弱いのですが時間とともに南風が西寄りの強い風に変わるらしく、
1分でも早く南下すれば、その差はあとで大きく響いてくるので、気持ちは焦りがちですけどね。
諦めていいときと、だめなときがあって、ここは我慢比べというステージなわけです。

ブルベを走ったことがある人なら、多少この気持ちがわかるかもしれません。
今回のフレッシュで西行きで風で苦しんだ人なら、さらにじんわりと感じることがあるかもしれません。
そんなわけで、あともしばらく続きます。

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明日は西風が強いらしい・東京から西に向かいます [Fleche]

2013.4.25(木)

今週末はオダックス近畿主催のフレッシュです。
今年は、AJ北海道から来年2014年開催予定の北海道1200kmを紹介する、という事を目的に
プロモーションチームを結成。
AJ北海道代表のnaomiさんを、京都までお連れするという野望でチーム編成をしていました。
(勿論、懇親会という名の宴会で、北海道1200kmについて熱く語ってもらう予定でした)

が、諸般の事情によりスケジュールが取れず、naomiさん出走不可となってしまい、
さらに、AJ北海道メンバのtaqさんもスケジュールが取れないらしい・・・

オリジナルのAJ北海道メンバは、ヨシダさんのみ。
ヨシダさんが台湾1200kmに一緒に行ったBongoさんを急遽誘ってメンバー交換(追加)
結局、AJ北海道ヨシダさん、R東京Bongoさん、R東京だけど名目上AJ北海道所属の私ぴか、
というミニマム3名でのチーム編成になりました。

ヨシダさんとBongoさんは台湾1200kmに行かれてますから、脚は問題ないでしょうが・・・
貧脚かつ走り込み不足の私はちょっとばかり不安があります。
そして、コースが素晴らしい。
なに、これ?この手抜きコース?
というぐらいの、パクリコースです。2011年にAJ神奈川で開催した豊橋〜鎌倉400の
伊良湖〜鎌倉区間を逆にして、東京(R1多摩川)から鎌倉を追加しただけのお手軽コース。

小田原から伊東まで南下して冷川トンネル越えという、雪や凍結には影響されにくいコース
(4末でも天候は侮れません)
あとはひたすら西を目指します。
フレッシュの精神に則って、なるべく直線に近いルートで進む訳です。

伊良湖(渥美半島)ゴールにしているのは、名古屋から先のルートで良さそうなところを知らないから、
手前でゴールしてしまい、あとは輪行という手抜き作戦です。

そして、やはり「楽なブルベは無い」という通説どおりの天気予報を見て愕然としています。
明日はバッチリ西風(強風)予報です。

明日の朝、東京から鎌倉は南西の風でモロ向かい風。
tenkiyohou0.jpg

その後もずっと向かい風。予報で10m以上の風だと海岸沿いはもっと……
tenkiyohou.jpg

たぶん最後の最後まで向かい風。
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もともと、あまりグルメで寄り道する予定はなかったのですが、停止時間をなるべく短くして、
しぶとく走り続ける作戦に、既に方針転換です。

向かい風の影響がどのくらいあるか?
想像つかない人もいると思うので補足しておきますが、一例として上げると
平地無風で30km/h以上で巡航できるだけの出力をかけても、
向かい風10m/sに吹かれると、15km/h以下に速度は落ちます。
(このまま走り続けていると当然タイムアウトです)
どこかで風向きが変われば別ですが常時向かい風に晒されるということは、
どれだけ脚を削られるか……
ソロだとかなり苦戦を強いられる事でしょう。
フレッシュというチームで走ってこれをクリアすることができるか。
3人チームなので、こういう展開には少し不利な構成かもしれません。

スタートは明日の朝8時。
仮想クローズタイム(およそ15km/h計算程度などを考慮、ゴールから逆算)は、以下のとおり。
鎌倉 10:20
伊東 15:00
清水 21:00
御前崎 27/01:00
湖西 27/06:00 (22hチェック予定)
田原 27/08:00 (ゴール予定)

ゴール付近はコンビニの数が少ないので、おそらく予定どおりのコンビニ、
もしくはすぐ先にあるもう1軒のいずれかになるでしょう。
そこから伊良湖まで走って、9:30のフェリーに間に合わせたいのですが、
西風強いと無理だろうなぁ・・・
伊良湖>鳥羽をフェリーで渡って、お伊勢参りをしてから京都入り予定です。
ある意味、京都前泊みたいな感じで、花園会館宿泊となります。

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大ダワ・ポタ(後編) [ポタリング]

2013.4.24(水)

前編につづいて後編です。(なんとなく分けてみただけです)
昨日4/23(火)の大ダワ・ポタ

路面がところどころ悪いので、注意をしながら上っていきます。
グループで行動する方がなにかと安心ですが、登坂は少しだけ車間を空けておきます。
あまり詰めすぎると、立ちゴケすることにも繋がりやすいのですね。

なんて能書きをたれられるほどのことはなく、
実は上り始める前に、シューズのクリート(SPD-SL)のツメが完全に消えてしまっていました。
傷みやすい左だけですが、ツメがないのでペダルに固定できません。
かろうじて、引っ掛けてますが、左足はフラペと同じ状態。
これも、なにかの修行の一環でしょう。
決して、某PIPIさんの呪いではないと信じたいところです。(謎)

鋸山林道の入口から登坂を開始したのが11:15頃
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ちょっと上がったところで右側に小さな神社
阿伽井澤神社
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久々に見る「警笛鳴らせ」標識
自転車のベルは(窓を閉めた車には)非力ではありますが、本当はここでチーンと鳴らすのです。
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植林なんだなぁ、としみじみ眺めつつ
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向かいの山の林業用の植林ではなさそうな?木木をながめてホッとします。
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カメラを出して構えるのは、比較的路面の状況が良いところです。
DSC00208.jpg

林道なので、林業の車がたまに通過していきますが、ほとんど車は走って来ません。
音でわかるので前から来ても、後ろからきても、気をつけて通り過ぎてもらうのを待ちます。
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途中、大きな右カーブで広くなったところ、展望が良いので小休止
3.2kmという小さな看板がありますが、おそらく林道入口からの距離でしょう。
11:45頃に休憩しているので30分で3.2km
(途中、写真撮ったりはしてますが、かなりのんびりペースですね)
DSC00215.jpg

このくらい広くとってあるので、大外だと斜度はたいしたことがないですが、
DSC00220.jpg

内側だと、それなりの斜度かもしれません。
DSC00224.jpg

あまりにも広いので、こんな感じで写真を撮っていたりする人も。
DSC00226.jpg

この先上って行く先の山を眺めます。
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ズームしてよーくみると、道がみえたりするわけで、
「え?あそこまで上るの?」と気持ちを打ち砕かれる人もいるようですが、
たいがい見た目よりも、実際はたいしたことが無いのです。(断言)
DSC00228.jpg

一口羊羹を1個つまんでから、再度上り始めます。
5分ほど休憩していたでしょうか。

さらに30分ほど上って、12:15頃に大ダワ到着。
15分ほど休憩して、その間に、おにぎりを1個つまんでおきます。
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付近の標識
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保安林の説明
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左にトイレあり。
駐車スペースには何台か車が停まっていて、山歩きに来ている人にも出会いました。
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ここからの下り(奥多摩側)は特に路面が荒れているので、注意が必要です。
山上りの人達がそれなりに歩いています。
通過する際には気をつけて(速度を落として)脅かさないように通過するよう心がけます。
下り始めは12:30頃
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また、北側斜面なので日が当たりにくく、下りは寒く感じるのでウインドブレーカー必須。
指切りグローブだと寒くてきつかったです。用意のいい人は長指グローブにチェンジ。
また、足下も通気性の良いシューズだと、感覚がなくなりました。
シューズカバーもあった方がよかったと少し反省です。

路面はいいところで、こんな感じ。(悪いところは停まることが難しく写真無し)
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途中でたまに花をめでたり。
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見晴らしの良いところでは必ず休憩。
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とりあえず記念写真は撮っておきます。
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これから下っていく方向
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下りながらも気がつくと、またカメラを構えて停まります。
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あっちに降りて行く、と確認中。
ここは綺麗ですが、すぐに酷い路面が出てくるので気は抜けません。
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しばらく下ってから後ろを振り向いてみるとこんな具合。
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あとは、奥多摩側の青梅街道に下って終わりです。
ここまで降りてきたのが13:00頃、途中休みながら30分ほどで下り終えました。
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もう、お腹がすいている人がいて、すぐ何か暖かいものが食べたい!
というリクエストで、手近なところでご飯を食べることに。

鳩ノ巣で釜めしという、お手軽な選択です。
青梅街道沿いにある釜めし屋さん
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なかい、と似たようなノリの釜めし(これは、きのこ釜めし)
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川井まで下って、ちょこっと上って「なかい」じゃないの?
と思う方もいらっしゃるとは思いますが……

お達者倶楽部は、お腹が空くと、そんな手間はかけていられないのです。
山の上の方は気温があまり高く無く、そこからの下りで体が冷え切っています。

大ダワ入口から鳩ノ巣まで3〜4kmかと思ってたのですが、実際は5kmほどあった模様
ほぼ下りですが、それでも待ちきれない?ぐらいの感覚。

お昼ご飯も食べて、もうこれでお終いです。
あとは、青梅街道を下って羽村に降りて、ちょっとだけチューリップまつりを見学。

まだ、やってるんですね。羽村のチューリップまつり
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手前のオレンジ色っぽいのは、もう咲き終えて摘み取られた後でしょうか。
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今日は特におみやげは買わずに撤収します。
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羽村からは多摩サイを下っていきます。
くじら公園で、くじら公園まで車載で来ていたメンバーが離脱。
立日橋で、日野駅から輪行で帰るメンバーが離脱。
さらに近所に住んでいるメンバーも離脱。

なるしま立川店で、クリート買ってからひとりで帰宅の途につきました。

たまたまだと思いますが、今回の大ダワは路面は悪いのは相変わらずでしょうが、
コケとか滑りやすいところはありませんでした。
そういう意味では、まぁまぁのコンディションで楽しく走ることができたと思います。

私は25cでパンクしづらいタイヤを使っていますが、柔らかめのトレッドだったりすると、
ちょっとした砕石を踏んでサイドカットすることもあると思います。
林道走行は誰にでも気軽にお勧めできるものではありませんが、もし行かれる場合は、
それらのリスクも考えて、対処できるだけの装備をされることをお勧めします。
(自分は単独で行くことも多いですが、この手の場所をソロで走る事はお勧めしません。念のため)

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大ダワ・ポタ(前編) [ポタリング]

2013.4.24(水)

昨日、先週の「飯能・名栗ポタ」に引き続いて、またもポタのお誘いがあり、のこのこと出かけてきました。
平日にお休みをとってサイクリングに行く贅沢なひとときです。

前日に、行き先がどうも「大ダワ…」という噂を聞いて、「え〜っ」って思って躊躇してたのですが。
折角なので連れていって貰おうと。
(大ダワというと路面が荒れているイメージしか無くて、自転車で行くのは敬遠してました)

大ダワがポタかどうかは定義次第なのですが、ゆっくりのんびりサイクリングなので、
一応「ポタ」ってことにしておいて下さい。<(_ _)>

今回の集合は、多摩サイの途中というか、立日橋あたりor福生南公園とのこと。
集合時間は立日橋で8時半、その後、福生南公園、最後が武蔵五日市駅で9時半過ぎぐらい。
8時半に立日橋なら7時半までに家を出れば間に合うので、少しゆっくりです。

福生南公園からは睦橋を渡って、すぐに秋川沿いへ。
(自分だとそのまま睦橋通りを走るところですが、あくまでもポタなので車の来ない方へ)
のんびり走って、途中マニアックな抜け方をするところは初見だったり。

詳しい人に連れて行ってもらうと、へぇ〜ってことが一杯あります。
仔牛ちゃん(もう大きいけど)
DSC00140.jpg

9:50頃に武蔵五日市駅前を通過、戸倉セブンで小休止。
念のため燃料切れに備えて、おにぎりとお茶を買ってバッグにしまっておきます。
ついでにちょっと小腹が空いてたので、肉まん1個をモグモグ。

檜原街道を檜原村役場まで走り、T字路を右折して北秋川沿いに遡上します。
で、やっぱりここを右折するらしい。神戸岩(かのといわ)方面へ
DSC00153.jpg

右折してから500〜600mほど行くと左に綺麗なトイレ、右に春日神社があり、
大ダワ登坂前のトイレ休憩としては、ここが適切かもしれません。

右の春日神社
DSC00158.jpg

喉かな風景。少し曇っているので写真にすると綺麗さがうまく伝わらないのが残念。
DSC00160.jpg

この先少しいったところに、キャンプ場(ロッジ神戸岩 http://homepage2.nifty.com/nagataya/ )

そこからもう少し先に行ったところに神戸岩があります。

DSC00170.jpg

V字になってる切れ込みが、神戸岩
DSC00174.jpg

拡大するとこんな具合
DSC00175.jpg

橋を渡って、トンネルをくぐります。このトンネルは左カーブで少し急勾配。
真っ暗で何も見えず道もガタガタなので注意が必要です。ライト点灯必須。
この時、反対側からオートバイが2〜3台連なって対向で降りてきていました。
DSC00177.jpg

トンネルを抜けたところで、1台の自転車が…
よくみると、河原でお昼寝している持ち主と思しき方が。
DSC00183.jpg

そして、ここからすぐ先から、大ダワの林道区間に入るわけです。
DSC00189.jpg

鋸山林道の看板
林道は基本は林業用の道路なので、通行させてもらう場合には「遠慮」しつつ走らせて貰う。
そういう心がけが必要だと思います。
(登山や自転車など、通行する人はそれなりにいますが、念のため)
DSC00192.jpg

GARMINの気圧高度計(誤差あり)でこのあたりは標高440m程度でした。
ここから550m程度上ると大ダワ(頂上)ということになります。
ここまででも少し上ってきてますから、せいぜい600mしか上りません。
(奥多摩周遊道路で奥多摩湖側から風張峠に上るのも600m程度です)

11:15頃から登坂開始です。
路面が悪いところがあるので、注意して上ります。

念のためスペアチューブなどは余分に持っておいた方が安心ですし、
万一、尖った落石でタイヤのサイドなどをカットしてしまった場合に備えて、
パワーテープやタイヤの切れ端など、自分で使い慣れた応急補修用具を持参することをお勧めします。

私は普段、平日ひとりでも平気で山に行ってしまう方ではありますが、
今回みたいに誰かと一緒に行った方が、なにかと安心です。

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入金消し込み [BRMスタッフ見習]

2013.4.22(月)

今日は22日ですが、いまのところ手元に届いているのは18日(木)分まで。
電信扱いだとオンラインで確認できるので、ネットバンキングで照会すれば消し込み出来ます。
ちなみに「入金消し込み」というのは、エントリーリストに対して、
参加費の振り込みのあった方のところに、参加費受領というマーキングをしていくことを指しています。
実際には、目で見て手動での作業です。
振込人名義は、漢字(ゆうちょ口座)、カナ(他行・電信)、あと紙に手書き、と3種類。

文書扱い分(ゆうちょATMや窓口から現金振込)だと、何口かまとめて入金されてくるので、
振込人名義がオンラインでは分かりません。
そのため、この封筒が届いて払い込み用紙のコピーを見るまでは、
誰からの振込か確認することができないんですね。
furikae.jpg

面倒といえば面倒ですが、スポーツエントリーを使うには、それなりに費用もかかります。
※参加者が支払手数料を払うだけでなく、主催者もシステム利用料金や各種手数料がかかります。

開催本数が少ないところは、この方法でも十分なんじゃないかな、と思っています。

少額の振り込みに関しては、ゆうちょ銀行間の送金(振込)が、いまのところまだ手数料0円なので、
これを使うのが一番だと思っています。
※ATMからだと手数料0円、ネットバンキングだと月5回まで手数料0円(6回目以降110円)


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新車の頃の写真 [自転車雑記]

2013.4.21(日)

古いMacのライブラリには古い写真が眠ってたりするわけで、
今の自転車がまだ新車だった頃の写真が出てきました。
今から6年ほど前、2007年の7月頃ですね。
20070731264.JPG

別にどうってことは無いのですが、吊るしで買ったままなので、
クランクはノーマル仕様。53-39Tだったか。
リアは12-25T
この頃、多摩サイは全てインナーで走ってたような気がします。

ライトはTOPEAKの小さなもの、前照灯と尾灯のコンビ。
ロードで走るのは基本は昼間だけ。
(夜走る時は小径車でヘルメットにTOPEAKのHIDライト装備で使ってました。)

サイコンがついてないですが、チェーンステーのあたりにGARMINのセンサーがついてます。
当時はEdge305(英語版:地図表示の無いもの)を使ってました。

どうも、まだベルが付いてないように見えますね。あとサドルバッグもついてない。
(小径車には昔からベル付けてたので、ロードもこの後ベルを付けたような)

サドルバッグとかをワイズあたりに買いにいく途中かもしれません。
おそらくパンク修理セットなどはジャージのポケットでしょう。

最近でも、200kmブルベだと、これに近いような感じで出てくる人がいます。
知らないってことは強いんだな、と思うばかりですが。

どこかで調べて、実際に使っている人に教えてもらって、
そうして必要な装備は増えていくのでしょう。

自転車もだいぶくたびれてますが、本人もこの間にけっこうくたびれてしまったようです。
そんなことを思いつつ。


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MacBook Pro 不調でApple送りに [ガジェット]

2013.4.20(土)

昨日、手続きをしたのですが、MacBook Proが不調で明日から入院することになりました。
丁度3年前に買って、Apple Careの延長で3年目の最後となるタイミングで入院です。

Mid 2010モデルであるMBPですが、Core i7を積んで、ノングレアのハイレゾ仕様という、
個人的には若干こだわりのあるモデルだったりしますが、だいぶお疲れの様子です。
使い始めの頃は、レインボーカーソルがぐるぐる回ってやたらと遅くなる怪現象に悩まされ、
天才バー(Apple StoreにあるGenius Barのこと)に持ち込んで診て貰っても、当時は原因がわからず。
ロジックボードとHDD交換をしたもの、さほど改善されなかった過去を持っています。
自分で買ったものとしては、漢字Talk 7ぐらいから何台か使ってますが、
歴代Macの中で、実はハズレだったのではないかと(^^;)

それでも、ほぼ毎日、おそらく稼働時間としては平均して1日10数時間ずつですから、
のべ1万時間以上は稼働してたのではないかと思っています。

自宅の机の上で使うつもりで、あまり持ち歩くつもりは無かったのですが、
たまに外の打ち合わせに持ち出したり、ブルベのゴールでも使ったりしていました。

サブマシンで残していたポリカーボネート筐体のMacBook(Intel)は、
途中で処分(譲渡)してしまいました。
机の下に鎮座している一世代昔のデスクトップPower Mac G5が、自分用としては唯一の現役マシンです。
たまに起動して使ってはいましたが、長時間動かすことはなく、さきほど同じことができるか?
チェックを兼ねて起動して試していました。

IntelでなくPower PCなので、Mac OSとしては、10.5.8という3世代前のもの。
SafariとFirefoxは動きますが、Chromeは動かないでしょう。
そして、Adobe Flash関係もちょっといろいろありそう。
一番困るのが、ルートラボが使えないことです。MicrosoftのSilverlightが走りません。
以前は走ってましたが、古いOSへの対応をやめてしまったらしく、
新しいSilverlightが無いと動かないルートラボでは役に立ちません。

ExcelはOffice for Mac 2004なので、xls形式での取扱が基本になりますが、
まぁそのあたりは、どうとでもなるでしょう。
蛇足ですが、ブルベ関係ではいまだにxls形式が基本です。
ファイルサイズが多少圧縮されるぐらいでxlsx形式を使うのは古いPCやアプリを使う人との互換性が無く、
あまりよろしく無いということでしょうか。

作業用のファイルは、ほとんどをGoogleドライブやDropboxに置いてあるので、
特に問題はなさそうです。
問題になるとすれば、Apertureにいれてある写真や動画のライブラリが使えない、ということぐらい。

GW前週なので、GWの間に戻ってくるか、もう少しかかるのか分かりませんが、
とりあえずしばらく、不自由な生活を送ることになりそうです。

どうしてもダメな場合は、家族用のiMac(Intel)などもあるので、深夜にこっそり使うなど、
できないこともないとは思っています。


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Nikon 1 V1 薄型レンズキット 投げ売り? 21800円 [ガジェット]

2013.4.20(土)

自転車以外のネタですが、今回はデジカメネタです。
昨年からNikon 1 J1を使っていますが、Nikon 1 Jシリーズは、ホイホイとマイナーチェンジが続き、
いまはJ1はカタログ落ち、J2が型落ち、J3が最新というような状況のようです。
ボディ形状などは見た目あまり変わってないので、パッと見違いはわからないでしょう。
※中身は違います:J1、J2と比べてJ3は有効画素数がUPなど。
 S1は有効画素数がJ1、J2と同じレベルですがローパスフィルターが無く高画質?
 なんだかバリエーションが増えすぎて追い切れません。

Jシリーズ自体、お手軽なミラーレス一眼(Nikonでは、レンズ交換式アドバンストカメラと呼ぶ)ですが、
ファインダは無く背面の液晶モニタで見ながら撮影することになります。

J1と同じ時期に出たV1の方には、EVF(電子ビューファインダ)がついているので、
J1よりも少しボディがゴツくなりますが、撮影自体はだいぶしやすくなります。
※あとメカニカルシャッターもV1にはついていて、J1には無い

V1(2011年10月発売)の後継機であるV2(2012年11月発売)は、
V1とは見た目がだいぶ変わってしまっていて用途も少し違うかもしれません。
※V2は後継機というよりも別物

たまたま検索していて、Nikon 1 V1 薄型レンズキットが、投げ売り?
という価格で出ているのを見つけました。

2013.4.20現在
カメラのキタムラ(ネット)で、Nikon 1 V1 薄型レンズキット 21800円
ブラックだけでなくホワイトもあるようです。

ちなみにAmazonだと、こんな感じ(写真を表示するためにリンク、ここが安いわけではない)
型落ちなので、Amazon直だと無くて、マーケットプレイス扱いでどこかが扱ってるぐらい


V1自体はたしかに型落ちですけど、薄型レンズが付いて21800円というのは、ちょっと欲しいかな、と。
ちなみに、この薄型レンズというのはNikon 1の交換レンズで定価31500円、実売18450円程度。

Nikon 1 NIKKOR (ワンニッコール) 10mm f/2.8 ブラック 1N10 2.8 BK

Nikon 1 NIKKOR (ワンニッコール) 10mm f/2.8 ブラック 1N10 2.8 BK

  • 出版社/メーカー: ニコン
  • メディア: 付属品

このレンズ欲しさに、買ってしまうのもアリだろうか?(自問自答)

世の中的には、コンデジでイメージセンサーが大きなものを搭載してきているものが出てきたり、
(例えば、NikonだとCOOLPIX A、PENTAX RICOHだとこれから出るGRとか)
そういうのに比べると、Nikon 1は画質的にどうなのよ?ってスペック的には思われるでしょうが(苦笑)

V1に10mm薄型レンズというのは、スナップ撮り用に持ち歩くには結構良さそうなんですよね。
サイズが小さいという意味で。

(おまけ)
J1やV1の互換バッテリーについては、過去に書いた記事がありますので、そちらも参照下さい。

J1、J2、J3、およびS1は、EN-EL20 が型番です。
ROWA製、互換バッテリー2個セット1600円(2013.4.20現在)
純正は1個で3740円

【2個セット】ニコン Nikon 1 J1 の EN-EL20 互換 バッテリー【純正充電器対応】

【2個セット】ニコン Nikon 1 J1 の EN-EL20 互換 バッテリー【純正充電器対応】

  • 出版社/メーカー: ロワジャパン
  • メディア: エレクトロニクス

V1用は、EN-EL15(D800 D800E D600 D7000用と同じ)が型番です。
ROWA製、互換バッテリー1580円(2013.4.20現在)
純正は1個で3709円

ニコン D800 D800E D600 D7000 の EN-EL15 互換 バッテリー 【残量表示&純正充電器対応】

ニコン D800 D800E D600 D7000 の EN-EL15 互換 バッテリー 【残量表示&純正充電器対応】

  • 出版社/メーカー: ロワジャパン
  • メディア: エレクトロニクス

V2用は、EN-EL21が型番です。
ROWA製、互換バッテリー2個セットで2260円(2013.4.20現在)
純正は1個で3942円

【2個セット】 ニコン Nikon 1 V2 の EN-EL21 互換 バッテリー【純正充電器対応】

【2個セット】 ニコン Nikon 1 V2 の EN-EL21 互換 バッテリー【純正充電器対応】

  • 出版社/メーカー: ロワジャパン
  • メディア: エレクトロニクス

SDカードは、SanDiskのSDHCカード 45MB/sぐらいのものがコスパ良いです。
連射とかした際の書き込み待ちとか、使い勝手が違います。

並行輸入もので、32GBで3280円(2013.4.20現在)
SANDISK フラッシュカード SDSDX-032G-X46(45MB/s)

SANDISK フラッシュカード SDSDX-032G-X46(45MB/s)

  • 出版社/メーカー: サンディスク
  • メディア: Personal Computers

並行輸入もので、16GBで1940円(2013.4.20現在)


本当は、こういうのじゃなくて、
自転車用に防水でもちゃんと写るコンデジを先に新しく買い換えたいんですけどねぇ。
(^^;)

Nikonだと型落ちのCOOLPIX AW100
いまは110が出てますが、価格は100が110の半額という。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) AW100 サンシャインオレンジ AW100OR

Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) AW100 サンシャインオレンジ AW100OR

  • 出版社/メーカー: ニコン
  • メディア: エレクトロニクス

たぶんOLYMPUSのTG-2あたりが、ブルベライダーには向いているのでしょうね。
この手のカメラは、さらに消耗品だし悩みどころです。


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輪行袋で注意すること(過去ログへの補足と注意) [BRM装備]

2013.4.19(金)

昨年書いた、次の記事がなぜか結構よく読まれているようです。
(ここは自称「過疎ブログ」なのに、この記事だけでなぜか累計4000PVぐらいあるので)

元々の主旨は、自分が使っているオーストリッチの輪行袋3種類の使い分けについてです。
スタンダードなロード220、軽量タイプのSL-100、そして嵩張るけどクッション性の高いOS-500

その前説的に、簡易な輪行袋として、タイオガのコクーンやパンダーニのものを紹介しています。
(自分では使っていません)

タイオガのコクーンについては、NHKの「にっぽん縦断 こころ旅」などでも使われていて、
そこから広まっているようにも思うのですが……
コクーン ポーチタイプ COCOON POUCH-BK タイオガ TIOGA 輪行袋 BAR02800

コクーン ポーチタイプ COCOON POUCH-BK タイオガ TIOGA 輪行袋 BAR02800

  • 出版社/メーカー: タイオガ
  • メディア: その他

地方のローカル線でいわば「黙認」されている輪行は、もしかしたらグレーゾーンなのかもしれません。
改札で駅係員から止められるケースがあるということを、人づてに聞くことが多くなりました。

輪行を認めてくれるかどうかは、公共交通機関各社の営業規則によるものです。
例えば、JR東日本の規則では、
第307条と第308条あたりが関係してきます。

>自転車にあつては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であつて、
>折りたたんで専用の袋に収納したもの

この解釈次第ですが「専用の袋」というものには、特に鉄道会社が認証などお墨付きを与えることはありません。
市販の輪行袋は、各製造会社(販売会社)が企画して販売しているものですが、
使用することについては、ユーザーが自分で確認する必要があります。
※元々は、競輪選手が全国各地の競輪場へ移動するのに認めてもらっていた国鉄時代の規則でしょうか。
 ランドナー全盛期はどうだったのだろう?フォーク抜き輪行でキャンバス地の輪行袋ですかね。
 フォークを抜くことで一番小さくまとめることができます。

まず、理解しておいていただきたいことは、輪行は「権利」というよりも「お目こぼし」です。

308条にこんな但し書きがあります(一部抜粋)
>列車の状況により、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められるときに限り、

ここをきちんと理解しておく必要があるでしょう。
市販されている「輪行袋」なんだから、これで乗らせてくれないのはおかしい。
とゴネるのはちょっと違うと思うのです。
駅係員によって、解釈が多少異なるという現状もあるでしょうが、
それは逆にいえばグレーなところがまだ残っているということです。
(オトナの言い回しです。白黒はっきりつけるとブラックとなるのが自明なので遠慮しましょう)

コクーンを使うかたは、シートポスト毎サドルを抜いてしまうとか、別の袋を上にかぶせてしまうとか、
もう少しスマートな工夫が必要かもしれません。
私は自分ではこのタイプは使いませんが、それはサドルが外に出るからといったことよりも、
前後の長さがとても長くなってしまうため、列車内で置き場に困るからです。
先頭か最後尾で、それぞれ1台か、半分重ねて2台置くのが精一杯です。
車いす用のエリアがあれば、車いすの方が使っていないときに限り、
そこへ置かせてもらうこともできますが。
緊急時にひとりで使うにはよいでしょうが、仲間と数人でこれを使って輪行というのは
あまりスマートな自転車乗りとは言えないでしょう。

ブルベ的には、緊急時に「ゴミ袋輪行しちゃったよ」と自虐的に語る事もあるようですし、
私も過去メカトラでゴミ袋輪行させてもらったことが1度だけあったりします。
が、それは本来NG(グレーではなくブラック)です。
ローカル線で黙認してもらえることはあっても少なくとも都市部でそれは通用しません。
※DNFしない不退転の決意で、あえて輪行袋を置いていった時に限ってそんなことがおきたともいう。
 通常は200kmでも輪行袋SL-100を携行しています。

オーストリッチ SL-100輪行袋 ブラック 重さ200g

オーストリッチ SL-100輪行袋 ブラック 重さ200g

  • 出版社/メーカー: オーストリッチ
  • メディア: その他
SL-100は、袋が薄いので取扱に注意が必要ですが、
緊急用にはこれに、エンド金具を用意しておけば事足りるはずです。
(何が必要かは前の記事を参照下さい。)


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