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福島にブルベを!714会津ブルベ200kmトライアル [BRM四方山話]

2013.3.28(木)

AJ神奈川のサイトに出ていますが、マヤさん主催で、
714会津ブルベ200kmトライアルが開催されるようです。
福島にブルベを!
と書かれた案内に、おぉっ!っと思った方はどうぞ。

詳しい情報はAJ神奈川サイトを参照下さい。

AJ福島とか、将来立ち上がる可能性があるのかな〜
楽しみ、楽しみ。

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台湾1200(2013/3/23〜27)・その先にあるもの [BRM四方山話]

2013.3.22(金)

ブルベを走り始めた頃には想像のつかない世界でしたが、
ひょんなことからPBP(Paris Brest Paris Randonneur) まで走ってしまったりすると、
いきなりの海外遠征ブルベだったり、1200kmだったりを経験してしまいます。
※個人的には北海道1200を先に走ってますが

その先にあるもの。
それは人それぞれ違うのでしょう。

(私の場合は、基本に立ち返って…というか先立つものがないので当面は海外遠征NG
 それはおいといて……)

海外ブルベに参加する気持ち的な閾値というかハードルがぐっと下がる人もいるようです。

明日から台湾で、ランドヌール台湾主催の1200kmが開催されます。
昨年秋に台湾で初めての1000kmが開催され、その時には結構日本からも参加者がいたと思います。
そして今回は台湾で初めての1200kmです。

PTP1200km
台湾ブルベ 1200 / P(ピントン:屏東)~T(タイペイ:台北)~P(ピントン)

私が知る限り、友人でもあるランドヌール3人が既に現地入りしています。
AJ北海道のヨシダさん、R東京のBongoさん、神奈川在住のShirakawaさん
おそらく今日3/22にも前日の集まりがあるのだと思います。

参考:AJ北海道 ヨシダさんのブログ

ブルベの世界は比較的狭く、いろんなところで知り合いの人に助けてもらっていたりします。
台湾1200kmの参加も、ヨシダさんが最初に行きたいと思ったところから、
「台湾ブルベ勉強会」なるグループを立ち上げられ、
台湾1200kmだけでなく、台湾ブルベに興味がある人が集まって、
事前準備などで情報交換をされていたようです。

勿論、単に誰かに助けてもらう、ということではなく、どこかで誰かの助けとなることをしている。
そういう人達が集まって、大きな意味での相互扶助で成り立っている世界なのだと思います。
現地在住のランドヌーズ matsumiちゃんから、ランドヌール台湾の情報を適宜(翻訳も!)入れて貰ったり
海外ブルベ経験豊富な inainaさんから、的確なアドバイスを貰ったり。
現地の人とつながっている人を介しての事前準備は、かなり心強いものだったのではないかと思います。

海外の長距離ブルベ(主にRMとして1200km以上のことをここでは指す)
そこへ足を運んでいる日本人はまださほど多くないと思いますが、
その先にあるもの、として捉えていたいと思います。

台湾語は分からないのですが、一部、英語版と日本語版で案内も出ています。
(参考:ランドヌール台湾)
台湾1200kmの説明:このページの下にワードのファイルで英語版、日本語版の説明が添付されてます。

台湾1200kmのGPSルート情報


台湾は日本から近く、また比較的親日というところもあるのでしょうが、
ブルベの世界でも、たしか前々回のPBPにランドヌール台湾の方が出るために、
600kmなどは日本で走ってSRを取得して参加されたような過去からのつながりがあったような
話を聞いたことがあります。
(私がブルベと関わる前の話なので、又聞きレベルです)

AJ北海道のヨシダさんが台湾1200kmへ行くのは、いろんな思いがあるのでしょうが、
来年AJ北海道で開催する1200kmへのプロモーション活動も兼ねていると聞いています。

北海道は、GWぐらいまでは雪の影響でブルベを走ることができません。
台湾は、冬でも暖かく、むしろ冬の方が気温的にはまだ走りやすいような土地柄です。
(今は気温27度とかそのくらい)

北海道の人は、冬場に走ろうと思うと、日本各地のブルベを転戦することになります。
最近はLCC(格安の航空会社)が出そろったことで、閑散期でもある冬場、
札幌から成田だったり関空だったり、また関空経由で福岡だったりと、
かなり格安な旅費で転戦できるようになったそうです。

が、札幌から台湾へ飛ぶのも、東京(成田)から台湾へ飛ぶのも、
実はほとんど旅費は変わらないという話もあるようです。

冬の寒い時期は、北海道から台湾へ走りに行き、
夏の暑い時期は、台湾から北海道に走りにきてもらう。

そんなことも将来のビジョンに入っているのだと思います。

自分はどうしようかなぁ、ってのはまた別の話ですけどね(^^;)

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AJ宇都宮10周年記念イベント [BRM四方山話]

2013.3.4(月)

一昨日の土曜日、3/2にAJ宇都宮10周年記念イベントがありました。
昨日の日曜日、3/3の200kmブルベの前日なので、参加するとしたら前泊が必要です。
うちから日立(久慈)までは首都高と常磐道を乗り継いで150km弱ほどあるので、
当日早朝移動でもブルベ単体なら大丈夫なのですが、
折角なので10周年記念イベントの方も参加させていただくことにした次第です。
(ぎりぎりエントリーを受け付けていただいたAJ宇都宮のみなさんに感謝)

本来は200kmブルベ参加ですから、土曜日の朝にブルベの支度をして、
自転車と荷物を車に積み込みます。
土曜日の日中、都内を抜けていくのは渋滞の有る無しで所要時間がだいぶ異なるはず。
余裕があるわけではないですが、記念イベント14時〜の3時間前、11時に自宅をスタート。
首都高3号線・用賀インターから乗りますが、池尻手前で少し詰まっていたので、
距離的には遠回りになりますがC2(中央環状線)経由に切り替え。
目的地の久慈サンピア日立には13時頃、2時間ほどで到着できたようです。
DSC_8501.jpg

少し時間があるので、近場でお昼ご飯を食べてから会場へ向かうと、既に何かやっている。
ドアをあけて中を覗いたところで、「あっ……」と思い出します。
その前の時間帯は、AJ宇都宮の総会をやっていたのでした。

最後の方でしたが、残り少しの時間傍聴させていただいてから、一旦休憩を挟んで、
14時から、10周年記念イベントがスタートしました。

参考:AJ宇都宮 10周年記念イベントのご案内(AJ宇都宮サイト)

ブルベの歴史、AJ宇都宮の歴史、聞いてみたかった内容だったので興味津々。
自分で調べたり、いろんな人から聞きかじってたりで既知のこともありましたが、
時系列で俯瞰して眺めて見る、という歴史のお勉強も大切です。
BRMが国内に導入される以前に、かつてあったルートNの話をチラッと聞けたのも、
個人的にはとてもためになりました。

後半、ランドヌール誌・田村編集長と、マキノサイクルファクトリー・坂西さん
※坂西(ばんざい)さんは、どちらかというと同人誌ロングライダース編集幹事という意味合いも?
のお二方によるお話も結構ツボってました。
この組み合わせでセッティングするAJ宇都宮、なかなかマニワ度合いが……(以下略)

内容については、参加できた人だけのライブのお楽しみ、かもしれませんので、
ここでは多くは語りませんが、公開可能なものがそのうちどこかで公開されたらいいな、
とは思っています。

夕方1時間の休憩を挟んで、懇親会にシフトしました。
会議室だった「うめ」から、宴会仕立ての「さくら」に会場も移動します。
DSC_8503.jpg

懇親会スタート前、セッティング中の様子
DSC_8504.jpg

丸テーブルが3つで、参加(予定)者は27名。
当日来られなかった方もいるので実際の参加者は若干減。

指定されたテーブルは「3」で、どこが「3」かとキョロキョロしてたら、
こんなものが、おそらく後からだと思いますがテーブルの上に(^^;)
DSC_8506.jpg

ビールなど、飲み放題らしいのですが……最初の方で瓶がどんどんチェンジされていた以降、
1時間もしないうちにパタッとビール補給のサイクルが途絶えました。

懇親会形式になっても、「お勉強」は続くのです。
まじめに聞き入ってたりすると、ビール飲む速度は限りなくゼロになるようです。
もっとも翌日ブルベを走りますから、ほどほどにしておくのが大人のたしなみなのでしょう。

このあたりは、「前夜際」と称して飲み会メインの遠征ブルベで集まり、
「良質なアミノ酸補給をしておけば脚がよく回る」と日本酒飲んだりするどこかの集団とは、
まったく趣が異なるようです。
あれはあれで、とっても楽しいんですけどね。
心置きなく飲めるのは後夜祭なので、前夜際は生殺しという説もあったりするのは、
多少通じるところがあるのかも?

自己紹介の時間が設けられていて、そこで聞けた話も結構面白かったです。
半分ぐらい忘れちゃってますし、名前と顔がなかなか一致できるほどまでは覚えられなかった、
というところはありますが。

2010年の宇都宮300で勿来に行く途中、まさかの雪に見舞われたブルベがあったのですが、
その話が結構出てきたのが軽く驚きでした。
自分にとっては、衝撃のブルベでもあった訳ですが、レインシューズカバー忘れたんですよ。
それ以外は防水システム完備!みたいな状態だったわけですが。
そこでちょっと雨に降られるぐらいの予定が、雪……
勿来に辿り着いた時には、足下がぐっしょり。シューズはずぶずぶ。
コンビニには靴下も売り切れ(近くのもう1件のコンビニで買った人がいたかも?)
そこまでは良かった。そこからがたいへんだった。
急にフラッシュバックする思い出があったりしつつ。

プレーンな情報としては、
参考:BRM403宇都宮300km(「ヘッドキャップ Part II -勿来への再訪決定-」ブルベ)

個人的には、この300kmで宇都宮の厳しさの一端を垣間見ることになり、
その後しばらく足は軽く凍傷気味だったのをひきずって寒さと冷たさに極端に弱くなりました。
場所は日立ですけど、AJ宇都宮のブルベに参加するのは、勿来以来3年振り。

話が脱線しがちなので、このあたりで切りますが、
にわかAJ宇都宮賛助会員としては、ほんとににわかですいません<(_ _)>
と思いながらも、楽しいひとときを過ごさせていただきました。


あとは会場の時間の制限がありますが、LELのビデオを見たり……

DSC_8599.jpg

すっかりお時間もよろしくなって、時間切れ終了となりました。
翌日もありますしね。おとなしく退散して、早めに爆睡することとなりました。


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AJ宇都宮・賛助会員になりました(いちおう) [BRM四方山話]

2013.1.16(水)

2010年に200km、300kmと2本だけしか走ったことがないのですが、
走力、とりわけ山坂道をのぼる力が圧倒的に弱い自分にとって、
AJ宇都宮というのは、違うカテゴリーのブルベだったりします。

2011年は、PBPへ行くことが目標になっていたので、AJ宇都宮のブルベには参加せず。
2012年も、スケジュール的に行けるのが夏の山岳シリーズのみで、
走力的に無謀なチャレンジは避けるのが基本戦略の自分によってエントリーは敵わず。

PBPがなければ、2011年に宇都宮山岳シリーズの1本でも走ってみたい。
そんな夢でチャレンジしたかもしれません。

そして今年2013年。
日程的に出られそうなブルベがあまりないのですが、
思い切って、AJ宇都宮の賛助会員に登録させていただきました。
※賛助会員については、AJ宇都宮サイトの説明を参照ください。

現時点では、明確な会員制度を敷いているブルベ主催クラブはAJ宇都宮だけ?
かもしれません。
かつては少人数でひっそりと北関東で開催していたのだと思いますが、
最近では上りの脚自慢のランドヌールが目指す聖地のような位置づけなのかもしれません。
たいがいの参加者はそれなりに健脚揃い。

平坦基調のブルベでも、最後尾をいつもキープしている私にとって、
そこはとても居づらいステージです。
でもね、平坦ブルベも一応はあるみたいだし、
何かキッカケがないと、ちゃんとエントリーしなさそうだし、
思い切って、今年は登録しちゃおうか?

少しだけ悩んだ末、先週登録依頼のメールを送ってしまいました。

宇都宮の思い出は200kmと300km、それぞれ1本ずつだけ。
記録としてはSNSの日記に、当時の言葉で書かれたものを見つけました。
こっぱずかしいところも多いですが、もう一つあとに転載しておこうかと思います。

自分のことを知っている人、なんとなく知っている人、
知らないけど、ここ(ブログ)だけは読んでいる人、
他の人からどんな風に思われているか知りませんが、
自転車乗り特有の三味線抜きで、単にしぶといだけで、あとはいたって普通の自転車乗り。
同じ年代の人と比べて身体能力はおそらく平均以下でしょう。
しぶとさと諦めの悪さをのぞけば、精神的にもさほど強くはありません。

クラブやブルベコースによって、「これは行けそう」「これはまるでダメ」
自分の実力がどの程度かは把握していて、
いまだと、そのあたりの見極め精度が高くなってしまいました。
それでいいのか?という気もしますが、天候要素を除くと、
「完走できる」と思ったブルベしかエントリーしないということです。

人それぞれ志向も違いますから、どれが正解ということはないですが、
自分でも、ちょっとつまらないかな?と思うこともあったりします。

少し頑張らないと完走できないブルベにチャレンジするか?
そういう気持ちになって、中長期で走力を上げていくような自転車の乗り方をするかどうか?
なかなか踏ん切りがつかなかったりします。(苦笑)


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雪が降るときどうすりゃいいの? [BRM四方山話]

2013.1.15(火)

昨日の朝9:30過ぎごろからだったか、家の近所では雪が降り始めました。
降り始めの15分ぐらいで「これはきたな」と警戒モード。

「今日必要な食材はすぐ買ってくるから」と10時開店のスーパーに徒歩で買い出しに出かけ、
その時点で「今日はもう外出できないな」とうちでは外出禁止令にしました。
いくつか食材をササッと買って10:10には帰宅して、
あとは「雪遊び」を自宅の玄関前でする子供以外は一切外出禁止。
(多摩川の河川敷行って遊びたかったけど、それも昨日は禁止)

降り始めだけで分かる気もしますが、天気予報で予め仕入れていた情報と、
自分の目の前で起きている実際の降雪を総合的に判断すれば、
その時点で「外出は危険」ということで間違っていないと思います。

このくらい分かりやすいと諦めもつきやすいですが、
ブルベで雪が降るときはどうすればいいのでしょう?

個人毎の耐寒性能も大きく違えば、装備も全く違うでしょう。
だから、何が正解ということは無いのですが、
自分の場合だと、「行けるところまで行ってみる」とか、
イベントだと普段よりもちょっとばかり熱くなって判断が甘くなる傾向が強いです。

降雪となる区間の予想と、積雪量。
あまり積もる前に走破できると踏めば、そのまま走ってもよいかもしれません。
平地が晴れか雨で、山岳で雨が雪に変わる程度の雪であれば、
平地に降りてしまえばやり過ごすこともできたりします。

でも平地で降り始めた時には、その先の距離と時間次第で、長時間まだ残っていれば、
潔く諦めた方がよいかもしれません。
そのあたりは、コース見合いでの判断が必要になると思います。

ブルベで「走り続ける」「やめる」は全て自分の判断によるものです。
誰かが強制的に「走れ」とも「やめろ」とも言ってくれる訳ではありません。
だから、天候判断は日頃から自分で考えて、その考えに基づいた行動を取るクセを
つけておくことが大切です。

(おまけ)
場所にもよるので、あくまでも東京都内の話として聞いて下さい。
昨日の朝、雪が降り始めてから、車や自転車で出かけた人とは、
たぶんリスク管理の観点で全く違う次元に住んでいる人なんだろうなぁ、と思いました。

昔はよく上越、信越方面へスキーへ出かけていたので、多少雪道の運転経験はありますが、
都内であの雪の降り始めを見たら一切外に出ようという気が無くなります。
数年に一度の大雪でなくても、毎年降る少しの雪でも都内の交通は麻痺しています。
雪が前提の道路でもないし、殆どの車が雪道で走れるような装備では無い。
それが現実です。
自分の車が四輪駆動+スタッドレスだったり、雪国で走ることはできても、
都内の雪では無力です。
それは、殆どの車がサマータイヤ(夏用のタイヤで雪道ではグリップしない)だということ。
道路幅は元々広くないので、1台スタックしたらその道路は使えなくなるということ。
ちょっとした狭いところや、普段気にもしないゆるやかなスロープ。
そこで停まった車が再発進できずにスタックしてしまうことは、よくあることです。
反対車線も流れが止まってしまえば、引き返すこともできなくなります。
家の近所、あと数百mというところで、どうしようもなくなる場合も結構多いのです。

自分が走れても、周りが装備不足で走れずに道路が使えなくなる。
そして自分も身動きが取れなくなる。
これは都内の降雪ではいつも起きる事象です。誰もが知っているはずのこと。
過去の経験からしっかり学んで、次に自分の行動を変えていく。
それができない人が多いというのは、どうにも悲しい話です。

勿論、仕事や所用があって、どうしても外出しないといけないという方もいたでしょう。
でも、出かけたら帰ってこれないリスクがある。
車は最悪、途中で捨ててくるぐらいの覚悟がないと走り出すことはできません。
だからもし外出するとしたら、徒歩+電車。
そして出先とか途中で身動きがとれなくなった時用に、最低限のビバーク装備を持って
行くことにするでしょう。


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寒くても走る?走らない? [BRM四方山話]

2013.1.13(日)

2013年に入って2回目の週末です。
先週は、AJ神奈川の逗子200とAJ静岡のいちご200が開催されていました。
国内ブルベの初戦となった両ブルベとも、人気の高いコースです。

そして今週は、関西以西でブルベが開催されているようです。
AJ岡山の瀬戸内海200とA近畿の高松400(しまなみ海道)。

AJ岡山は、しばらくお休みされていたようですが今年から復活してまたブルベを開催することになった
主催クラブのようですが、少人数募集で主催も完全ノースタッフ体制、かつコースも山岳寄りと、
若干、エントリーには敷居が高く、近づきがたい雰囲気があったりするようです。

A近畿の高松400は、冬の寒い時期の、しかも今年初のブルベで、
いきなり400kmから始まるというのは、結構思い切った開催のような気がしますが、
世の中の変態さん達には大好評なのかもしれません。
きっと罠がいっぱい隠されていると思いますが、それも折り込み済みで、
各種変態さんが今頃楽しく走っていることでしょう。

年末年始にかけてはかなり冷え込んでいましたが、今日の東京は日中10度以上まで気温はあがり、
風も弱く冬のサイクリングには問題無い気候になっています。
東京近郊、特に海沿いに近いエリアに限っては、1月は比較的天候が安定していて、
早朝の寒ささえしのげば、200kmブルベの開催であれば問題無くできる季節だったりします。

ブルベシーズンが1月初スタート、10月末エンドとなっていること、また、
いまはまだ日の出が一番遅い(今日まで東京で6:51が日の出時刻)のですが、
日の入り時刻は少しずつ延びていくわけで、この時期の開催は7時スタートで200kmぐらいが
丁度よかったりします。
17時よりも少し早い時間に日の入りとなりますが、10時間ぐらいは明るい状態で走れるので、
殆どの区間をライト無しで走行することができるはずです。

雪が積もらないエリアに住んでいると、通年で年がら年中自転車で走り回ることは可能です。
若いうちなら、冬場がっつりお休みしても暖かくなってからまた再開して問題はないはずです。
ところが年を取ると、あまり休みすぎると、元に戻すまでにかなりの時間と距離を踏むことが
必要だったりします。

寒くても走る?走らない?
毎年、冬になるとつきつけられる質問だったりします。

ブルベを走るか?と聞かれれば、今は「無理して走らないよ」という感じです。
自分自身にとってのブルベシーズンは4月がスタート。
そこから200km、300km、400km、600kmを走れば、多分それで十分。

寒い時期から無理して走る必要性はあまり感じなくなりました。
好きな人は年がら年中走っていたいのでしょうし、それはそれでいいと思いますけど、ね。

日中暖かい時間帯に、ちょろっと走る。
冬場のサイクリングとしては、身体に負担をかけないぐらいで、
短時間・短距離でもいいよね、と思う今日この頃だったりします。

今、200km走ると、翌日走れなくなるぐらいダメージが出ることは
自分でも分かっているので、そのあたりはゆっくりと。
のんびりしすぎですが調整ランのみでしばらくは過ごします。

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Randonneur10000を目指す?目指さない? [BRM四方山話]

2013.1.8(火)

正月から寝込んだまま、いまだに自転車乗れてない状態だったりしますが、
軽めのブルベ話でも。

つい先日、AJサイトに、Randonneur 10000の表彰について案内が掲載されたようです。
参考:表彰/Randonneur 10000【ランドヌール10000】

原文の方を少し前に読んで、へぇ〜ってぐらいの感じでは知っていましたが、
日本語でAJサイトに説明が載ってくると、なんとなくリアリティが出てきます。
詳細はリンク先のページで読んでみてください。

私自身は、一昨年完走できたPBPをもって、Randonneur 5000の受賞資格を獲得しました。
PBPの認定が昨年の頭に正式に届いて、昨年秋にAJを通じてR5000の申請を行ったばかりです。
R5000の表彰がいつくるかなぁ、というのが今のお楽しみ。

ACP公認BRMの歴史は古いですが、R5000がこれまでの表彰では最高峰のもの。
おそらくR5000受賞者は山のように増えているもの、フランス国内で古くから走っている
ベテラン勢にとっては何か新たな表彰資格が必要だったのでしょう。
(推測)

R10000の受賞資格をリンク先から読んでみると、必須イベントが5つ挙げられています。

1. ACP認定BRM全シリーズを2回ずつ:200、300、400、600、1,000km 
 より長い距離のブルベで代替することはできません。
 必ず200、300、400、600、1,000kmの認定が必要になります。
2. パリ・ブレスト・パリ・ランドヌール1,200kmを1回
3. PBP以外のRM(Randonneurs Mondiaux)認定の1,200㎞以上のBRMを1回
4. Fleche Velocioを1回(日本ではFleche Velocio の規定に基いたFleche Japonでよい)
 360kmを超えて走った場合、360kmではなく実際の認定走行距離で申請が可能です。
5. シューペル・ランドネのランドヌール部門

ちなみに私の場合、今どうなっているかというと、2つ足りません。
1つは、ACP認定BRMシリーズ1000kmを1本しか完走していないため、もう1本認定が必要
もう1つは、シューペル・ランドネのランドヌール部門が1本

ブルベにたらねばはありませんが、前者はチャンスが無かった訳ではありません。
最初にSR(WSR)取った2009年にそこで満足せず、1000kmも行っちゃえ〜!!
と勢いにまかせて、
オダックス埼玉のアタック秋田1000kmに出ていれば完走できていたかもしれません。
でも、その時はもうお腹いっぱいだったんですよね。
SRを獲ることがその時の目標であって、それが取れただけで良かったと思ってましたから。
600km走って、さらに400kmを続けて走るなど、だいぶ逝っちゃってる人達だ。
「SRまでは普通の人でも走れるけど、それ以上は変態」(当時の個人の感想ですw)

1000kmはチャンスがあれば走りたいと思っているので、スケジュールが調整できて、
自分の体力・精神力がきちんと準備できていたら今年の秋に宮城1000kmへチャレンジしても
よいかな、と思っていたりします。
(年初に寝込んでいる最中には、今年はSRギリギリ獲るぐらいで終わるかな?と弱気だったり)

後者は少し状況が違っていて、日本でもSR600コースが3本も新たに出来るという話があって、
実は「えぇ〜」って驚いていたりするところです。
最初にSR10000の話を原文で読んだ時に思ったことは、
「プロバンスで山岳パーマネントかぁ。さすがに自分には敷居が高すぎるなぁ。」
という、諦めの境地に近いものでした。

体力的に山岳パーマネントコースを走破できるようになる。
それを目標に地道にトレーニングをしていけば、走って走れないことはないのかもしれません。
でも、まずはそれが第一の関門。
そして、次の関門は海外でソロで4日間も走り続けることができるのか?ということ。

これまでの海外自転車経験は、最大限に沿道の住民までもが私設エイドでサポートしてくれる、
特殊な世界でのPBP1本のみです。
平地だし、途中にBARもあるし、そういうのが無い場所では、住民のサポートがあったりする。
かなり手厚いサポートの中でお祭りライドで走らせて貰って、それでもギリギリ完走というのが、
その時の自分の状態だったりします。

海外で全く土地勘のない山岳コースを、ソロで走れるのか?
補給はどうすればよいのか、といった細かいところからつまづきがあるはずです。

いつか行ってはみたいけど、もう2周りぐらいレベルアップしないと、
自分にはチャレンジする入口にすら立てないだろうな、と思った訳です。

ところが国内でSR600となると、山岳パーマネントは単に「のぼれるか」というだけの話に
敷居が一気にガクンと下がってくるのです。
ある程度の走り込みと、適正な体重へ戻すだけで、
国内のSR600であれば完走は見えてくるはずです。
(いや、それもそんなに簡単な話じゃ無いですけどね。万年最後尾グループの私としては)

ここまで書いといて何ですが、自分自身では、今年その2つを完走してR10000というのは、
まだあまり意識していません。
宮城1000km走れたらいいな、と思っているだけですが、日程があうか、
また開催時の気象条件がどうか?というところは運任せだったりしますし。

もっとも気にしているのは、本国フランスで長いことブルベを楽しんでいるベテラン向けに
R10000が出来たのではないか?
海外の新参者がホイホイ、それを簡単に獲ってしまっていいのだろうか?
という、素朴な疑問もあったりするのですけれど。
(これは個人の感想であって、別にそんなことには拘る必要もなく
 獲りたい人はホイホイ獲っちゃっていいのでしょうが。でも、なんとなく。)

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SR600、国内でも実施されることに [BRM四方山話]

2012.12.29(土)

SR600: Super Randonnées 600 が国内でも開催されるということが、
AJサイトに掲載されているようです。
参考:AJサイト
規則やコースについては、そこから辿って知ることができるでしょう。
AJサイトを熟読してどういうものか知るのが今現在では唯一の情報源です。
主催クラブのオダックス埼玉(2コース)、AJ宇都宮(1コース)情報が
出てくるのも待ち遠しい感じですね。

(おまけ)
SR600については、Super Randonnées というBRMとは違うカテゴリになります。
ACP: Audax Club Parisien はフランスの総本山のようなところになりますが、
そこで実施されている、フランス国内のローカルなパーマネント(BRMとは違うカテゴリ)で、
山岳スペシャルな600kmです。
参考:ACPサイトにある説明(概要) 

風光明媚な山岳ルートを走る、「特別な」もののようです。
600kmで獲得標高が10000m以上、上りが増える分が考慮されるのか、
制限時間は50時間ということになっています。

パーマネント自体が、国内ではあまり馴染みがないでしょうから、
それはまた別途説明が必要だと思いますが、私も実際にはよく知っているわけではありません。

SR600が何故?日本国内でも実施されるようになったのか?
おそらくそれは、Randonneur 10000というR5000の上の表彰が関係しているのでしょう。
日本国内で、かつてはSRは限られた人が通年で200kmから600kmまでの4本を完走して得られる
貴重な受賞だったのでしょう。
その上にあるのが、PBP:Paris Brest Paris Randonneurs への出場と完走。

さらに、PBPの完走と、フレッシュの完走、さらに4年以内に積算で5000km以上の
認定走行距離を完走していると、Randonneur 5000 という表彰がありました。
このRandonneurs 5000の受賞資格のひとつにフレッシュがあり、
そのフレッシュを国内でも走れるようになったのは、実はそう古いことではありません。

2007年のPBPを完走した人達が、R5000を取得するためにという目的があったのだと想像しますが、
2008年に初めて日本でフレッシュが行われました。
参考:A埼玉の2008年フレッシュ

そして、2008年に国内で初めて、R5000受賞の表彰者があらわれたということです。

R10000というのは、ACPが新たに用意した表彰のようですが、
その受賞資格としては、R5000のほぼ倍のような感じでもありますが、
200km、300km、400km、600km、1000kmを各2本ずつ
PBP、および別の1200kmを各1本ずつ
フレッシュを1本、さらにSR600を1本必要とされています。
期間は6年以内で積算の認定走行距離は10000km以上。
R5000を取得している人であれば、
他の1200kmを1本、1000kmを2本、そしてSR600です。
参考:ACPのR10000

ここまで書けば、推測できると思いますが、
R10000を取得するために、フランスまで飛んでプロバンスでパーマネントのSR600を走る。
それが出来たらとても幸せなのでしょうが、PBPなどのイベントと違い、
SR600はパーマネントで(コース閉鎖でない限り)いつでも走れるものです。
少人数グループやソロでチャレンジすることは素晴らしいことですが、
若干敷居が高くなりすぎてしまいます。

おそらくそれが理由で、国内でもACPのSR600に準じたパーマネントを作り、
SR600と同等ということで認めてもらえば、R10000の受賞へのチャレンジが、
比較的門戸の広いものになるのではないでしょうか?

コース情報など、まだ公式には出ていないと思うのでわかりませんが、
2013年に走れるだろうということを期待して、続報を待ちたいと思います。

↓ ポチっと一押し「読んだよ」みたいなノリで押していただけると嬉しいです。

2013年シーズン始めまで、あと2週間 [BRM四方山話]

2012.12.23(日)

あと2週間で、国内ブルベで一番早いスケジュールのBRM106となりました。
オフシーズンも長いようで短かった訳で、もうそろそろ始動する時期になっています。

私自身は冬場はあまり走らないつもりでしたが、4月のフレッシュを目指して、
最低限の走力は維持していたいのと、チーム走行練習を兼ねていくつかのブルベを走りたい、
ということで月1〜2回は近隣クラブのブルベを走らせてもらう予定にしています。

2012年シーズンがどうだったか?
自分の中では、あまり本番での走行が出来なかったことが、かなり心残りでした。
試走とか下見では、それなりに走っていましたが、ひとりで走るのは好きとは言え、
やはりどこか味気ない(苦笑)
2013年シーズンは普通にいろんなブルベを走らせて貰う人の割合を多くして、
裏方に徹するのは自分の直接担当分ぐらいに絞りたいと思う次第です。

BRM106はAJ神奈川の逗子200を走る予定になっています。
最後尾付近でのんびり走っていると思います。
12月はそれなりに控えていたつもりですが、結構飲食しまくりで身体が鈍ってます。
スタートが鎌倉300ではなく逗子200なので、なんとか走れるとは思うのですが、
年末・年始、軽めに少し走って調整しておきたいところです。

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「台湾ブルベ勉強会」に入りませんか? [BRM四方山話]

2012.12.16(日)

来年春にランドヌール台湾主催の1200kmが開催される予定になっています。
日本国内からも参加を考えている方がいらっしゃると思いますが、
私のPBP戦友でもあるAJ北海道、よしださんが、「台湾ブルベ勉強会」に入りませんか、
と呼びかけていらっしゃるようです。

まずは台湾1200kmの参加に向けて国内での参加予定者間で事前情報交換ということでしょうが、
その後、台湾で開催されるブルベ全般についても扱っていくとのこと。
オンラインで情報交換するためのツールは、サイボウズLiveを使っているようで、
登録メンバ内でのみやりとりできる非公開というものになります。

詳細は、よしださんのブログを参照下さい。
関町寮の自転車日誌 台湾ブルベ勉強会(2012/12/16)
そこに、よしださんの連絡先も載っています。

面識が無くても大丈夫だと思いますが、ちょっと遠慮がちになってしまうということであれば、
Twitterやfacebookで私とつながりがあれば、そちらに連絡して頂いても結構です。
よしださんにご紹介させていただきます。

私も、台湾1200kmは子供の春休みとか諸々の事情があって参加する予定はないのですが、
台湾ブルベには興味があるので、こっそり参加させてもらうことにしました。

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