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天候見合いと開催可否と [BRMスタッフ見習]

2013.9.1(日)

 今日は各地でイベント、レースが行われているようですが、現地の天候によっては開催への影響がやはりあったようですね。

 佐渡トライアスロンは、国際A/B/Rタイプのスイム競技が中止とか出ていました。デュアスロンになっちゃうのかな。そういえば、TriさんがAで今回スイム3.8kmを泳ぐとか意気込んでたような・・・
知り合いが出ていると、競技の変更は残念だなぁ、という気になりますが、天候によるものでこればっかりは仕方ありません。

 乗鞍は、コース短縮で開催されたとか。(Twitterとかでは斜め読みしてますが、公式にはまだ情報が出てなかったり?)

 レースはレースで全く違う世界なのでよくわかりませんが、短縮されても開催されれば誰が一位とか順位は確定できるんですよね。だから中止より短縮開催の方がまだ救いがあると傍目に見ている限りそう思う訳です。
実際にレースに出ている人はフルで戦いたかったとかあるでしょうけど。

 ブルベだと、ブルベが距離に対する認定でしかなく、イベントとしては開催か中止しか選択肢は無いわけです。
(まれに開催して途中で中止ということもあるかもしれませんが、私は知りません)
このあたりは他のレースイベントとは判断基準や判断自体が大きく変わるところかもしれませんが、主催側に回ると、天候見合いで開催可否を判断するのは、それなりに悩ましい思いをすることになります。

 遠征がらみだったりすると移動や宿泊が伴うので「中止になるなら早めに中止にしてくれ」という考えもあるかもしれません。でも、ブルベの場合の最終判断はスタート直前にしか行えません。
天気予報はあくまでも予報であり、実際の天気は気まぐれです。前夜に荒天予報でも、急に回復して翌朝にはほどほどのコンディションになっていることもよくある話です。

 自転車乗りなら誰しも経験があると思いますが、金曜日に土曜日の天気予報を見て「明日は雨か。じゃあ飲んじゃえ!」とばかりに飲み歩いて翌朝ゆっくり目覚めたらいい天気だったとか。(^_^;)

 そんなわけで、悪天候が予想されても最後まで開催可否は諦めずにスタート直前まで引っ張るのが一番妥当な判断だということになるのでしょう。

 ブルベ自体は、本来、参加者がそれぞれ「走るか、走らないか」を判断するところから始まります。
そういう意味では、ひとりでも出走する意志がある人がいれば、中止というのはあまりよい判断では無いのかもしれません。そういうところを丁寧に大事に考える主催者であれば、どんな天候であろうが中止ということは公式には行えないのかなぁ?と想像することもあります。

 一方、そうは言っても限度があって、スタート時点で既に天候が荒れていて、さらに悪くなる方向の気象条件であると予想される場合、主催者は勇気をもって「中止」という引導を渡すことも、もしかしたら必要なのかもしれないと思っています。

 このあたりは個別のブルベのコースや当日の気象条件によって、判断は一律に前もって決められるものではありません。各主催クラブ、主催者が個別にその時点での最善の判断を考えるしかないのでしょう。

 私自身は元は海系もやっていて、海況の急変とか痛いほど味わってきています。山で遭難したことは幸いにしてありませんが、海(漁船など)で遭難しかけたことは2度ほどあったり。
撤退できるポイントや判断基準を自分なりにいくつも事前に仕込んでおいて、その閾値を超えたらすぐに撤退するようなことができないと、自然を相手にする遊びはできないと思っています。

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