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Nikon 1 AW1 防水・耐衝撃レンズ交換式カメラが出るらしい [ガジェット]

2013.9.19(木)

 前々から噂では聞いていましたが、Nikon 1シリーズで防水・耐衝撃という新しいカメラが発売されるようです。

ニコンのプレスリリース 2013年9月19日
世界初の防水・耐衝撃レンズ交換式デジタルカメラ「Nikon 1 AW1」を発売

 コンデジでは防水仕様もいくつか出ていますが、ミラーレス一眼(ニコンではレンズ交換式アドバンストカメラと呼ぶ)では防水・耐衝撃というのは初めてだとか。

 ニコンで防水と聞くと往年のNIKONOSシリーズを連想してしまいますが、Nikon 1 AW1は水中撮影メインだったNIKONOSとは違い、カタログスペックで水深15mまで。
スキューバダイビングで水中写真撮影をするためにはシャロー専用すぎてちょっと使い物にはならないでしょうが、多少素潜りができる人であれば水深10m程度までの珊瑚礁や砂地で遊べるかもしれません。

なつかしのNIKONOS-V

 実はNikon 1 J1には専用のハウジングも出ていました。ミラーレスはコンパクトな筐体なのでカメラ本体のボリュームが小さくて済むのでハウジングも相対的に小さく出来るわけで、水中撮影機材としても結構いいかな?と今は殆ど潜ることが無くなってしまったもの、カタログ検索しながら使い手を想像してみたり。

Nikon 1 J1/J2用 ハウジング

Nikon ウォータープルーフケース WP-N1

Nikon ウォータープルーフケース WP-N1

  • 出版社/メーカー: ニコン
  • メディア: エレクトロニクス

Nikon 1 J3/S1用 ハウジング

Nikon ウォータープルーフケース WP-N2

Nikon ウォータープルーフケース WP-N2

  • 出版社/メーカー: ニコン
  • メディア: エレクトロニクス
 AW1が出たとしても、本格的な水中撮影だとカタログスペックで水深40mまで耐えられるハウジングを使って、カメラはS1(ローパスフィルターレス、水中撮影用モードあり)を選択する方がよさそうです。

 水中(水深があるところ)での撮影を除けば、Nikon 1 AW1は、防水コンデジよりもステップアップしたカメラとして、自転車乗りでミラーレスを背負って走るような人にも向いているかもしれません。
コンデジでは無いので、レンズキャップを付けていると手で外さないといけないとか、レンズが出っ張っているからコンパクトにジャージポケットに突っ込んだりということはできませんが、ショルダーストラップを短めに付けて肩からぶらさげて背面にのせてというような使い方であれば、常時携行できると思います。

 AW1でいいな、と思うのは防水だけでなくレンズも含めて耐衝撃というスペックになっているところ、また、カメラ本体にGPSが内蔵されていることでGPSデータも同時記録でき撮影場所の特定がしやすいところでしょう。
防水コンデジのAW110などにはGPSユニットは搭載されてましたが、Nikon 1シリーズだとV1/V2で外付けGPSユニットが提供されていますが、内蔵はこれまでありませんでした。

 ブルベコースの下見とか試走時に、通過点を撮影してくることが多いのですが、自転車だと防水でないGPS付きのコンデジで都度スナップを撮ってくることで済ませています。ちゃんと撮影すればよいのでしょうが、気づいたところでスナップを撮る感覚で集めてくると、解像度が足りなかったりピンボケだったり(これは腕がわるい)で、内々でチェックする分には使えますが、外に向けて提示できるような代物では無かったりします。
 車で回るときはNikon 1 J1で撮って来てますが、こちらはGPSがついてないので(よく知ったところであれば、どこで撮ったかは自分でわかりますが)たまに正確な場所が思い出せずに困ることがあります。

 機材に頼るわけじゃないですが、あればあったでもう少しちゃんと撮れるかな、という程度のお話ですが。
防水じゃないカメラでもいいのですが、汗やボトルの水を何かの拍子でかけてしまい、隙間からカメラ内部に入り込んでしまうことがあるわけです。
RICOH GR Digital IIとかは汗が原因で塩害のように基盤まで浸食されてしまったこともあるので、安いカメラなら諦めもつきますが、防水でないカメラを自転車で持ち歩くのは少し躊躇するわけです。

 発売当初はそれなりに価格は張ると思うので、すぐには買えませんが、多少こなれてきた頃に調達してみたいと思っています。

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経験のなさを他人の知識で補えるか [BRM初心者講座]

2013.9.18(水)

 自分が教わる方でも、教える方でも、このあたりは永遠のテーマのひとつかもしれません。
経験していないことをどうやって学び、自分の知識として取り入れ実戦で活用していくのか?

 完成形というわけではありませんが、それなりにブルベを走っていれば自分なりの装備のパターンや各種判断基準が身についてきます。日々進歩するかもしれませんが、始めたばかりの当初から比べると穏やかな進化になります。

 他の人の経験から来る「こうするといいよ」的な知識は、実はとてつもなく役に立つものですが、受け手がそれを理解できるまでのレベルに来ていないと受け取ることはできません。またそのレベルに達していたとしても、自分で考えて積極的に理解しようとしない限りは無理でしょう。たくさんの事例やヒントが目の前に置かれていても、気づくことなく流してしまう人が大半です。

 リスクを関知する能力が低ければ、「たいしたことない」「じぶんには要らない」みたいな感じで高をくくり、何も対策を取らず考えることも無く、やり過ごしてしまうことでしょう。

 自分の求めるスタイルに合うか合わないか、という判断は必要ですが、どうして他の人はそんなことをやっているのだろう?という事例に対して理由を探る視点がもてるかどうかでも、大きく違うのかもしれません。

 分かりやすい例を言うと、200kmのブルベを初めて走るような人の大半が、小さな尾灯を申し訳程度につけた状態でスタート地点へやってきます。CR2032あたりのボタン電池を使った小さな尾灯。
200kmで殆どが昼間の走行ならそれでいい。そう思って割り切っている人もいるかもしれません。そこは個人の判断です。でも、ファストラン志向でg単位で装備を削って速さを求める人ならそれもありでしょうが、何度かブルベを走っている人で、そんな小さな尾灯だけで走っている人はごく少数派になっていきます。

 そんな小さな尾灯では役に立たない、ということを経験的に知っているからです。
(車を自分で運転しない人は、このあたりあまりよく理解しにくいかもしれませんが、自転車で誰かの後方を走っていても気づける人は気づけます)

 実際に大型の尾灯に付け替えるタイミングは人それぞれでしょうが、経験者の話を聞いて「それなら最初からつけておこう」という人と、夜間走行や昼間でも荒天で視界の効かない国道を怖い思いをしながら走ってようやく気づいて「やっぱり変えておこう」という人と、どちらが自分にとって望ましい姿かを考えた方がよいと思うのです。

(補足)
大型の尾灯がついていたからといって後方からの追突事故を完全に防げるということにはなりません。
ただし後方からの追突事故は公道上ではそれなりの件数発生していて、実際にブルベ中でも起きています。
そうなったときに「自分の装備で事足りていたか?」という事を事後になって反省するのでは遅いのです。

 リスク管理は「たぶん無いだろうけど万一の事態に備える」ことが必要になります。どこまで見越して装備を持つか、余裕をもった走行計画を立てるか、またそれが実現できるような走りを日頃のトレーニングで身につけておくか、そのあたりも最終的には人それぞれ、という言葉でしか言い表すことができません。

 スペアが足りなくて機材トラブルでDNFというのは別に恥ずかしいことではありませんが、どうしても完走したかった、とか思い入れのあるブルベでは、それなりに後悔することになるでしょう。
何度同じトラブルに見舞われても、同じような装備しか持って無くて自分で対応できない、という人もいます。それはそれでその人のスタイルだと思うので尊重したいとは思いますが、傍から見ていると「勿体ないなぁ」という気がするのも、またひとつの見方です。

 自分自身、「学ぶ」「まねぶ」というところがそれほど得意な方ではないので、学ばない人の気持ちが理解できないこともないですが……2回やったら、3回目は防げるようにしよう、ぐらいの判断基準は先に決めておいてもいいのでは?と思ってしまいます。

 ちょくちょくここで書いているのは単なる事例のひとつでヒントにしか過ぎませんが、それなりに走ったうえでの経験に基づいた装備だったり諸々の話だったりするわけです。ここに限らず先人の知恵はうまく拝借して、自分のものとして消化していく方がスマートだと思う次第です。

 ここでも記事によっては玉石混淆でしょうが、
あたりのカテゴリーで書いている記事はそれらの多少のヒントにはなると思います。

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足もみながら白湯飲んでます [トレーニング]

2013.9.17(火)

 どうも夏の暑い時期から体調が下降線。停滞しまくりで身体がいまひとつシャッキリしません。
冷房病なんだかビールの飲み過ぎなんだか(苦笑)

 6月から長引いてる膝裏の調子の悪さもなかなか改善する気配がなく、どうしたものだか。

 さすがにちょっとこのままでは不味いと思って、民間療法というか東洋医学的なものかもしれませんが、連休中に台風で少し暇だった時間を使って足の裏をもんでみることにしました。本当は上手い人にやってもらうのが一番なんでしょうが、週1で通うとかだと間に合いそうもありません。毎日もむには自分でやるしかないでしょう。

 台湾式、もうちょいマイルドなところ、長年そういうところに通ってたこともあり、見よう見まね?で足裏の反射区とかどうもめばよいか、素人ながら多少はわかります。昔からどこが痛むかというのは殆ど変わらないのですが、今はどこをもんでも痛い、痛い、痛すぎる。

 実家の本棚にも一冊置いてあったような気がしますが、基本に戻って台湾式というか官足方の本をポチってみたり。これだいぶ古い本なんですね。初版が1986年と書いてある。

足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった―足心道秘術 (マイ・ブック)

足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった―足心道秘術 (マイ・ブック)

  • 作者: 官 有謀
  • 出版社/メーカー: 文化創作出版
  • 発売日: 1986/07
  • メディア: 新書

 その頃自分は、せいぜい青竹踏みとかゴルフボールを足裏で転がしてぐらいのことをやってたような気がします。
一時期流行った街の足裏マッサージに通い出したのは、もう少し後ですね。

 自分の足を自分でもむには、痛いところをしっかりもむのが無理だと思うのですが、それでもやらないよりはマシなので、基本的なところを押さえつつ足裏全体痛いところをくまなくもみはじめました。

 今はネットで検索すると、足裏反射区の図解はすぐに見つかるので、それ見ながらでも見よう見まねでは場所はわかるでしょうが、適当な順番でもんでいきます。
左足の腎臓、輸尿管、膀胱、ともむのがまず最初。本当はそのあとも順番とかあるでしょうが、とりあえず今自分で一番痛い場所を中心にもむのを優先しちゃってます。

 心臓、肝臓は少し強めにもまないとしっかり入っていかないので、気合いを入れて。胆嚢はポリープがあったりするので、胆嚢と肝臓まわりはいつも痛い場所です。内臓まわりはボロボロですが、胃腸まわり、各種臓器がどこを押しても痛い。
 足裏反射区だと載ってませんが、足の側面のところで押してかなり痛い場所が肩、肘、膝。こんなに全身ボロボロでよく生きてるなと思えるぐらい。

 ふと思い出して、部屋の隅に片付けられていた古いフットマッサージャーを引っ張り出してきて、それも利用して少し時間をかけてながら作業でもんでみます。
手でもむほうがよいのでしょうがそうすると他になにもできなくなるので、マッサージャーに足を載せてゴロゴロもんでもらいながら、他の作業をしてみたりということですね。 

 足裏だけでなく、脹ら脛というか頸骨、腓骨の側面ももんで、あとは膝上10cmまでもむように本に書いてあったので、そのあたりはあまり慣れてないもの、膝上の筋肉や腱をマッサージするような感じで少しもんでおきます。

 ある程度もんだあとは、白湯を500ccほど飲んでおしまい。水をいれたジョッキをレンジにかけて白湯にしてから、ごくごく飲んでしまいます。結局のところ、足裏をもんで溜まっていたいろんな余分なものを血液経由で腎臓へまわして尿として排泄していくだけのことです。

 もんだあとしばらくすると30分ぐらいストンと寝落ちしてしまったりするのですが、やたら眠い、怠いというのを経て、少しスッキリしてきました。昨日は朝、昼、晩と1日3回やって、その都度寝落ちしてたり。

 足裏をもむのは足底の筋肉ももんでいることになるのでしょうが、膝裏の痛みはどうも足底からつながってた張りのような感じで、足裏をもんだことで膝の痛みが少し緩和してきました。と同時に、膝周りは自分が思ってたよりさらにボロボロだったことも何となく分かって、これが自転車で走ってて今ひとつ不調でうまく走れない原因のひとつだったかもしれないと思うに至りました。

 膝まわりは、もう少しじっくりリハビリ的な運動も入れて完治させるようにした方がよさそうです。


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台風は通り過ぎたけど [その他雑談]

2013.9.17(火)

 台風18号は、増速して一気に東北を駆け抜け、昨晩21時台に北海道の根室沖あたりで温帯低気圧にかわりました。
台風の東側はあまり雨がふらず、西側が北から回り込んでくる雨雲で激しい雨を引き連れたような感じだったのでしょうが、東北地方でも各所で大雨による浸水被害が発生していたようです。

 十和田200でお世話になっている八戸近郊の方のところでも、浸水、避難などがあったようで、facebookやtwitter経由でほぼリアルタイムの遠く離れた友人、知人のところの情報がわかるのはありがたくもあり、心配の種がリアルタイムで増えるという話もあり複雑な心境です。

 ご自宅など家屋の浸水も後片付けが大変でしょうが、農地の冠水はかなりの被害が出そうで心が痛みます。

 うちも多摩川べりに住んでいるので他人事ではありません。区が出している洪水ハザード地図を参考にすると、0.5m未満の浸水という色に塗り分けられていますが、多摩川の氾濫から避難するには、0.5m〜1mという場所を抜けて国分寺崖線を上って高台へ行く必要があります。が、崖の手前には先に氾濫する可能性の高い丸子川が流れています。逃げ場を先に失ってから、自分のところが水没していく地帯なので、あまり悠長に構えていたらいけないのでしょう。

 実際は多摩川よりも、丸子川などかつての用水など住宅街を縦横無尽に走っている小規模な河川や暗渠がゲリラ豪雨の雨水で溢れてしまう方が可能性は高く、こちらの方はこの夏の大雨、ゲリラ豪雨がくるたび防災メールなどで雨量情報、水位情報が何度か注意または警戒として流れていたりします。

 昨日は雨があまり降らなかったこともあり、多摩川の河川敷は昨日の夕方にはランや自転車(ママチャリ系)に乗る人が走り始めていて、グランドの冠水も収まったようです。
河川敷まで水位があがってしまうと、護岸が流されたり、河川敷全体がヘドロ状のもので覆われ異臭を放つなど酷いことになります。今年はそれが今までのところは無かったのが救いですが、酷いときは年に2度連続でやられる時もあります。

 一時期はかなり防災用の備蓄とかしっかり備えていたのですが、最近だいぶおろそかになってきています。
そのあたり少し整理して備えておかないと、と思う次第ですね。


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台風情報を見ながら思うこと [その他雑談]

2013.9.16(月)

 京都、滋賀、福井で気象特別警報(大雨・土砂災害、浸水害)というあまり聞いたことがない警報が出されていたり、進路予想をみると関東から東北にかけても直撃コースのように見えたり、最悪に近い台風なのではという感じがします。
(※京都は9:58に特別警報から警報にレベルが下がったそうですが)

 特別警報は最近出来た基準らしいですが、尋常ではない、ということを強く認識する必要があるでしょう。

参考:気象庁 特別警報について

 東京でも風雨が強くなってきていますが、警報や注意報とかはあくまでも参考情報にしかすぎません。
自分の身は自分で守るということを考えて行動できる人でありたいと思う次第です。

 個人的には今日は一日家の中で過ごします。夕方、台風通過後に風雨が弱くなった時点でその後の外出が可能か判断しますが、それまでは屋内退避です。

 今日は祝日で学校はお休みです。先日、朝の通学時間帯に大雨が直撃していた日がありました。
子供の通学する時間の直前に学校から緊急連絡があり、遅刻しても遅刻扱いしないので様子をみて登校するように、というお知らせが来ました。

 うちは風雨の強い時間に子供が「行く」というのでそのまま登校させてしまいましたが、30分ずらして登校した子供達はあまり風雨が強くないところで通学できたようです。また、そういう連絡がない学校でもアメッシュ見ながら自主的に登校時間をずらした親御さんもいらっしゃるようです。
 天候の読みは難しいとは言え、このあたりの災害への備えや判断は、少しずつ考え方が変わってきているように思います。

 昔は、集団行動が是とされ、上から指示がこない限りは「休めない、遅れるわけにはいかない」という意識で、無茶な通勤・通学などがわりと普通に行われていたように思います。一部の人達にはエクストリーム通勤が「エライ」みたいな変な風潮もあったりして、迷惑なことしきり。

 これが、最近少しずつ「状況にあわせて個人が判断」することが是とされるように変わってきたようです。

 自分の判断で、こういう天候でも外へ出て行く、というのは誰にも止められません。でも、何かあった時には、その結果の責任も自分で受け止めるしかないのです。そのリスクを背負ってまで行けるか天秤にかけて判断するのは自分です。

 まともな成熟した大人の社会ではこれは当たり前のことでしょうが、実際に何かあった場合は後になってから、「あのとき止めてくれれば」と、誰かに責任転嫁をし出す人達がいます。
そういう意味では、残念ながら日本はこのあたりが、常に誰かのせいにしたがる傾向が強く、自分の判断で招いたことを自分で責任を取ることをしない文化が根強く残っています。

 天気は自然です。気象庁がコントロールしているわけではありません。
それでも「警報が出てなかったから」とか言い出す人達がいるでしょうし、避難勧告も「聞いてなかった」とうそぶく人達もいるでしょう。

 実際、避難勧告とかが出ても、その事の重大性に気づかずに過ごしてしまうことはよくあることです。また、後になって避難しなくても大丈夫だった、という状況になり本来なら「よかった」と喜ぶべきところ、「なんだよ、避難しなくてもよかったじゃないか」と毒づくようなこともたまに聞く話です。

 絶対の安全はありませんし、リスクに対して備える行動が確実に報われるという保証もありません。
それでも自分で考えて、自分の身は自分で守るしかないのだと思います。

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なにも考えずに参加する人 [BRM初心者講座]

2013.9.15(日)

 自分で考えて自分で判断する。当たり前のことですが、それができない人も結構多いようです。

 「自己責任だから」という一言ですべて放置プレイでいいかというと、そういう訳にもいかないこともあり、傍目に見ていてウーン(-_- )とうなってしまう場面に出くわすこともよくあります。

 たまにゴール受付で、PC不通過で失格となる人がいます。おそらくこれは今に始まったことでなく、昔からよくあることなのでしょう。今ではいっぱしのランドヌール然としている人が、最初の頃はとんでもない間違いをしていたとか笑い話で聞くこともよくあります。

 それでも、友人、知人にブルベを走る人がいたり、そうでなくても自分で探せば、いまや専門誌や雑誌の特集記事、個人のブログやSNSなど、いたるところにどうやって走っているか、多くの情報が転がっています。
(玉石混淆すぎて、中には嘘に近いものも混ざってますが、その中からマトモそうな情報を取捨選択する力も必要です)

 公式に提示されているルールだけでは、読み取りにくいものもあるかもしれませんが、たいがいの場合、ブリーフイングの最後に「質問は?」と主催者から訊かれているはずです。その最後のチャンスを逃してしまえば、主催者側からは何も手を差し伸べることはできません。


BRM/AJ規定より引用

第8条 コース、チェックポイント、ブルベカード

スタート時に、走者はブルベカードと、経路とチェックポイントの位置を示したキューシートを受け取る。走者は経路に沿って走らねばならない。もし経路から離れたら、経路から離れた地点まで戻って経路に復帰しなければならない。主催者の指示のない場合にはショートカットや迂回路を通ってはならない。走者はブルベカードに印を貰うためにチェックポイントに止まらねばならない。主催者は経路沿いに未公表のチェックポイントを置くことができる。これは通知された経路を走行することを参加者に守らせるためである。

主催者はAudax Club Parisienのブルベカード、もしくはACPに承認されたローカルなブルベカードを使用しなければならない。

引用おわり

 国内のブルベでは、有人PCの設置よりも(主催者の負担が大きくなりすぎない為)コンビニなどを利用した無人PC設定で、通過証明をそのコンビニのレシートの日付・時刻で代用する方法が比較的多く使われています。
東京近郊だと、AJ宇都宮は有人PCを設置していることが多いですが、そこですら全てのPCが有人ということはなく、無人PCが活用されています。
(追記:PCというのは point de contrôle ポワンドコントロール、フランス語です。英語だとチェックポイントとなり、ブルベの経路を正しくたどって走るかをチェックするための場所ということです。PBPとかへ行くと単に contrôle コントロール と呼ばれているようです。)


 クラブによっては最低限での少数スタッフでの運営を是としているところもあり、全てが無人PCというところもありますし、場合によってはゴールの受付も無人で、参加者が自分で記入して郵送するなど、工夫されているところもあります。

 ブルベを実際に走っている人に取っては、無人PCはわりと常識に近いものですが、それすらも「知らなかった」とゴールでこぼす参加者がいます。全くの初めてで誰も友達もいない、という場合もあります。ゴールで初めて、主催スタッフから、事細かくブルベカードと無人PCとレシートの関係の説明を聞いたり、ということもあるわけですが、だからといってそこで救済措置はありません。PC不通過は失格となります。
「次回はちゃんとPCを回ってください」という話をゴールでするのは、スタッフとしてもやるせないものがあります。

 一部の人達は「自己責任」という言葉を厳格?に捉えすぎていて、放置プレイをしておいた方がよいという考え方もあるでしょう。人それぞれ考え方が違うので、そういう人には言っても仕方ないでしょうが、友人だったり知り合いだったり、また、同じブルベという自転車遊びをする仲間として、気づいたら「見て見ぬフリ」をするのは、どうなのかな?とも思ったりします。

 自分がスタッフ側に回る前でも、たまたま近くを走っていた人が、
・キューシートを持っていない(存在すら知らない)
・PCでレシートを貰うことを知らない(PCで止まることすら知らない)
・ウインドブレーカーを着たら反射ベストが下になってしまっている(反射ベストの用をなしてないので本来失格)
というようなことに出くわすことが何度もありました。

 その都度、お節介かとは思いつつ、声をかけたりしてきていますが・・・

 人間だれしも最初は知らなかったり、抜けていたり、ということはあります。
本来はそういうことの無いようにちゃんと事前に調べてから参加するのが筋だとは思いますが、だからといって、そういう人を見かけたときに放置したままでいいかというと違うでしょう。

 周りが手を差し伸べてあげる必要は絶対ではありませんが、ランドヌール気質としては、困っている人がいれば手を差し伸べるというのが基本ではないかと思います。それをアテにしすぎている人は軽蔑されるかもしれませんが、それでも必要な場合は手を差し伸べるのです。


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GPSリアルタイム位置情報 [BRM四方山話]

2013.9.14(土)

 宮城1000kmを走っているランドヌールの一部の方が、リアルタイムでGPS位置情報を発信しながら走っているようです。たまにこんな遊びをしている人がいますが、知っているとこっそり地図上を介して観戦できたりします。

 TwitterとかのTL越しだと、PCだったりどこかの休憩地点でチョコチョコっとしたコメントと写真があがっていたりすることも多いですが、リアルタイム位置情報は刻々と移動していく様が垣間見れたりして結構生々しいものがあります。特に長距離になればなるほど、延々と走り続けている様子を時折眺めることができるのが不思議な感覚です。

 それ以外でもライトやGPSのスペアバッテリーを大量に搭載する必要があったりするのに、さらに位置情報をあげげるための端末の外部バッテリーも持参するのは、重量増加もありますし万人向けではないでしょうが、見ている方としては陰ながらこっそり応援しやすいところもあったりします。

 電波が無いところだと途切れてしまいますけどね。


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flick!号外 iPhone 5s/5c最新情報&買い方ガイド 100円!買い! [ガジェット]

2013.9.13(金)

 iPhone5s/5c発売を前にして、今日から5Cの予約受付が始まるそうですが、
やってくれましたよ。

 ガジェット関連に強い、flick!(電子出版のみのガジェット雑誌)
今月号が出たばかりで、Appleの発表(国内は一昨日9/11)はその後だった訳ですが、なんと号外対応。
デジタルだから?いえ、編集長のタクタさんがものすごく頑張ったからだと思います。

 たしか、今年の国内発表はプレスで招待された人数がかなり少なかったはず。
その中にちゃんと潜り込んでるタクタさん、さすがです。
(他にもなぜか知り合いのガジェットに強いご近所のライターさんも参加してたようですが)

さっき(今日の午前中遅い時間)校了みたいな話があったはずが、
雑誌オンラインでは、すでに販売されたそうです。

直接リンク
flick!号外 iPhone 5s/5c最新情報&買い方ガイド

(追記)
その後、続々といろんなところから配信されているようです。
詳しいことはこちらをご参照下さい。

普段はzinioで買ってますが、この速さは驚異的。
雑誌オンラインで買ってみようかと。

web媒体だけでなく、電子書籍の雑誌でもこんな芸当ができるとは。
単なる情報の羅列じゃなくて、ちゃんとレイアウトとか製本しても大丈夫なぐらいのクオリティで仕上げてきているのにこの速さ。すごいなぁ。


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ブルベを初めて得たもの・失ったもの [ご挨拶・説明]

2013.9.13(金)

 子供の頃に乗っていた自転車を除くと、大人になってから暫くの間、自転車からは遠ざかっていました。
街乗りの自転車を再び手に入れたのは三十歳になってから。休みの日に近所の公園とか、少し離れた美味しいお店まで車では行きづらい場所へ行くのに重宝していました。

 スポーツ自転車と呼べるような代物に返り咲いたのは四十歳になってから。BD-1でポタとか輪行とか面白いよ、って勧められて、当時は15万円を超える自転車なんて!って思ってたのをかなり思い切って買った記憶があります。

 翌年、今のロードを買って奥多摩とか楽に行けるようになりました。ひとりで行ける範囲は1日で200kmにはちょっと足りないぐらいですが、自宅から奥多摩を回って丹波山村にタッチして帰ってくると160kmぐらいになり、そのくらいは普通に走れるようになって、また往復で120kmぐらいになる名栗のカフェには毎週のように通っていた時期もありました。

 元々、身体能力がさほど高くない自分が自転車の力を借りると、あまり無理しなくても遠くまで走っていける。
風を感じ、景色を眺め、何も考えず真っ白な頭で延々と走り続けていける。そういうのがとても清々しく、毎日のように自転車を乗り回す日々がありました。

 その後、ブルベに興味はあったもの、なかなか一歩が踏み出せなかったところ、たまたま知り合った人達がブルベを走り回っているということで、「走ってみなよ」と誘われてブルベの世界に足を踏み入れました。
当時は200kmは走れましたし、最初のブルベの前にはオーバーナイトで直江津まで走ったりもしていたので、まるっきりのロングライド初心者ではなかったもの、それでも初めての200kmはドキドキしたことを覚えています。

 四十代前半、体力的にはだいぶ衰えていたとはいえ、ほぼ毎日走っていれば、それなりに自転車は走れるようになり、なんとか頑張れば600kmまで走れるということも知りました。

 今はそれから5年経って・・・もう四十代後半でじきに五十も近づいてきたわけですが・・・

 ブルベを一緒に走る仲間は増えました。自転車関係でのつながりは今となっては半分ぐらいがブルベつながりのような気がします。知り合いが増えるのは嬉しいことでもあり、そういう意味では大きなものを得ています。

 一方、自転車を楽しく自由に走る、という意味では、なんとなくここ2〜3年、思い切って自分のためだけに楽しんで走れる時間が極端に減ってしまったように感じます。
中途半端にまじめなところがよくないということかもしれませんが、なかなかスパッと全てを切り替えて割り切ることが難しいのが課題なのでしょうが。

 今年は、2つ目標があって、どちらも達成せずにブルベシーズンを終えていきます。
ひとつは1000kmを走ること。今日からスタートする宮城1000km。今回は家の予定で今週末抜け出せない用事が発生してしまったため、すでにDNSとなって裏でこっそり応援するだけになっています。

 もうひとつはパーマネントの試行。SR600ではない普通のパーマネントが国内で開催できないか、ということを前々から考えていて、今年はVCR青葉から別のクラブを作って、そこでクラブローカルのパーマネントを試行してみることを楽しみにしていました。こちらの方は、クラブ自体の運営がスタート前からおかしなことになってしまい、昨年11月時点でクラブとして行うことは出来ず個人でどこまでやれるか考えてみたのですが、他にやるべきことがたくさん出来てしまい、そこまで手が回らなかったというのが正直なところです。

 当たり前のことですが、自転車乗りだから、ブルベライダーだから、といって全ての人が善人ということではありません。いろんな人がいることを前提に、ブルベとの関わりも自分の中で再構築していく必要があるようです。

 2008年に1本、2009年と2010年の2シーズンは、お客さんとしてブルベの参加者だけで活動してきました。2011年、2012年、2013年と3シーズンほど主催側の活動もしてきました。自分の中では当たり前になっていることでも、そうでない人もたくさんいるわけです。
おかしい、と思ったことは、おかしいと言い、既存の人達ができない(やらない)のであれば、自分でやればいいじゃないか、というのがこれまでのスタンスです。
「こうだといいな」という希望を伝えることはあっても、「そうしてくれないとやだ」というのは他の主催者に言えるようなものではありません。必要だと思うなら自分でやればいいだけです。そう思って、いろいろよかれと思ってやってきています。
それが面白くない人達がいたとしても、それはそれで仕方ないでしょう。なぜなら万人が納得できるような物は存在しえないからです。
また、自分ができるレベルもステップアップするには実際に経験を踏まえてでないと出来ないこともあり、いきなり全てを実現することはできません。

 今年1年は、かなり多くの物を失いながら、なんとか最後まで当初約束したBRMの開催だけは、本当にようやくなんとかやり遂げられそうだ、という目処がようやくついたところです。1005の定峰200開催にはまだちょっとしたハードルがひとつ残っていて、そこをどうクリアするか、また当日の運営を考えると楽観視はできないのですけど。

 来年の準備は既にスタートしています。来年は失う物が無いように必要な準備を少しずつ始めていますが、多くの人の協力を得てやっていくには、それなりの労力が必要だったりします。
ブルベの参加はある意味自由で気楽です。自分のことだけを考えて参加する、やめる、で済むだけの話ですから。
主催となるとスケジュールどおりに運営されるように主催者はコミットする必要がある。主催者も普通の人間ですから家庭も仕事もある。場合によっては病気で倒れることもある。だから主催者個人でなく主催チームとして複数メンバでそのことをコミットできるようにしていける体制が必要になってきます。
3年前に主催側の手伝いを始めた頃から、常にバックアップ体制を敷くことの重要性を念頭において活動してきたわけですが、現実はそこまで追いついておらず、実態として主催担当が倒れたら終わり、というような運営しかできてきていません。そこを抜本的に改善して、誰かのクラブでなく、自分たちのクラブである、という形にもっていくのが来年の目標のひとつであったりします。

 プライベートで無くオープンなクラブ運営をするのは、かなり骨の折れることだと推測できます。
が、そういうことを目指して実現させていくのも、やりようによっては面白いのではないかと思っています。


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デジカメ車載の落とし穴 [ガジェット]

2013.9.12(木)

 先日、久しぶりにRAMマウントにデジカメを付けて車載映像を撮ってみました。
が、、、やたらとカメラがぶれているようで、すぐに中止(´・ω・`)

hx10v_1.JPG

 どうもマウントではなく、デジカメ本体が揺れています。
まさかと思いましたが、本体のねじ穴のところを中心にグラグラと。

これ、わかるかな。軽く揺らしているのですが、デジカメ本体がグラグラしてます。


こんなこともあるんですね。

 以前使っていたデジカメは北海道1200やPBP、その他何度かブルベで使ってますから、車載状態で少なくとも2000km以上は走り続けてますがこんなことは無かったです。
同じメーカーの後継機ですが、廉価版になって筐体の作りをだいぶケチっているのかもしれません。以前のモノは合金、これは樹脂製のようですし。

車載は2回目、総合計距離は50kmに満たず三脚ねじ穴で固定ができない状態になってしまいました。

hx10v_3.JPG


RAMマウント自体はがっちりホールドしてくれるので問題ないのですが。

私がハンドルに付けているのは、こんな感じのものです。
(ハンドル径にあうかどうかは要確認)

【RAMマウントシリーズ】 Uボルトベース RAM-B-231ZU

【RAMマウントシリーズ】 Uボルトベース RAM-B-231ZU

  • 出版社/メーカー: RAM MOUNT
  • メディア: エレクトロニクス
これに汎用アームの短いのをかませて、
【RAMマウントシリーズ】 アームパーツ RAM-B-201U-A

【RAMマウントシリーズ】 アームパーツ RAM-B-201U-A

  • 出版社/メーカー: RAM MOUNT
  • メディア: エレクトロニクス


デジカメ側は、カメラホルダを三脚穴に差し込んで使います。
【RAMマウントシリーズ】 カメラホルダ(三脚ネジ付) RAM-B-237U

【RAMマウントシリーズ】 カメラホルダ(三脚ネジ付) RAM-B-237U

  • 出版社/メーカー: RAM MOUNT
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このカメラホルダのパーツを他のものに変えれば、GPSとかも自由な場所・角度で固定できたりします。
(ボール付きジョイント+各種ホルダ など利用)

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